この作品はD.C.とリリカルなのはA'sのクロスです。ちなみに設定(?)ですが、D.C.は純一達は21才です。ちなみに恋人はいません。リリカルなのはA'sは、闇の書事件から数年経ち、なのは達は17才です。こっちも恋人はいません。




『菜の花畑に咲く桜』第4話




-アースラ-

ここアースラでは、なのは達が準備に追われていた

「はやてちゃん、準備はいい?」

はやては一通り装備品を確認した

「バッチリや♪」

そこでクロノがなのはに声をかける

「そうだ、なのは」

「なに、クロノくん?」

「一応、朝倉さんを時空管理局にスカウトしてみてくれないか?」

最近母親(リンディさん)に似てきたクロノは純一を時空管理局に欲しいようだ

「伝えるだけだよ?」

その後ゲートを使い2人は初音島に転移した

一方純一は…

-水越総合病院-

「必ず元気にしてやるからな、音夢」

「……zzZ」

今では一日に三時間程度しか起きていられない音夢の頭を軽く撫でる純一だった

「朝倉…」

いつの間に入ったのか友人の水越眞子が心配そうな表情で純一と音夢を見ていた

「すまないな、急に音夢の事を頼んで」

「音夢は親友だもん、気にする事ないわよ」

「今日はどうしても外せない用事があってな」

外せない用事は当然なのは達の事だが、眞子に魔法の事を言う訳にもいかないので誤魔化した

「それより、あんた顔色が悪いわよ。大丈夫?」

「眞子が俺の心配するとはな。男同士の友情って、良いもんだなぁ」

「誰が男よ!?あたしは正真正銘、女よ!!」

「お〜怖い怖い。んじゃ、あとは任せたぞ」

純一はふざけた様子で病室をでた

「…無理しちゃって、馬鹿なんだから…」

悲しそうに言う眞子の言葉は純一には聞こえていない

一方、さくらは…

-芳乃家-

「うにゃ〜、桜玉の指輪の資料はどこなのさ〜!」

既に家屋の主要な場所は探したが、いまだに資料は見つからないので、さくらは少し焦っていた

「もしかして天井とか?」

さくらは椅子を持ってきて踏み台にしたが届かない

「う〜、届かない」

椅子の上で必死にジャンプしたりしてる姿は殆ど子供である←一応21歳

「高い場所は大人の仕事だよね♪」

さくらは21歳の大人なのだが…

ピクッ!

「んにゃ?…魔力反応?」

ふと感じた、魔力反応が2人な事から純一が呼んだ魔法使いだと判断した

「なんで、いきなりあんな場所に現れるんだろ?」

その頃、初音島に転送してきた2人は

-秘密基地の桜の木-

「ここ、どこやろ?」

「初音島なのは確かだよ」

2人が考えこんでいると足音が聞こえた

「誰やろ?」

ガサッ

「やっぱり、なのはちゃんか」

来たのは純一だった

「お久しぶりです。純一さん」

「久しぶり。ところで、隣の子って、もしかして、八神はやてちゃんかい?」

「はい!八神はやてです」

「歩けるようになったんだね」

「はい」

「あの、純一さん?はやてちゃんとはお知り合いなんですか?」

なのはの質問に純一は簡単に説明した

「はやてちゃんの御両親と俺の父親は友達でね。10数年前に父親に連れられて墓参りに行った時に偶然あったんだよ」

「そうなんですか」

「あの頃は1人やったから、純一さんのお父さんに養子にならないかって誘われてたんや」

「結局断られちゃったけどな」

その後、現在のはやての家族の事を話しながら3人は朝倉家に向かった




-後書き-

第四話やっと完成した〜!!

はやて「とりあえずツッコミどころ満載やね」

雪音「転送先が秘密基地だったから良かったけど、チョコバナナの屋台だったらどうなってたんだろう」

…店主パニック、屋台閉店、美春暴走ってところじゃないか?

雪音「怖いね」

はやて「それに、さくらさんって本当に21歳なんやろか?」

体型は小学生並みだけど頭脳は大人だぞ

雪音「牛乳飲んで頑張ってね、小さい叔母ちゃん」

雪音ちゃんって毒舌だね

はやて「そういえば、今回の小説は長めやね」

疲れた体に鞭打って頑張ったからな

雪音「でも、駄文」

はうっ!?←(気絶)

はやて「雪音ちゃんは本当に毒舌やな」




ようやく初音島へとなのはたちが舞い降りる!
美姫 「一体、これからどうなるの!?」
まあ、いきなりどうにかって事はないだろうけど。
美姫 「どうなるのか、次回を待っていますね」
待っています。



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