〜リリアン女学園高等部文化祭にて〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 第四話

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 壮観。

 恭也の抱いた感想を、ひと言でまとめるとこうなる。〔山百合会〕による、『シンデレ

ラ』の上演。

 同好会の撤収準備が終わってからだったので、最初から観るというわけにはいかなかっ

たものの、練習を積んだだけの事は確かにある、そう思わせるに充分な内容だと、恭也は

感じていた。

 観客席に何気なく目を向けると、花寺学院の生徒なのだろう。二十人程、男子の集まり

が見える。柏木が、同級生なり後輩なりを招待していたに違いない。

(晴れ姿、か……)

 本当なら、自分は入進学や卒業、成人式を除けば、晴れ姿とは縁のない生活を送るはず

だった――そう思い込んでいたのだが。

 ところが、ここ最近はどうだろう? ちょっとした事がきっかけで、えらい変わりよう

だ。それも有数のお嬢様学校の中で舞を舞う事になるとは、考えもしなかった。

 いや、今は自分の奇妙な境遇よりも目の前の舞台だ。

 見ると、祐巳は懸命に意地悪な姉の役を演じているが、恭也の観点ではどうしても、

(意地の悪い姉、と言うよりは……お茶目な妹、かな)

 人柄というものが表に出るようだ。もっとも、それもまたご愛嬌と言うべきだろう。継

母役の江利子の方がはまり役に思えるのは、恐らく気のせいではあるまい。本人に言えば

怒られるかもしれないが。

 お城の舞踏会に行くための服にも事欠くシンデレラに、魔法使いが条件付きでカボチャ

の馬車と盛装を用立てる場面。

 ドライアイスのスモークがひとしきり祥子の周りを覆い、

「ビビデ・バビデ・ブー!」

 魔法使い役の令がスティックを軽やかに振るや、薄汚れたそれまでの衣装が、目にも鮮

やかなアイボリーのドレスに様変わりした。

(見事……)

 ここでも、祐巳はスモークの陰で祥子の衣装の仕掛を動かして、演技のサポートをこな

している。前日の事があってから、息がぴたりと合っているようだ。物語の進行にも滞り

が見られない。

 その後、城での舞踏会でシンデレラは、並み居る花嫁候補――志摩子や由乃などが演じ

る――の中から王子に見出され、ダンスを踊る事になる。

 王様役の聖、王妃役の蓉子、共に役をしっかりこなしている。この辺りは流石であった。

が、それ以上に、王子役の柏木が前日の事など露も見せずに、役を見事に演じ切っている

のは素直に評価しなければならない、そう恭也は思う。

(むっ?)

 そのダンスの場面、恭也は祥子のほんのわずかな動きの違いを見逃さなかった。それに

よって生じた、柏木のわずかな――こんな表現で済んだ分、ある意味賞賛に値しよう――

表情の変化も。

「小笠原さん、やってくれる」

 思わず呟いた。恭也が見た限り、祥子は踊りながら三度、柏木の足を踏んづけていたの

だ。わざと――しかもハイヒールで。

 もっとも、だからとて恭也は柏木に同情していない。自覚の有無はおいても、彼はそう

されるだけの言動をしたからだ。

(あれは、痛いだろうな)

 と、思いはしても。

 そこから先、ガラスのハイヒールを巡る逸話を経て大団円に至る終盤。柏木と祥子のツ

ーショットは一幅の絵にもなりそうなくらいだ。

 呼吸の合った、華麗なラストダンス。観客をひとしなみ魅了した後、王子とシンデレラ

は結ばれ、ついに終幕となる。

 カーテンコール、そして観客からの大きな拍手を、恭也は静かに見守っていた。

 

 

 

 

 

 舞台がはねた。体育館でのプログラムは全て終了した事になる。

 この後の閉祭式は生徒達だけで行われる為、一般開放は式の始まる三十分前まで、とい

う事になっていた。雅楽同好会もこの頃には既に、海鳴への帰途に着いている。

 それにしても、同好会顧問の久我と三薔薇さま、そしてリリアンの職員との間で一体い

つ、どのようなやり取り――外交上の取り引き?――が成されたものか。

 もう少しすればそのセレモニーが行われるのだが、撤収どころか残留する事になってし

まった恭也に、現時点でするべき事は何もない。

(はずだったんだが……)

 軽食を出していたクラスの前を通りかかったら、売れ残りだと言うフライドチキン(骨

なし)を無料でもらったり、体育館での舞を見たと言う何人かの生徒に見つかって、包囲

された挙句色々と質問攻めに遭ったりと、何故かやけに忙しかった。それでも、三奈子や

蔦子、ついでに柏木に見つからなかっただけ、まだ幸いだったろう。

 そうこうしている内に、閉祭式の開幕を告げる校内放送が入り、生徒達は皆体育館へと

移動する。もっとも、式そのものは形式的なもので、これが終わると後片付けを経て、後

夜祭に突入するわけだ。

 一時的に、閑散とした雰囲気になった学園の中で、恭也は今度こそ、何もする事がなく

なってしまった。仕方なく、次第に冷めてきたフライドチキンを片手に、中庭に出る。

 秋の涼しい風がさっと吹く度に、葉のついた並木がさらさらと揺れる。

 先日、蓉子と座って話をしたベンチに近付いて、恭也はそこに先客を見つけた。

(猫、か)

 リリアン女学園の、このだだっ広い敷地の中だ。猫の数匹、いたところでおかしくも何

ともない。海鳴大のキャンパスにも猫や犬が何匹もいた。さかのぼれば、卒業した風芽丘

学園にも猫や犬の集まるスポットとやらがあって、弁当なんか持って行くと埋まってしま

う、などという笑い話の種になっていたくらいだ。

「……」

 顔を上げた猫と目が合う。多少薄汚れた感じだが、結構元気者に見える。

「隣、いいか?」

「にゃ」

 恭也は、当たり前のように腰かける。だが、もしもこの場面を誰かが間近で見たら、き

っと驚くだろう。何故に猫が言う事を聞くのか、と。

 それはともかく。恭也は一緒にもらったキッチンペーパーを猫の目の前に敷き、その上

にチキンを半分、大きめに割いて乗せると、残り半分を黙って食べ始めた。それを見て、

猫もかぶりつき始める。しばらくは、ただ静かに時間が過ぎていく。

 仲良く半分こでチキンを平らげてしまうと、恭也は後始末をしてから再び猫の隣に腰か

ける。既に猫の方は恭也を味方だと思っているようで、逃げようともしない。猫の背中を

撫でてやりながら、体育館の方へ何気なく視線を向ける。

 上演が終わった後の〔山百合会〕メンバーは、皆輝いて見えたものだ。

「素晴らしい演技だったと思います」

 恭也の感想に、三薔薇さまを始めとする皆が、美しい笑顔で応えてくれた。眩しかった。

同時に、それは手に届くものではないような気がした。そこまで考えが及んで、恭也はほ

ろ苦い笑みを浮かべる。

(高町恭也……お前は今、何を思っていたんだ?)

 何度か、首を左右に振って、猫の背中を撫でていた手を離す。不服気ににゃあ、と鳴く

猫に優しげな視線を投げかけると、

(やはり、帰ろうか)

 そう、考えた。いかな久我のお墨付きや、リリアン側の黙認らしきものがあったとして

も、このままでは居心地が悪過ぎる。

 だが、考えている時点で遅きに失していた。気が付くと、閉祭式は終わったらしい。校

舎に戻る生徒達の姿を、ちらほらと見ることが出来た。

 そして程なく、恭也は三薔薇さまに捕捉され、〔薔薇の館〕に連行されたのである。

 

 

 

 

 

 夜空に向けて、ゆらゆらと伸びていく炎。

 後夜祭のファイアーストームの周りで、生徒達がフォークダンスに興じている。オクラ

ホマミキサー、ジェンカ、マイムマイム。聴いた事はあっても、リズムに乗ってまともに

踊った事のない曲が軽やかに奏でられ、それに合わせ生徒達が輪になって踊る。

 その様を、恭也はトラックの外の土手に腰を降ろし、静かに見守っている。

 あの炎の中に、学園祭に傾けた想いを投げ込み、天に託して思い出に変える――形とし

て残るものは少ないが、皆の心の中にそれは、確かに残るのだ。

(思い出……か……)

 恭也は〔山百合会〕のゲスト扱いで後夜祭に加わっていたが、しばらくして、そこから

一度離れてみようと思い――特に理由はない――別の場所に移動していた。

 炎の柱の側からの視点では、恭也のいる場所はちょっと見えにくい。日中だったらすぐ

に気付くような場所なのに、陽の落ちてしまった今の時間、そこは闇と言う名の死角に姿

を変えているのだ。

(俺の役目は、終わり……だな)

 輪の中に混ざりたい、という気持ちは特にない。ただ見ているだけでも良かった。

 多分、これからも〔山百合会〕のメンバーとは、それなりに親交を温める事は出来るか

もしれない。もちろん、蓉子達の好意は感じている。だが恭也は、そこから先に踏み出そ

う、とまでは考えていない。始末の悪い事に、むしろその方がいいとすら思っている。

 御神流の剣士は、闇の領域で己が護るべき光の為に、その剣を振るう――例えこの手を

紅い血に濡らそうとも。しかしその紅さに震え、慄く光もある。であればこそ。そう、だ

からこそ――グラウンドを一望出来る土手の上で、ふたつの気配に恭也は気付いた。取り

とめもない思考を中断して、その方向に視線を向ける。

 影がふたつ、グラウンドから離れていくのが夜目に見えた。

(……どこへ行くつもりだ?)

 何となく気になって、恭也はその後を静かに追う。しばらくすると、二つの影はマリア

様の像の前に立っていた。

 弦楽四重奏が、何故か東京音頭を奏でている。恭也はそのへんてこな響きに苦笑しつつ、

影の方に注意を向けた。マリア様の像の近くの銀杏の樹に寄りかかって。二つの影のいる

場所から見つけるには、そこはあまりにも暗い。

「ありがとう。今の私が笑っていられるのは、祐巳のおかげよ」

「えっ? で、でも……私は何も……」

 祥子と、祐巳の声だった。

「してくれたのよ。自分では分からないのかもしれないけれど、確かに、ね……だから」

 ほんの少しの間を置いて、

「これ、祐巳の首にかけてもいい?」

 恭也は合点がいった。先日蓉子から聞いた〔スール〕になる為の儀式を、祥子は祐巳に

行おうとしているのだ。〔姉〕が〔妹〕に姉妹の証としてロザリオを授受する、それは神

聖な儀式。

「だって、昨日はくれないって……」

「当たり前でしょう? シンデレラを交代してくれようとしているあなたに、ロザリオを

受け取ってもらっても、嬉しくなんかないわ」

「えっ、それじゃ……」

「賭けとか同情とか、そんなものは無しよ。これは、神聖な儀式なんだから」

 しばしの沈黙の後。

「お受けします」

「ありがとう」

 恭也は音もなく、それまで寄りかかっていた銀杏の樹を後にした。ここから先は見ない

方が良い。野暮と言うものだ。

 それまでいた場所に戻ろうと歩き始めた時、打ち上げ花火が夜空に小さな花を開く。そ

して曲が『マリア様の心』に変わる。後夜祭も、いよいよ佳境に入りつつあった。

 

 

 

 

 

 戻った途端、

「恭也さん、どこに行ってたんですか? もし戻って来なかったらと思って、心配したん

ですよ?」

 全然心配していないように見える表情の江利子に見つかって、そのまま手を引っ張られ

た挙句、直ちに放り込まれたのは〔山百合会〕メンバーの輪の中。

(……俺に、ワルツを踊れと?)

 出来れば遠慮したいのだが――本当はそう言いたかったが、今更遅い。

「もちろん、最初は私と踊っていただけますよね?」

 満面の笑顔でささやく江利子に、元々乏しい逃亡の策すら潰された。恭也を囲む〔山百

合会〕の輪を、羨ましげに見る生徒達が何人もいる中で、いよいよ試練――かどうかは見

方によるだろう――が幕を開けた。

 最初の相手は当然、江利子。恭也はいささか足元が覚束ないながらも、何とか歩調を合

わせてステップを踏んでいく。

(恭也さんの手、大きくて暖かいのね。それに胸板も広いし……ちょっと不器用なのがミ

スマッチで面白いわ)

 江利子は、自分が何の抵抗もなく異性の手を取っている事に、多少の驚きすら感じ、そ

れもまた楽しんでいた。

「恭也さん」

「はい?」

「私の身近な異性って、父と三人の兄なんですけど……父や兄達にないものを、私にもな

いものを、恭也さんは持っていますわ」

「……と、言うと?」

 江利子は、恭也の疑問に応えず、美しい微笑を浮かべてこう言った。

「この数日間、とても楽しかったですわ。ありがとう、恭也さん……それと、これからも

よろしく」

 何となく誤魔化されたような気もしないではなかったが、それでも恭也は江利子の好意

に、優しく瞳を細める事で応えたのだった。

 その次は、まるで狙っていたかのように、

「次は、もちろん私でしょ」

 聖だった。今度も恭也は、リードされるような感覚でステップを踏む。

(んー……何か、いいなぁ。腰もしっかりしてるし……)

 何気に聖の片方の手は、恭也の腰をさすってみたりしている。恭也は苦笑せざるを得な

い。これではセクシャル・ハラスメントを逆にされているかのようだったが、敢えて何も

言わずにおいた。

 と、少し踊っている内に、

「ねぇ、恭也さん。猫、好きなの?」

 唐突に聞かれ、

「嫌いでは、ないですね。どういうわけか、猫の方でもそれほど嫌がる感じは、ないよう

ですが」

 何気なく答える恭也。聖はその答えに〔にかっ〕とした笑みを見せると、

「あの猫……私は〔ゴロンタ〕って呼んでるんだけど……私以外であんなに人に懐いてる

の、初めて見た」

「そう、なんですか?」

「きっと、私と恭也さんは、どこか似てるところがあるんだよ」

 さて、それはどうだろうか? 恭也は疑問に思ったが、やはり口に出さない事にする。

「恭也さん、これからも時々遊びに行くから、よろしくね」

「承りました、聖さん」

 瞳を優しくそっと細め、恭也は聖に応えた。

 江利子と聖に付き合った――付き合わされた――おかげで、恭也は少しずつリズムを掴

んできた。もっとも、あと四人、相手は残っている。

 

 

 

 

 

 それから志摩子、令、由乃の順でワルツを踊る事になったのだが、恭也は由乃と踊って

いた時に、どこか違和感を感じた。

(島津さん……疲れているのだろうか?)

 後夜祭の雰囲気に当てられて、頬が上気しているのは分かるとしても、由乃のそれは少

し、度が過ぎるような気がしてならなかった。もっとも、由乃について詳しい事を恭也が

知るのは、更に少しく時が経ってからの事になるのだが。

 そして蓉子が、恭也の前に立った。

「恭也さん、踊っていただけますか?」

 断れるわけもない。一礼を交わすと手を取り合い、身体を近付け、曲に合わせて踊り始

める。

 すぐに気が付いた。代わるがわる踊っている内に、足の運びのぎこちなさが徐々に直っ

ていった事に。今、蓉子と踊っていて、足の運びは自分でも軽い驚きを感じるほど、自然

なものになっていた。

「恭也さん、実は踊りがお上手なのではありませんこと? まるで、軽く流れるようです

けれど」

「そう、ですか?……こういうのに慣れていないのは、本当の事ですが」

 恭也の答えに、

「……江利子と聖には、感謝しないといけないわね」

「えっ?」

「いえ、こちらの事……でしてよ。うふふ」

 蓉子はくすくすと笑い、恭也に身を委ねるようにする。それは周りから見ると、『シン

デレラ』での祥子と柏木に勝るだろう、絵になる光景であった。

 生徒達が溜め息を吐きつつ二人のワルツに見入っている中、蔦子だけがせわしなく、カ

メラのシャッターを切っているのを視界の端に留めて、恭也は苦笑を閃かせる。

(彼女には、皆と共に踊って楽しむ、という考えは、ないのだろうか?)

 そんな事をふと、考えた。が、一度カメラを下ろした蔦子の浮かべる、いかにも満足感

に溢れた表情を垣間見て、

(人の楽しみ方もまた、それぞれか……)

 蓉子との踊りに意識を戻した。

 赤々と天に伸びる炎に照らされ、光と影に彩られた蓉子の表情が、美しく映えている。

江利子も聖も、志摩子や令、由乃も(彼女は、恭也から見ると疲労しているように見えた

が)そうだった。

 彼女達の瞳が、その炎の故なのかどうか、まっすぐに、ひたと見つめてきている気がし

ていた。そして蓉子の瞳も同様に、恭也を真っ直ぐ見つめてくる。

「恭也さん、この度は本当にありがとうございました」

「いえ……俺は大した事は何ひとつ……」

 蓉子は首をゆっくり横に振ると、

「いいえ。私達のわがままに付き合って下さった、それだけでも嬉しいのです」

 麗しい笑顔を見せて、恭也のそれ以上の言葉を封じた。

「名残惜しいですけれど……この数日間は、本当に楽しく過ごせましたわ」

 曲が終わり、踊っていた皆がそれぞれ思い思いにする中で、しかし、まだ恭也と蓉子の

手は離れていない。いや、蓉子がまだ離さない。

 夜気を貫いて、また打ち上げ花火が上がる。後夜祭を締めくくる花火が、相次いで上げ

られ、生徒達は皆、夜空で開くささやかな花を見上げ、夢の終わりを味わう。

 祥子と祐巳の気配を恭也は感じた。どうやら、今まで二人きりで踊っていたらしいが、

それを〔山百合会〕の面々に言うつもりはなかった。そんな恭也の手を握りつつ、

「綺麗……」

 花火を見る蓉子が呟くのを耳にして、今はこのままでいよう、恭也はそう決めた。

 いつの間にか、江利子と聖が恭也の隣に連れ立って、同じ夜空の花を見上げている。そ

の場にいる皆が、同じ花を見上げている。

 

 

 

 

 

 月が、全てを柔らかな光で照らしつつ見守る中、リリアン女学園高等部の学園祭は、こ

うして幕を閉じたのだった。




リリアンでの学園祭も幕を閉じ。
美姫 「蓉子たちだけじゃなく、恭也も色々と考え想い、って感じね」
ああ。それにしても、舞の描写は凄いな。
本当に細かく描かれていて、思わず惹きつけられました。
美姫 「本当に丁寧な描写よね。誰かさんにも……」
ゲフンゲフンッ!
ひょんな事から出来た縁がここまで繋がりを持って、そしてこれからどうなっていくのか。
美姫 「非常に目が離せません」
次回もまた楽しみにしています。
美姫 「待っていますね」
ではでは。



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