『トラハ的な日常1・2・3』








 設定は恭也が大学2年いわゆるALL ENDのご都合主義です。
 トラはシリーズの1.2.3混在SSって事でそれでもいいよって人は進めてくださいませ。






 第4話
 水着クィーンは誰のもの?





 
 「なのは〜準備できた〜?」

 「はぁ〜い、できたよお母さん♪」

 「あれ?美由希達は?」

 「なにやら、後から行くといっとりましたよ〜フィアッセさん」

 「そっか。ありがとレン♪わっ・・・桃子の水着・・私よりきわどいんじゃ・・」

 「これで恭也に桃子さんがまだまだ若いところ見せ付けてやるのよ♪」

 「おか〜さん、早くいこ〜よ〜」

 「そうね。行きましょうか♪フィアッセは?」

 「あ、先行っててアイリーンとゆうひを待ってるから♪」

 「早くきなさいよ〜♪」




 そのころ高町恭也は自室で悩んでいた。



 「ふ〜む・・・・・さくらさんや忍が気を利かせてプライベートビーチ?にしてくれた・・」

 「何時もなら、長袖にと普段道理で行くんだが・・・二人に悪い気もするな・・・・どうするか」

 一応水着も持ってきてあるのだが、いかんせん「装備」が隠せん。
 どこかに暗器専用水着なるものがないのだろうか・・・・

 「あるわけないか・・・(はぁ」
 
 それに体の傷の事もあるし、着ることもなかろう。
 と自分で考えていると馬鹿馬鹿しくなってきたな、普段道理でいいか。

 

 パタパタパタ・・・・・・・



 この気配は・・・なのはだな。


 「なのはか?あいてるぞ」

 「にゃ!なんで分かったの?お兄ちゃん」

 「足音の軽さと気配だな」

 「なんか、お兄ちゃんがどんどん人間を捨てていっていると思うのはおかしいでしょうか・・」

 何気に失礼だな・・なのはよ・・兄は少し悲しいぞ・・・
 やはり高町母の血か・・・

 
 
 「それより、どうかな♪」
 
 「?・・なにがだ?」

 「ぶ〜〜〜〜・・・」

 「???・・なのは、言いたい事があるならはっきりと言ったほうがいい」

 「お兄ちゃん!なのはは悲しいです。せっかくかわいい水着を買ってきたのに・・・」

 なるほど・・・たしかに、学校指定のとは違い薄手のピンクに白のラインが入ったかわいらしい水着だな、
 まぁ子供なのにビキニタイプというのは、チョットおどろきだが。。。(汗

 「すまなかったな、なのは。とても似合っているぞ」と撫でてやる。

 「えへへへ♪チョット大胆で恥ずかしいけどありがと♪おにいちゃん♪」

 「ああ、いこうか」

 「うん♪」

 なのはの手を引き玄関ホールに向かう。すでに何人かが待っているようだ。
 ちなみに、海までは歩いて2,3分の位置であるみんな水着で移動する
 ほかに誰もいないのだからいいのだろうな。


 玄関に行くとレン、晶がいた
 晶も今回は薄い水色のワンピースだ、下はパレオ?とかいったか?でかくしているが

 「晶も今回は水着か」

 「師匠・・(汗 恥ずかしいんであんまりみないでください(泣」

 「似合っているぞ、そう恥ずかしがる事はない」

 「あ、有難うございます」

 「お師匠、ウチはどうですぅ〜?」

 レンはエメラルドグリーンに近い緑のワンピースだな、いくつかのプリントが入っている
 レンらしい水着だと思う。

 「うむ、レンも似合っているぞ」

 「ありがとです〜♪」

 ふと、背後に気配を感じる。
 か〜さんだな

 「恭也、あんたなによ・・その格好は」

 「いつもと変わらんが・・・・・・・・・か〜さん・・それは?」

 「ふふん♪どうよ♪」

 な・・・何というか、似合っているのだが
 似合うのが逆に・・・いや、あえてなにも言うまい
 だが!だがしかしだ・・・いっておかねばな

 「年を考えろ・・・高町母よ」

 そう。。
 ビキニだ。赤い。
 それだけならいい・・・しかしその・・胸のブラが、ちいさすぎないか(汗
 あきらかにはみ出している・・・それに揺れて・・・

 タユンタユンと、胸が・・・・

 「どう♪まだまだこんなの着ても平気なんだから♪」

 「わかった。たのむからそんなにはしゃぎ回るな・・似合っているから・・」

 クルリと回ったか〜さんに思わずどぎまぎしてしまう自分が情けない。
 下も小さいデザインらしくお尻もなんて言うか、半分みえているような状態だ。
 もし、普通の海水浴場ならまちがいなく男共がよって来るだろう童顔とそのアンバランスなスタイル
 高町母・・・恐るべし・・

 「か〜さん、たのむからタオルでかくしながら行ってくれ」

 「あらん♪桃子さんの水着に悩殺されちゃったかしら?」

 「いや・・一緒にいる自分が恥ずかしい」

 「も〜つれない息子!いいわよ〜だ なのは、こんな息子はほっておいていきましょ♪」

 「は〜い♪」

 「ん?」

 なにやらレンと晶が落ち込んでいるような。

 「どうかしたか二人とも?いくぞ」

 「あ、はい・・」

 「今いきます〜」

 ???まぁ向こうに着いたら戻るだろう。

 「おさる・・・桃子さんの・・・」

 「言うな・・・(泣」





 浜辺に着くと知佳さんと那美さんがパラソルを開いていた。

 「手伝いますよ」

 「あ、恭也君♪」

 「ありがとうございます恭也さん♪」

 「いえ、二人ともお似合いですよその水着」

 次の瞬間、時が凍りついた。

 「きょ・きょ・恭也さんの口からそんな言葉が・・・」

 「那美ちゃん、この恭也君は本物?(汗」

 なんというか、酷い言われようだと思う。

 「さきほど散々家族にきかれたんですよ(苦笑」

 「な、なるほど」

 「そっか、有難う恭也君♪」

 「有難うございます〜(赤」

 知佳さんは薄黄色のビキニだ金色の髪とあいまってとてもよく似合っている
 那美さんは白と赤のストライプのはいったワンピース、普段の巫女服も白と赤のはかまだからな那美さんらしい

 「きょうや くおんは?」

 「ああ、久遠も似合っているぞ。なのはと買いにいったのか?」

 「くぅん♪」

 久遠は子供用の水着だ


 「恭也〜」

 「フィアッセか、他の皆は?」

 「忍達はもう少しかかるみたいだよ」

 「そうか」

 「それよりどないや〜ゆうひさんのこの水着は〜♪」

 ふむ、青のワンピースだがお腹の部分が丸く開いている

 「ええ、綺麗ですよゆうひさん」

 「ふっふっふ、当然やお気に入りやしな♪」

 「恭也〜私は〜?」

 アイリーンさんはゆうひさんと同じ青だが、こちらはビキニだスタイルがいいからとても映えるな
 
 「とてもお似合いだと思います、買ってきたんですか?」

 「うん♪フィアッセとね♪」

 「そうそう♪」

 フィアッセの白のワンピースは、やはりと言うかフィアッセには白が良く似合う。
 白のパレオがはためき少し神々しくもあるな

 「やはりフィアッセは白がにあうな」

 「ありがと♪恭也」

 「知佳と那美もかわいい水着だね〜」

 「あ、有難うございますフィアッセさん^^;」

 ???なにやら二人がフィアッセ達をみてレン達と同じ様に落ち込んでいる
 いったいなんだろうか。

 (うう・・・ゆうひさん達、やっぱり大きいな・・(泣)

 (お姉ちゃんも大きいけど、さらに・・・汗)



 「青年、美少女達に囲まれてまさにハーレムだな(ニヤニヤ」

 「真雪、ハーレムって言うよりは野獣の群れに放り込まれたウサギじゃない?♪」

 「リスティ!やめなさい」

 「まぁウチの口うるさい妹もみてやってくれ随分張り切ってるみたいだから♪」

 「リ〜ス〜ティ〜!」

 真雪さんとリスティさんは短パンにTシャツだおよがないのかな。
 フィリス先生はやっぱりというかフリルのついた白の水着だ。花柄だが(苦笑

 「まぁまぁフィリス先生、お似合いですよ(にこ」

 「あ・・有難う(ぽっ」

 「あたしはどうなのだ?」

 美緒さんは紫のビキニだセミロングの髪型と同じ髪の色が水着とよく合っているな。

 「美緒さんらしいとおもいます、似合ってますよ」

 「にゃははは〜♪」



 「しかしまぁ〜 家の妹はどうしてこうも発育が悪いのかねぇ〜」

 「お・・お・・お姉ちゃん!」
 
 「それはこっちも一緒さ、真雪」

 「うう・・・・・」

 「姉がいかに妹の胸がそだったかたしかめてやるか♪」

 「や・・やめて。それに胸ばかりじゃないもん!」

 「ほう、あれを見てもそう言えるのか?(にや」

 ふと真雪さんがさした方に目を向けると鷹城先生がはしってきている。



 う・・・
 おもわず後ろをむいてしまった・・・

 「どうした?恭也」

 にやにやとからかわれているのは分かっているのだが・・いかんせん反論できん
 なにせ鷹城先生は白のシンプルなビキニなのだが身長があるせいか、その・・胸が・・・


 タッタッタ・・・

 タプンタプンタプン・・・・
 
 「あんまり走ると転ぶわよ」

 「平気だも〜ん、唯子は運動神経いいんだから」

 「怪力は認めるけど、ドジも認めないとね」


 ひゃ・・・

 べちゃ・・・

 「やっぱり・・」

 後ろから紺色のワンピースのうえに白のTシャツをきた瞳さんもあるいてくる
 あの二人は本当に中が良い、それにお互いの事をみとめあっているのだろうとも思える

 「ううう・・・おっきい・・・」

 「まけた・・・・」

 ゆうひさんとフィリス先生がなにやら。
 知佳さんも呆然としてるきがする・・(苦笑
 那美さんにいたっては固まっているし・・・


 

 「そろそろ皆も泳いでいたらどうだ?」

 「恭也はおよがないの?」

 「ああ、少しここで休んでいるつもりだ、あとから行くさ」

 「じゃ、後からきてね」

 「ああ、フィアッセ」

 フィアッセに続き皆も海に駆け出していく。
 それにしても、正直目のやり場に困る(汗
 皆はそこらの女の子にくらべてもやはり美少女と呼べるような美貌の持ち主ばかりだ。
 それにスタイルも標準以上?だと思える(みんなじゃないが(汗)
 それがなんというか、ああもはしゃぎまわるとその・・揺れるし・・・





 「どうした?恭也、鼻の下がのびているぞ」

 「からかわないで下さい・・・それに伸びていません」

 「ほんとかな?♪」

 リスティさんまで・・
 そう言えば

 「泳がないんですか?」

 「ん?ああ、あたし達はこっちだ♪」

 そういって一升瓶も持ち出す
 わざわざ真夏の炎天下、浜辺でのむこともあるまいに(苦笑

 「なるほど・・(苦笑」

 「そういう恭也はどうなのさ、およがないの?」

 「まぁ自分は・・」

 「傷のことか?」

 「・・・・・・」

 「恭也、ここにいる連中は傷のことはしってるしどうともおもわねぇよ」

 「でしょうね、でも見ていてそう気持ちのいいものでもありませんし」

 「・・・・まぁ本人がそう言うなら何にもいわねぇけどな」

 「でも、誘ってきたら行ってやれよ」

 「はい(ニコ」

 全身にある無数の傷、別に嫌っているわけでもないし後悔もしていない
 とうさんの背中に追いつきたくて・・追い越したくて今まで駆け抜けてきた
 膝という代償を払って自分を、見つめなし那美さんやいろんな人の助けをかりて
 ここまできた。
 ゴールはまだまだ先だが、まだ走れると・・走ってきたと誇れる傷だと思う
 だから・・・人に見せるのには少しためらいがでるが今日ぐらいはいいと思う
 大切な人達になら。
 


 そう言えば・・

 「耕介さんは?」

 「ああ、愛と二人で島を散歩してくるだとさ」

 「二人きりってのもあの二人はなかなかなれないからね〜」

 「そうですね」

 さざなみ寮、そしてオーナーと管理人だと長く寮を空ける訳にはいかないだろうし。
 ゆっくり二人でも難しいんだろうな。



 真雪さんの顔が少し真剣になる。

 「なぁ、坊主 恭也。おまえらはこの島をどう思う?」

 「どうって、なにがだい?真雪」

 「だから島の事だよ」

 「そうですね、誰も普段は居ないだけあって綺麗で良いと思いますよ。ただ・・少し寂しい感じはしますが」

 そう、天候もそんなに荒れる場所ではないのだろう島も荒れてた場所もみあたらない。
 しかし、気配がない・・島には動物などもいないのか、まったくと言ってもいいほど生き物の気配が感じられない。

 「気にしすぎだよ真雪はさ。それにもしなんか居るなら気配を消されてても僕のトライウィングスでみつけられるしね。

 「ふん、なんとなく寂しい島だと思っただけだよ。良い場所とは思うけどな」

 真雪さんの気持ちも分からんでもないけどな。


 「あら、真雪さんまだ心配してるんですか?」

 ん?・・・さくらさんか

 「いや、心配ってわ・・け・・・じゃ・・・・」

 ?どうしたんだろう、後ろのさくらさんがなにか?
 ふりかえってみる。

 「さくらさん遅かったで・・す・・・ね・・・・・・」

 な・・な・・・・なんで尻尾と耳をだしているんだ・・・
 そう、さくらさんが人狼と夜の一族の血であるとはここに居るメンバーはみんな知っている
 知っているがこう・・・なんというか・・

 「あんまり見ないで、はずかしいから(////」

 ピンクのビキニと犬のようなピンクがかった獣耳・・そして形の整ったお尻から生えるふさふさの尻尾
 な・・か・・・かわいい・・・

 「さくら〜その耳と尻尾は反則だよ〜」

 「しょ・・しょうがないでしょ・・耳は髪が濡れたら隠しずらいし尻尾は・・その、ビキニが小さくて隠し様がなかったんですもの(赤」

 そういっているのは忍だな。

 「忍、遅かったな」

 「さくらがはずかしがっちゃってさ(笑」

 「もう!いわないでって言ったでしょ忍」

 「ごめんてば〜。それより恭也、忍ちゃんの水着もみてもらうわよ」

 といっているが大きなタオルでかくしてあって見ようがないのだがな。
 そして一気にタオルを忍がはずした。



 「な!!!・・・・」



 すぐ後ろもむく!

 「な!な!なんで上はなにもつけていないんだ!」

 「へへ〜♪プライベートビーチといったら当然トップレスにきまってるでしょ♪」

 「忍お嬢様・・先ほどから隠してた理由はこれだったのですか・・・」

 忍の胸を一瞬凝視してしまったため頭から・・・落ち着け・・落ち着くんだ・・高町恭也よ。
 
 「もう〜きょうやぁ〜もっとしっかりみてよ〜♪」

 「ぬお!!!!!」

 そういって忍が背中に抱きついてくる
 背・・背中に柔らかすぎる大きな感触が・・・こっちは服を着ているとはいえ直に感じる感触がなまなますぎるぞ

 「はなれろ!忍!せ・・背中に・・」

 「背中になぁ〜に?クスクス」

 わかっててやっているな。しかし・・忍の奴はこんなにおおきい・・いあy!なにを言っているんだ!俺は・・

 「忍!いいかげんにしなさい!恭也君がこまっているでしょ」

 「そうです。忍お嬢様、これ以上はやりすぎです。もしなさるのなら「強制的」とめます」

 そういって右腕を忍に向けるノエル


 「距離0.5 風向き参考不要 カードリッジリロード2・・・・」


 「わ〜ノエルわかったから!」

 しぶしぶ離れる忍

 「助かったノエル・・・」

 「なによ〜忍ちゃんのこの豊満なバストが不快だったとでも言うわけ〜」

 「そういう問題ではない・・・」

 理性がもたんぞ・・・

 「忍、普通の水着はないのか・・ちゃんと着て来い」

 「はぁ〜い・・・」

 とぼとぼコテージに着替えに向かう忍、助かった。

 「ごめんなさいね、恭也君」

 「いえ、まぁ何時もの事ですし・・」




 しかし、美由希と一緒じゃなかったのか。

 「ノエル、美由希と美沙斗さんは一緒ではなかったのか?」

 「はぁそれが・・・」

 どうしたんだろうか・・

 「もう!か〜さんはやくいこ〜よ〜」

 「ま・・まっておくれ・・やっぱり着替えて・・・」

 なるほどな、遠くから聞こえる声
 おそらく美沙斗さんが恥ずかしがっているといった所か。
 昔もそうだったな・・あの美沙斗さんは・・(苦笑




 「美由希やっぱりはずかしいよ・・・」

 「も〜大丈夫だよ〜。か〜さん綺麗だよ?」

 「美由希・・・ありがとう」

 そういって涙ぐむ美沙斗さん。

 「ああ・・静馬さん・・・みていますか。美由希は立派に成長しましたよ」

 「か〜さん(苦笑」



 声をかけたほうがいいな。

 「美沙斗さん、綺麗ですよ。恥ずかしがることはないです」

 そう、本当に美由希の母とは見た目では分からないくらい綺麗だ。
 どうみても、歳はわからない・・・高校生といわれても納得してしまうかもしれん
 本当に御神宗家には若返りの秘薬でもあるのではないのか・・かつての美影さんといい。

 「恭也・・(赤」

 「恭ちゃん、私は?私は♪」

 美由希は白のワンピースだ。少しハイレグぎみなのと薄手の生地だが。

 「まぁ、なんだ似合う事もないともかぎらん」

 「なにそれ・・・どういう意味なの?」

 「馬子にも・・」

 「衣装って言うのは聞き飽きたよ・・」

 「む・・」

 先をこされてしまった。

 「恭也君、美由希ちゃんも似合ってるわよ」

 「さくらさん、別に似合っていないと言ってるわくじゃないですよ(苦笑」

 「いいもん、恭ちゃんチョットまってて・・ふふふ」

 何をする気だ。
 そういって海につかり戻ってくる
 周りで遊んでいるフィアッセ達も???になっている。

 「へへへ♪」

 そういって隠していた手をどける



 !!!!!!!!!!!!!

 「なんだその水着は・・」

 透け透けになっている・・正面から凝視してしまった・・

 「み・・・美由希!なんて格好を!」

 美沙斗さんはパニックだ。

 「どうどう?この悩殺透け水着♪」

 「どこで、そんな水着を売っているんだ・・・」

 後ろを向きながら頭を抱える
 下は水着のしたになにかはいているのだろう
 だが、上は・・・胸の頂まで完全に透けてしまっている・・・

 「静馬さん・・・美由希がこんなにはしたなく・・・ううううう」

 とりあえず美由希の体も見ないように頭をどついておく
 もちろん徹をいれるのもわすれない


 ごっす!

 「あいいいいいいいい!!!」

 「み・・美由希・・」

 美沙斗さんが心配するほど綺麗にはいった。

 「ひどいぃ〜・・・」

 「なにがだ、ばかもの。着替えて来い」

 「は〜い」

 はぁ・・泳いでもいないのにつかれた・・・

 「あっはははは」

 真雪さんも大笑いだ。



 
 ざざ〜・・ざざ〜・・


 ふむ・・・風が気持ちいい・・

 「いい風ね」

 「ええ、それにみんなもたのしそうです。」

 「ああ、私からも礼をいうよ。ありがとうさくらさん」

 「いいんですよ、美沙斗さん。私も楽しみにしてましたし」

 「そういう事だな家の連中も楽しませてもらってることだしな坊主」

 「それにしてもさくら、この島は自然のものなのかい?」

 それは、自分も感じていた。
 船から見たこの島はどこか人工的なものを感じる。
 なんというか、自然にかぎりなく近い人工的というか・・

 「それが何時からあるのかは分からないの」

 「分からないとは?」

 「私が生まれる、いいえこの島を管理しているエリザ叔母さんが生まれるよりも前から綺堂家で管理してたみたい」

 「へぇ〜随分ふるいんだな・・・」

 「でも真雪さん、この島にそんなに歴史があるような古びた気配と言うのも感じませんよね?」

 「恭也の言うとおり僕も感じないな」

 とくに古い倒れた巨木があるわけでもなくコテージのまわりも綺麗に雑草もない

 「なぜかしらね」

 「海もきれいだし、みんなも楽しそうに遊んでいるから変な気配もない問題なさそうですね」

 そうこう話していると美由希と忍が戻ってきた



 「おまたせ〜ってちがうか♪」

 今度は普通の水着である

 「恭ちゃんもひどいよ・・」

 「普通の水着があるなら最初からきてこい」

 「まぁまぁ恭也、それよりもノエルあれやろうか♪」

 「はい、忍お嬢様」 
 
 何をする気だ・・・嫌な予感が。

 「忍、なにをするつもり?」

 「へっへへ〜 さくら♪今回この忍ちゃんがノエルにつけた機能」

 「???」

 「名付けて・・・サブマリーンノエルよ!!!」 

 どこぞの猫型ロボットがアイテムを出す時のように
 意気揚々と宣言する忍


 「忍・・・・大丈夫なのか?」



 さまざまな不安をのこし孤島での海水浴は始まった
 サブマリンノエルとはなんなのか・・・
 そして耕介はどうなった(笑  



 第5話


 夏の孤島


 につづく










 ようやく4話終了

 続けて5話修正中です。

 このあとの話の展開を当初かんがえていたより

 ちょっぴりシリアスもいれつつにするつもりなのです。

 いやー台風にPCウィルス

 台風で車のフロントがらすにひびがはいったりと

 色々ありますが頑張ってかかせていただきます(泣 



水着〜水着〜♪
色んな水着〜♪
美姫 「PCが大変な中、投稿ありがとうございます〜」
……さらっと無視ですか(泣)
美姫 「馬鹿な事をやっている浩を一々相手してられないもん」
益々もって、酷い…。
そんな事言う人、嫌いです。
美姫 「さて、次回はどんなお話かしら。そして、サブマリンノエルとは?」
シクシク。…っと、気を取り直して。
ノエルがジェットスキーになるとか?
美姫 「サブマリンだから、潜水艦じゃ?」
単に、防水加工済みのノエルだったりとか。
美姫 「深海まで耐えれるボディー」
色々と想像は尽きないけれど、一体どんなものなのか
美姫 「次回を楽しみに待っていまーす」



頂きものの部屋へ戻る

SSのトップへ