『とらいあんぐるハート〜無想剣客浪漫譚』




CX 幕間に当たる夜の帳


 その日の夜。
 警察に出向になった剣心は、自宅に戻らずに新宿警察署で情報を煮詰める作業に当たる事になった。
 容疑者が奇しくも剣心達の知り合いを人質にとった事実も多少なりとも焦らせる一因になっている。それでも基本的に頭脳労働が苦手な彼は、リスティの許可をもらって自宅に一報を入れるために携帯電話のボタンを押した。
 番号を入力し終わると、聞きなれた機械の呼び出し音が数回に渡りスピーカーから流れ、終わると同時にこれまた聞きなれた声が応対に出た。
「はい。緋村です」
「お。ほのかか?」
「あ! お兄ちゃん! 今何処? 恭也さん達も一緒なの?」
 案の定というか、心配という感情をたった二言に込める妹に苦笑しながら今日は帰れない事を伝える。
 事情が事情だけに、ほのかも何も言わずに頷いている。
 珍しくブラコンの気を抑えて最後まで聞き終えた彼女は小さく一息つくと、こう切り出した。
「まぁ、お兄ちゃんの代わりにまた人も増えたし、しっかり事件解決までしてきたら?」
「また増えたって――なんだそれ?」
「いいの。とりあえず、お母さん達に伝えておくね。心配してるから」
「ああ。よろしくな」
 まるで実家側の事情がわからないが、とりあえず電話を終えると振り返った直後にぎゃ! と思わず叫び声をあげた。
 あげた場所も悪かった。
 署内の正面玄関横にある待合スペースだったので、深夜にも関わらず訪れる人々の痛い視線が一斉に集中してしまった。
 慌てて口元を塞ぎ顔を赤らめながら、叫び声の原因を軽くジト目気味に睨みつけた。
「……頼むから一声かけてくれないか?」
「いえ、大事な家族とのお電話の最中でしたので」
 とつとつと短く独特のリズムを取りながら、当の本人――雪代巴は相変わらず感情の乏しい顔で家族の部分を強調した。
 多少訝しく感じはしたが、剣心はそれ以上突っ込みはしない事にした。
「それで、どうしたんだ?」
「はい。リスティさんから徹夜作業になる可能性があるので、コンビニで食べ物を買ってきてくれと」
 つまり護衛として剣心を引っ張りに来たらしい。
「お兄さんは?」
「協力を仰げるか確認で下の剣道場に美由希さんといます」
 結局、代官山で会ってから頑として主張を曲げる事の無かった雪代縁は、リスティが却下するのも無視して対策室内に居座ってしまった。
 ただ剣術が使えるという部分から、何かあった場合に動けるだろうと判断して今美由希が見極めをかねて剣道場に赴いている。
 ちなみに恭也がやりたがったが、今後の捜査方針に関して必要な人材としてリスティに拘束されている。
「わかった。それじゃ行こうか」
 結局消去法で残った自分が行くが無難だと踏み、更に複雑な頭脳労働に嫌気を感じているため渡り船の状態であった。
 隠している様子であったが、あからさまに背中からにじみ出ている雰囲気に巴の唇が小さく笑みを作った。
 二人は冷房が効いた署内からでた。
 途端に本州特有の湿気と熱気が織り交ざった夏独特の空気に心身が浸る。すぐに額から汗が滲みだして体の奥に潜んでいた疲れが表面に現れた。
 それでも歩いて五分程度の位置にあるコンビニにたどり着き、全員の希望通りの品物を購入する事に成功した。
 不夜城新宿であっても夜中に差し掛かる時間帯ともなれば、西新宿から人気はなくなる。
 唐突に出現した空白のスポットを静かに歩く足音だけが高層ビルの壁に反射した。
「緋村さん」
「ん?」
 そんな空白に色を塗るように、巴が隣を歩く剣心を見た。
「綺麗ですね……」
 突然な感想に、一瞬剣心の瞳に疑問符が浮かんだ。が、すぐに巴が何かを見つめているのに気づき同じ方向に視線を巡らせた。
 夜の闇に溶け込むようにそびえる高層ビル群。
 そこに時折点いている蛍光灯の灯りをみていた。
「綺麗……かな?」
「ええ。人の営みを思わせる光ですから」
 巴の説明に、なるほど。と納得した。
 確かにそう考えれば人口の光とはいえ綺麗に見えるから不思議だ。光そのものではなく、それを灯す暖かな感覚なのだろうと少し思えた。
 ふと何時の間にか止まっていた歩みを気付き、剣心は戻るために先を促そうと巴の横顔に振り返って、そして硬直した。
「どうしました?」
「え? あ、い、いや、なんでもない……」
 僅かに言いよどみつつ、少し早足で歩き出した彼に巴もついてきた。
 夏の暑い空気でも軽やかな靡きを止めることができず、揺れている横髪から零れる巴の横顔がとても
綺麗で見とれてしまった。等と言える筈も無く。
 ただ熱くなった頬を冷やそうと胸の高鳴りを抑える剣心の体は裏腹により熱くなっていた。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「さて犯人の目星だけど、一人該当者がいた」
 捜査員を集めての簡単な捜査会議で、リスティが一枚の写真を提出した。
 写っているのは角刈り風に髪を切り揃えたがっしりとした体格の男性だ。明らかに橘修吾とは別の人物である。
「本日、再度現場検証を行っていたところ後ろにいる月村忍さんという工業に強い方の意見をもらった」
 一斉に捜査員の視線が後ろにいた忍に集中……しなかった。
「頼む。今は仕事中なんだが……」
「だめ。今まで放置状態だから、今日はずっと一緒にいる〜」
 完全に普段の性格から堰が外れてしまった忍と、必死に瞳を助ける算段を考慮しているが弱っている恭也のピンク色の雰囲気に、全員がこめかみに青筋を立てている。
 思わずリスティも溜息をついたが、それ以上に面白いので放置する事にした。
「で、一般的に使われるものだから見落としになったのかもしれないけど、ここに水溶性の粘着剤がある」
 ドラマ等によく見かける小さな袋に入った粉を高く全員に見えるように持ち上げる。
「彼女の話では、企業では災害にあった場合を考えてそんなものは使わないそうだ」
「それは事実なんですか?」
 一般人の意見では納得いかないのであろう。
 一人の中年の警官が挙手して意見を述べた。
「ああ。こちらでも確認したよ。で、だ。この人物を挙げた理由は二つ。一つは今の容疑者橘修吾と同じく元銀行の警備員で容疑者との面識もあること。もう一つは今の職場は銀行の内装管理を行う業者に勤めているって事」
「ですが彼は警察が突入した時に人質の中にいました。橘と違い常にそこにいたのであればアリバイが成立するのでは?」
「いや、ここで思い出してほしい。人質は目隠しをされて二階と一階を行き来させられたんだ。何時紛れ込んでも気付かない」
「でもそれだけでは弱い。橘のように完全にアリバイがないのとは違う」
 当然といえば当然の疑問である。
 完全にアリバイがない人物と、不信部分はあれどアリバイがある人物では違いすぎる。どれだけリスティが提示しようとも、警察は証拠が無ければ動けないのだ。
 もちろん、彼女も理解している。
 だから二つ目のカードを提示した。
「二つ目は橘修吾の証言ではこれは実行できないからだよ」
「実行できない?」
「そう。人質は橘修吾の悲鳴をしっかりと聞いている。もちろん、恐怖心から過剰に反応した事も考えられるけど、それでも『悲鳴を上げる』という行為は余計な混乱を招く恐れが強いため、いきなり恐怖での人質の縛りはおかしい。更に警察病院での診断では本気で骨が折れかけている。ここまで条件が揃えば正直彼に犯行は難しいと言わざるを得ない」
 リスティの力説に、捜査本部内のざわめきが更に増す。
 もちろん、警察という組織ではリスティを否定しておきたいが、論理立てられての説明に各々の中に誤認逮捕の言葉が浮かぶ。
「で、でも、それなら犯人は……」
「大丈夫。犯人は逃げたと見せかけて中に紛れ込んだ。そしてトリックを実行する」
 内容はこうだ。
 まず人質全員に目隠しをさせる。そして仲間が捕まらないようにスケープゴートとした橘を人質の集団から放してアリバイをなくさせる。 次に行員に用意させた現金を、人質を移動させていなくなった一階の床に敷き詰めて上に薄いビニールシートを被せる。その上に水溶性粘着剤を塗り内装技術で用意していた通常のものより薄い合成床板を敷き詰める。塗るのに時間がかかるがタイルを並べるのは大した時間はかからない。更に内装の技術がある人間がやれば広さにもよるがものの十数分で完成するだろう。こうして出来上がった即席の床の上に橘の血痕を残す。そこへ人質を昇降させることによって重石として即席でも見分けがつきにくく、更に足跡によって新品さを失わせる。
「後は人質に紛れてしまい、犯人が逃走したと嘘の証言を並べれば準備終了だ。橘の目隠しを外して仲間割れを装わせる。もちろん、ここで時間稼ぎが必要だから数日は放置される状態にすると後は終った後で、悪いイメージの払拭の為に内装清掃や必要な箇所の修繕を行う時に即席の床を剥がして現金を回収すればいい」
 あまりにも突飛なトリック。
 だが今まで出ていた状況証拠から、間違いが見当たらないという結論が捜査員に広がる。「すると、今回の真犯人は……」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 橘修吾と千堂瞳は東京都八王子市の中でも高尾山に程近い住宅地に身を潜めていた。
 拘束を外しても瞳は逃げず、それだけではなく食料や衣類の調達も行ってくれた。おかげで修吾は逃走時の服からスリムジーンズに同じデニム生地の半袖シャツ。更に髪を整えるスタイリッシュウォーターの跡にファイバー系のワックスで髪型をいじられ、伊達眼鏡まで付けさせらるという格好になっていた。
 瞳から言わせれば逃走してて汚らしいから、無実なら無実らしく身なりを整えておくに越した事はないという説得によって着替えたのだが、嬉々として服の調達してくるところを見ると、自分の服や下着も取り替えたかったのだろう。今では髪をアップにしてベージュの少し弛みのあるパンツに先立って皺のついてるブーツ。胴を軽く二周できる白のベルトで黒のノースリーブにアクセントをつけている。
 だがそんなお節介に取れる部分であっても、普通の神経ではとっくに逃げ出している環境下に約束の二文字の為に戻ってくる彼女に、驚きそして心落ち着かせている自分に少々呆然としてしまった。
 それでも瞳のコーディネートが功を奏して、交番の前を通っても怪しまれることもなかった。
 二人は相談の末、一番怪しいと思える人物のアパートの前に来ていた。
 築三十年は経過しているだろう外見は、そろそろリフォームを考えてもいいだろうという年季の入ったもので、平滑に必要な配管が全て外にむき出しになっている。そんなアパートの一階一番北側に位置する部屋を凝視して、二人は歩いても十数秒の位置で待機していた。
 一緒に銀行の警備員をしている時に泊り込んで飲んだことがあり、真っ先に思い至った友人――御ノ前清次郎に話を伺うと決めたのだ。
「それでどうするの?」
 バレにくいとはいえ一応逃亡者のため、月明かりの差さない壁際に寄りながらアパートを凝視している修吾に後ろから問いかけた。
「話を聞く」
「どうやって?」
「しょうめ――」
「正面から行くと話し声で近所の人に貴方の事がバレてしまう可能性があるわ」
 言葉を言い終える前に、ぴしゃりと先手を取られて修吾は不機嫌そうに眉根を寄せた。「ならどうしたらいい?」
「一度私が部屋に行ってみる。そこから御ノ前さんを呼び出せたら何処か近くの公園か何処かで話をしましょう」
「いいのか?」
「いいですよ。ここまで来たら一蓮托生です」
 高校時代の氷村遊の事件に比べたらまだまだ現実的ですからね。
 と、いう個人的感想はさておいて、修吾と話を打ち切ると一度彼に頷いてからゆっくりとアパートへ向かいだした。
 だがアパートの敷地へ入ろうとした時、突然部屋の扉が大きな反響音を響かせて開かれた。
 唐突すぎる事態に一瞬身を硬直させる瞳だったが、次の瞬間大衆向けスポーツ用品を製作しているメーカーのドラムバックを抱えて飛び出してきた男に細い体が尻餅をつくくらいに強く体当たりをされてきゃん。と小さい悲鳴を上げた。
男は刹那だけ止まり瞳を一瞥したが、すぐに荷物を襷掛けにすると一目散に高尾山に向けて走り出した。
「待て!」
 まだお尻を摩っている瞳に背を向けて修吾は男を呼び止めるが、一向に止まる気配なくすぐに街灯の間の闇に消えてしまう。
「追うぞ」
「え? でも部屋は……」
「アイツが御ノ前だ。追いかけるぞ」
 心配の一言でも言って欲しいな。
 等と感想を洩らす前にやらなければならない事が目の前にあるので、すぐさま立ち上がった。
 それを見計らって、二人もまた街灯の間に消えていった。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「誰から?」
 道場でみんなでの食事となった神谷道場に戻ったほのかに、一人遠めに談笑を眺めていた雫が問いかけた。
 後手に引戸を閉めて母親の隣に座り直したほのかは、一言お兄ちゃんと呟いた。
「今日は帰れないって」
「あらあら。それは寂しいわね」
「別にそんな訳じゃないもん」
 大皿に山盛りにされた唐揚を取って、一拍の間をおかずに口に放り込む。
 そんな娘を楽しげに眺めて、自らも鳥串を一噛みした。
「明日はみんなと一緒に?」
「うん。折角フィアッセさんが誘ってくれたし、何がいいのか浩お兄ちゃんが出るっていうし。見学にね」
「そうね。それがいいわね」
 たったそれだけの会話しか交えていないのに、目の前では食事会が宴会に変わって、フィアッセが勝手に歌いだした。それにゆうひが合いの手をいれて、帰り際にようやく戻ってきた一志と燕がやいやいと騒いでいる。薄らと頬が赤いのは酔っているのだろうか?  夕凪と那美、久遠は良のいい話相手になっているのか、わいわいと話に花を咲かせている。
 また別の場所では何やら波長が合うのか無言で食事を続けているのが、浩、さくら、葉弓である。時折すっと差し出されるコップに互いに注ぎ合っているので、いやいやではなさそうだ。
 それとは更に別に、こちらは相変わらず重い雰囲気を裏側に漂わせているのが相川、野々村カップルである。表面上はラブラブと言って差し支えないのだが、時折互いに見せる哀愁のある表情が全てに影を落としている。
 黙々と食事を続けているほのかは気付いていないようだが、外から漂う芳しくない気すら今は楽しげに思える。
「ほのか」
「ふぇ?」
「明日は竹刀袋に木刀を入れていきなさいな」
「は?」
 よくわからずに疑問符を頭に浮かべている娘を前に、雫は美味しそうだった唐揚を一口食べたのだった。
 何気にトラブル好きな性格な母親であった。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「志々雄さ〜ん。準備できましたよ〜」
 新しく作り上げたアジトの出入り口で、雅孝が年相応の反応と言うか大きく手を振ってのんびりとやってきた志々雄を呼んだ。
「うるせぇぞ。雅孝。聞こえてる」
「だって遅いんだもの。折角裏切り者を追い込んだって連絡があったのに〜」
「騒ぐなって言ってるだろう。追い込んだんならほっといても逃げださねぇよ」
 後ろに夏織を引き連れてやってきた彼は、コツンと軽く雅孝の頭を叩くと、久方ぶりの月夜の下で大きく空気を吸い込んだ。
「……行くぞ」
 それ以上、多少涙目の雅孝の苦情を一切聞かず、志々雄は東京へと一歩を踏み出した。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 東京。
 ここでももう一つ怪しい動きがあった。
 それは雫が感じた気であり、最初雅孝と一緒に行動していた二つの影だ。
 そこへ四人の影が接触した。
「咲那様。隠密護衛・四神。集合いたしました」
「ご苦労。今回の指揮は志野が取る。結構は明日。それまで準備を怠るな」
『は!』
 四つの影はまるで闇に解け込むように消えた。
 その様子を無言のまま見つめ、天美志野は手にしていた瓶を握り潰した。
 明日、俺の仇討ちの第一歩だ。さっさと終らせてやる。見ていろ……。
 悲しき決意の行く先を、たった一度だけかもしれない相棒である咲那はただ静かに受け止めていた。






キョロキョロ。うっし。こっちにはいないみたいだな?
美姫「あっま〜い」
はうあ! な、何故またしても美姫さんが!
美姫「私が管理しているサイトに一ヶ月以上投稿しないなんて、覚悟はできてるんでしょうね?」
モウシワケアリマセン。ホントウニコンゴハスケジュールヲマモリマス。
美姫「……浩と違ってアンタは誤魔化す時に片言になるわね」
ギク!
美姫「やっぱごまかしか!」
そ、そんな事ない〜〜〜〜〜〜〜〜……!


 遠くから、悲鳴と天を突く炎が上がった。合掌。





…………合掌。
他に言う事ができないよ…(涙)
うーん、美姫があっちに行ってるから、気楽に……ぶべろっ。
夕凪 「私、参上!」
わ、私じゃ普通は分からんから、そこは名乗れ!
夕凪 「って、うるさいな〜、もう」
というか、なにして君がここに?
夕凪 「美姫さんの代わりよ♪」
ちっ。折角、のんびりできるかと思ったのに…。
夕凪 「何か言った〜?」
何も言ってないって!
え、えっと、それでどうしましょう。
夕凪 「うーん、とりあえず浩さんが何か言ったら、私が殴れば良いのよね?」
何でやねん!
夕凪 「って、私が殴られちゃったよ…」
いや、殴ったって。軽く突っ込みを入れただけなんだが。
夕凪 「はいはい。それは私がやるから、浩さん、ボケて」
いや、いきなりボケてと言われてもな。
しかも、そのもの凄く空気を斬り裂くブンブンという音はなんでしょうか?
もしかしなくても、突っ込み練習ですよね…。
夕凪 「そだよ〜」
いや、そんな朗らかに言われても。
って、んなので突っ込まれたら、洒落にならんわ!
夕凪 「またまた〜」
いや、何だよ、そのまたまたって。
それに、その顔。如何にも嘘ばっかりっていう顔は。
夕凪 「いいから、いいから。それじゃあ、いっくよ〜」
って、まだボケてもいませんよね!
夕凪 「それ〜!」
って、がっ! ……お、重い一撃だな(ガク)
夕凪 「あれれ? ひょっとして寝ちゃったの?
     もう、仕方ないな〜。それじゃあ、また次回でね〜」



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