『超脱力SS! なりきり〜ズ! 2〜!』




耕介「あれ?」
恭也「む?」
耕介「何でまたなりきり〜ズなんだ? もうやらない〜みたいな事を作者いってなかったっけ?」
真一郎「実は浩さんの200万HIT! の記念SSを書いていたらしいんですけど、途中で時間が過ぎに過ぎまくってこれはもう早く書けて面白いなりきり〜ズ! を復活させようって勝手に決めたらしくて」
恭也「……つまり、腕が未熟なのを良い事に楽な方へ逃げたと?」
耕介「うわぁ。恭也君が美由希ちゃんへの師匠モードになったよ」
真一郎「璃斗さん南無南無」
耕介「でも、ま、仕方ない。確かに記念すべきものに何もアクションを起こせないのは、書けないよりも気分的に凹むしね」
真一郎「それじゃ今回も……」
恭也「なりきり〜ズ! スタートします」
真一郎「良い所を恭也君に取られた……」


その一

恭也「だから僕は決めたんだ。サンタがロクなプレゼントをくれなかった日――」

 忍、自販機の前でどれを購入するか迷っている。

恭也「僕は――悪い人間になるって」
忍「むぅ。お金がないなら分解しちゃえ☆」
恭也「マテマテ。それじゃ本編と違う」
忍「え〜? いいじゃない。喉乾いたのにお金ないんだもん。だったら分解して警報切ってから取ればOK♪ね?」
恭也「ね? じゃない!」
耕介「ハヤテの如くか〜」
真一郎「確かにわがまま系御嬢様キャラは忍ちゃんしかいないけど……」
忍「わがままなんて失敬ね。自分の欲求と機械には素直なの」
恭也「限度を弁えろ……」


その二

真一郎「や、や、やヤメロ!」
真雪「あ〜?」
真一郎「ヤメろよ……。嫌がってるじゃないか」
真雪「誰に口聞いてるんだぁ? 天下の仁村真雪様だぞ! ヒック」
真一郎「ま、真雪さん、セリフちが……と、いうか、本当に飲んだら演技にならないですよ〜!」
真雪「真ちゃんは何をいうか。本当に飲まないと電車男の酔っ払い役なんてできるわけないじゃない」
耕介「(嘘だ。いつも同じような事してるくせに)」
真雪「耕介〜! 聞こえてるぞ!」
耕介「ひぃ! あ、そ、そうだ。夕飯の買出しがあったんだ。それじゃ〜!」
真一郎「あ! 待って! 耕介さん〜!」


その三

なのは「わ、私にこの役できないよ〜」
美由希「うう。私だって……」
みなみ「あたしはあんまりかわんないや。あはは〜」
那美「酷い……酷いよ……。わたしは地味なの? うぇ〜ん」
小鳥「わ、私だってこんなにがり勉してなかったもん。眼鏡もしてないし、おでこだって」
唯子「比較的普通だから唯子は文句な〜し!」
さくら「本当に。配役ミスです」
恭也「愚痴を溢すのもわかりますが、ここは浩……」
夕凪「美姫さんのために頑張って!」
恭也「……ここはオリキャラは立ち入り禁止のはずだが?」
夕凪「璃斗さんに頼んで今回だけOKもらっちゃいました」
 遠くでボロボロになっている璃斗を見て、恭也は大きく頷いた。
恭也「今回だけだ」
夕凪「ありがとう」
 って、作者無視かい!
夕凪「それじゃみんなガンバ〜!」
 シクシクシクシク。
なのは「え、え〜っと、それじゃ……。ホラホラ、バカども〜早く席につけ〜」
美由希「チビっ子、もう少し言い方があるんじゃないか?」
なのは「ん? お前らなんかバカどもで十分だ」
みなみ「マホ〜! ケンカ腰のベッキーもオメガカワイイ〜!」
なのは「うわ! こら! くっつくな! あつっくるしい!」
那美「でも、もう少しお姉さん達を敬ってほしいよね」
なのは「地味なお前に言われたくない!」
那美「シクシク……」
小鳥「いいから! 早く授業してよ!」
美由希「煩い。ガリ勉」
小鳥「ガリ勉言うな!」
なのは「いいから、おまえら、静かにしろこのバカども〜」
美由希「……(ガタっと無言で席を立つ」
なのは「ひ! (と、カーテンの裏に隠れる)な、なんだよ! 天才なんだぞ! 先生なんだぞ! 文句あるのか〜!」
さくら「(ガタ! と、今度はさくらが席を立つ」
唯子「い、一条さん?」
さくら「(そして無言のまま席に座る」
美由希「い、一体なんなんだ?」
耕介「……そろそろ終わらせてもいいのか?」
真一郎「ですね。キャラ多くて暴走してるし」
唯子「うぇ〜ん! 台詞一つしかなかった〜」
美由希「ふぅ。ぱにぽには難しいよ〜」
 そして遠くでみんなに謝っているなのはの姿があった。


その四

いづみ「相川」
真一郎「ん?」
いづみ「璃斗さんをヤッテいいか?」
薫「同感。今すぐあの世に……」
恭也「まぁまぁ、落ち着いて……」
蓮飛「ウチもおサルと一緒やないのは嬉しいんけど……」
フィアッセ「えっと、金髪だから私は金星ね」
知佳「私はツインテールっと」
いづみ「まぁ仕方ない。やるだけやるか」
フィアッセ「ヴィーナススターパワー! メイクアップ!」
いづみ「ジュピタースターパワー! メイクアップ!」
薫「マーズスターパワー! メイクアップ!」
蓮飛「マーキュリースターパワー! メイクアップ!」
知佳「ムーンクリスタルパワー! メイクアップ! 美少女戦士セーラームーン!」
薫「セーラーマーズ!」
蓮飛「セーラーマーキュリー!」
いづみ「セーラージュピター!」
フィアッセ「セーラーヴィーナス!」
知佳「自分の都合で人を働かせちゃう人は、月に代わってオシオキよ!」
大輔「うぉぉぉぉぉぉぉぉ! セーラー服の美人五人〜〜! ぜひベットの中でおしお〜」
ななか「前回から本当に……いい加減にしてくだ……さい!」
大輔「げふぅぅぅ!」


その五

晶「で、余り者には何が割り当てられるんだ?」
瞳「さぁ? 何になるのかしら?」
桃子「ふふふふふふ! また私の意見が採用されたわ!」
愛「あらあら〜。それは楽しみです〜」
桃子「さぁ! いくわよ!」

 *    *    *   *   *

桃子「わかるか! これは私が望んだ戦争なのだ!」
晶「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
瞳「私にできる事は、無事に帰ってきてくれる事を祈るだけです」
愛「ヴァリアント、撃て〜」
耕介「最後の愛だけが気が抜ける……」





恭也「今回はこれでお終いですか?」
真一郎「そうみたいだ。なにやらとら剣が100話近くて一気に行きたいそうです」
耕介「極上も止めてるし、何をやってるんだか」
 大きく溜息をついたところに、カンペがふってくる
真一郎「ん? なんだ?」
耕介「げ!」
恭也「なるほど。確かに今回は耕介さんは何もしてないですね」
真一郎「ならやってもらおうか〜」
耕介「い、い、い、いやだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ! ひぐらしがなく頃にの鬼隠し編の冨竹なんていやだぁぁぁぁぁ!」
二人「まてぇぇぇぇ!」

終われ!




と、言うわけで〜〜〜〜〜〜!
夕凪「美姫さん、200万HITオメデト〜〜〜!」
いや、違うだろ!
夕凪「この論争はすでに200万回行われて、全て美姫さんおかげだって決着がついていのよ。反論は見苦しいだけ」
うううううううううううううううううう。
夕凪「それはともかく、本当にすごいね」
うん。あっという間だしね。
夕凪「そしてすっごい遅れた記念SSね。ギャグ率も低いし」
あうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ。
夕凪「記念SSもいいけど、早くとら剣と極上書いてカウンターに貢献しなさい」
ぜ、善処します……って今回の後書きは如何に200万がスゴイかを話すんじゃ?
夕凪「予定は未定なのよ」




ありがと〜。
美姫 「夕凪ちゃん、ありがとうね〜」
いや、それは夜上さんじゃ…。
美姫 「それにしても、200万ね」
いや、そこは、無視しないでください。
美姫 「いいのよ」
言い訳あるか!
美姫 「ほら、夕凪ちゃんは良いって言ってるし」
う、うぅぅ。俺たちって……。
美姫 「いつもの事でしょう」
しくしく。って、いつまでも落ち込んでられないな。
記念SSありがとうございます。
美姫 「感激のあまり、涙で前が見えないそうです(え〜い♪)」
ぎゃっ! め、目、目がぁぁぁ。
美姫 「本当に涙を流して、地面を転がりながら喜んでます」
ぐぬぬぬ。記念SSは喜んでいるけれど、今、涙を流しながら、地面を転がってるのは違うぅぅ!
美姫 「五月蝿いわね。少し黙ってなさい!」
ぐげぇぇぇぇっ!
美姫 「それじゃあ、本当にありがとうございました〜」
…………。



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