『とらいあんぐるハート〜無想剣客浪漫譚 78』




LXX[・海鳴市攻防〜偽りとは?

 爆発に程近い県道四十七号線の高架上で、激しくぶつかり合う金属音が鳴り響いていた。しかし音が響くたびに、紺色の生地が上昇気流で吹き上がり、白人のような人口皮膚が切られて、赤い色をしたオイルがアスファルト上にある血の池に混ざっていく。いくら鎌のようなブレードを腕に備えつけていたとしても、それを操るプログラムが完璧であっても、こと格闘に関しては機械は人間には勝てない。それは普通の人間と機械であれば機械は人間に圧勝できるだろう。
ならば何故勝てないのか?
「キィッヒッヒッヒッヒィ! どうしたどうした! 何とかモードって言うのを使うんだろ? さっさと見せないと、ぶっ壊れちまうぜ!」
 右鉤爪、上方より左下へ。左鉤爪、左から右へ移動。各自秒速五十メートルで攻撃。狙いは右上腕部と左脇腹と推定。防御シークエンス実行。
 動き出し様に導き出したルシードの攻撃位置と速度を計算して、ブレードを予測位置へ移動させる。だが絶対に間に合わないスピードで動いていた鉤爪はブレードと刃をぶつける直前に、急激に方向を変えた。逆袈裟に振り下ろされていた筈の右腕はノエルの首目掛けて横に薙がれたのを薄皮一枚で避け、左手は急激に下降して膝のジョイント関節の少し上を切り裂いた。
 このような理性と思考を排除した短い合間での標的部位変更は、すでに現存するものでは対処しきれない。今目の前にいる男は、戦闘開始から全てノエルの予測の裏をつく攻撃を仕掛けてくる。
 膝のダメージを受けながら同じ方向へ僅かに体を沈ませる。おかげでこちらも深手にならず、更にそのままアスファルトを転がる事でルシードと距離を保てたが代償としてヘッドピースから初夏の花のような髪が彼女に似合わない鮮血に染まる。いや髪だけではない。剥き出しになった腕や、ぎざぎざのスリットをつけられたスカートもノエル自身のオイルでべとべとに肌にへばりついている。
「あ、あれじゃいくらなんでも……」
 何とか逃げ出す事に成功した刑事課長と加藤は、未だ微動だにせず闘いの行方を見詰めている忍を振り返った。
「あ、はやく助けないと、彼女が……」
「そうだ。ここは加勢して」
「ああ、御邪魔虫はここで座って御茶でも飲んでて」
「お、御邪魔虫……」
 だが忍の言い分もわかるため、二人は動けなかった。圧倒的な実力差で警察の猛者を数分で沈黙させた相手に、ノエルが一人で持ち応えているのは事実であり、そこに二人がしゃしゃり出てしまえば足手まといにしかならないだろう。
「で、でもアイツの動きは、まるで獣で……今は何とか避けてるけど、何時か捕まるのは目に見えてる」
「それでも大丈夫なの。絶対に」
 どこからそれだけの自信が湧き上がるのか、忍は凛とした瞳に一点の曇りも乗せずに、心から信頼している家族を見つめた。
「絶対に。それに後一分でカタがつくわ」
 確信に似た言葉を呟き、忍は言葉とは裏腹に傷ついていくノエルのために、拳を握り締めた。
「ヒヒヒ! やっぱり機械の体液はダメだな! 美味くもね〜!」
 粘り気を持ちながら鉤爪から垂れる滴を舌の上に一度乗せると、しばし租借してから唾と共に吐き出した。余分に口元をべとべとにしている唾液を乱暴に拭い、ルシードはノエルに何処か一歩飛んでしまっている眼を向けた。
 ノエルの格好には、すでに元の形すら残していなかったが、それでも強化硝子に秘めた輝きは衰えていなかった。
「無駄口を叩く余裕を見せていると、足元を掬われてしまいますが?」
「けっ! 機械人形如きがナメた口きくな! 玩具はこのままズタボロになってスクラップになればいいんだ……よ!」
 また再度繰り返される攻撃を変わらない表情で回避していきながら、電子頭脳では正確に時を刻んでいた。das Tanzbein schwingen Feuer fangenモードと主人が叫んでから、有に五分は過ぎている。ならば、現着時刻までは後四十五秒の筈だ。
 なんとしてその時間だけは稼がないと……。
 das Tanzbein schwingen Feuer fangenとは言うなれば一撃必殺のものだ。三年前、ノエルの機械機能を求めて襲ってきた忍とさくらの親戚である月村安次郎が動かしたイレインと呼ばれるノエルの後継機に当たる自動人形の襲撃によって破損したノエルの改装の際に、あえて今後を考えて強力な武装を忍に頼んでいた。最初はふざけて昔のロボットアニメのギャグとも取れる兵器ばかりを上げていたが、熱心なノエルの頼みに、次第に本気で取り組むようになった。結果、月村家の所属する夜の一族の長であるエリザ=ドロワーテ=フォン=エッシェンシュタインの許可の元、一族の宝物庫の中からあるエネルギー集積装置を持ち出し、ある装備を完成させた。
 縦横無尽に型など存在しない攻撃で、豊かで真っ白な胸部を抑えていた生地がすべて剥ぎ取られても、ノエルは一切気に留めずルシードだけを直視した。闘いにおいて性別を意識するのは具の骨頂だ。だが基本的感情はプログラムされている彼女には、やはり多少の恥ずかしさがある。弱冠染まった頬を見て、獣は攻撃速度を上げた。すでにスカートは半分程に引き裂かれ、残されている左肩と腰、そして背中だけで衣服を支えている。
「さて、それじゃそろそろトドメといくかぁ! まだ後に三人も控えてるしなぁ!」
「それはさせません」
「させないったって、結局何たらモードも出てこない! 打つ手がないんなら、後は薄汚い機械をぶちまけてくれやぁ!」
 ルシードには殺人術を習った記憶はない。
 気づいた時には虫を殺し、近所の犬や猫を殺し、対象が人間になるまで一年もかからなかった。最初に手にかけたのは産まれたばかりの妹だった。ぷくぷくとした弾力のある肌に幼稚園の工作で使ったカッターの滑り込ませた。まだ成熟していない皮膚は、あっさりとピンク色した筋肉から剥がれて、僅か数分で全ての皮膚を剥がした。次に殺したのは母親だった。妹の皮膚を宝物のように持ち掲げていた彼を発見し、その場で耳障りな声を上げて腰を抜かした。ルシードが振り返るとまたヒステリックで気に障る悲鳴を上げた。だから彼は妹の血が滴るカッターを、ゆっくりと腹部を刺した。目の前に凄惨に広がる光景に、意識を絶った母親から出てくる邪魔な腸を取り出して、空いたスペースに皮膚を剥かれてもまだ息のある妹を納めた。それはまるでプラモデルを製作するようで楽しく笑い声を上げた。それから父親、隣近所の人々と欲望のまま犠牲者を増やしていき、齢六歳にして彼の故郷であるノルウェー最悪の殺人鬼の名をほしいままにした。その内直接手に触れる鉤爪を使うようになり、一番懐かしい鉄の味を味わえる場所を探してテロ組織に身を置き、今は龍で五色不動を名乗っている。
 と、簡単に彼の経歴を語ったが、見て分かるように彼は戦闘術を習った経歴が一切ない、本能と感のみでこれまで生き延びてきたのだ。そしてそんなルシードの感が、これ以上待っていても彼を楽しませるものなど、ノエルに存在しないと感じ取った。地面を駆ける猛獣のように動き出すと、瓦礫と化したパトカーの側面を蹴ると瞬時にノエルの側面に到達する。そこへノエルのブレードが光った。だがこれまでも光だけで確実な一撃を加えられなかったため、ルシードは今までと同じように身を沈めて体を返す反動で鉤爪をノエルの背中に叩き込んだ。
 だが――。
「な! 爪が外れねぇ!」
 驚愕の声を上げたのはルシードの方であった。ノエルの背中に刺さった鉤爪を、そのまま反対側に走り抜け様に切り裂くために使おうとした時、彼の体が何かに引っ張られて見事に背中から転んだ。
「ようやく捕まえました」
「この人形風情が、何しやがったぁ!」
「いえ、特には何も。強いて言うならば、やっと貴方を捕まえる手立てをつけられて、賢者の石で精製しました精神感応型形状記憶合金を使えたと言うだけです」
「け、賢者の石だと! あの超古代の遺物か!」
 賢者の石。
 よく錬金術師の間で囁かれている、どんなものでも精製できるという物ではなく、ゴムのような弾力を持つ物質だった。それ単体では何の意味も持たず、簡単に砕ける粘土のようなのだが、この物質は他の金属と合成させる事によって別の金属へと昇華させる能力を秘めている。例えば賢者の石と鉛を合わせれば熔かした水飴のような軟性を示し、鉄と合成すれば強度はダイヤモンドをも凌駕する。この万能性が賢者の石と呼ばれる由縁だ。
 ノエルのブレードは先に語ったように三年前に改装している。新装備を作成する時に入った一族の宝物庫に眠っていた、それだけで人一人……いや数代は家族含めて優雅に生きていけるだけの量だった。それをアルミとニッケルの合成金属と組み合わせ、ノエルの意志によって形態を変化させる特殊金属を作り上げた。
 ノエルはこのままでは消耗して自分が負けてしまうという結論を出し、そのために最善と呼べる選択を実行した。それは攻撃を受けた瞬間だけ刹那の時間止める動きに狙いを定め、ブレードを粘着性の高いものへと変化させたのだ。ブレードを職種のように使い、背中からルシードを前面に移動させた。
「くそがぁ! 離しやがれぇ!」
 今のダメージにより全身を伝うオイルの六割が喪失。次が最後の一撃ですね。
 冷静に内心で残りの自分の稼働時間を計算し終えたノエルは、そのまま両手のブレードで暴れているルシードを拘束すると、県道の外壁に固定させた。
「くそぉ! くそぉ! くそぉ!」
 必死にジタバタするルシードの鉤爪が、僅かずつだが長時間変形させて置けないブレードを解いていく。
 しかし、すでに時間は訪れていた。
「先ほど、私にdas Tanzbein schwingen Feuer fangenモードを使わないのか? と聞かれました。ですが、それはあくまで始動キーであり、本来は私の最強の武装を示します」
 拘束を外すためだけに必死になっているルシードは聞いていなかったが、それでも律儀にノエルは回答を並べていく。
「das Tanzbein schwingen Feuer fangen。その威力とエネルギーのベクトル方向を見た場合に、それは矢のようであるためにつけられました」
 とつとつと語られる説明に被って、何か近付いてくる飛行音に警察の二人は驚いて、そして忍は自信有り気に空を仰ぎ見た。
「空中粒子吸収型・長距離粒子砲。通称・アグニ。それが貴方を倒します」
 それはノエルの肩幅の二倍ありそうな四角のバックパックだった。所々には軍の無線器のようなアンテナが立っている。そして何より目に付くのはバックパックの右側につけられた巨大なランチャーであった。余りの大きさと長さに、完全に脇に抱えこまなければならない長さの銃身は、至る処に余分な気体を排出するための排出口が存在する。
「な、な、な、なぁ!」
「エネルギー充填開始。現在十三パーセント」
「ま、待て! 俺が悪かった!」
「充電中。二十七パーセント」
「頼む! 大人しく捕まって罪を償う!」
「現在三十九パーセント。継続中」
 さすがに目の前に突然出現した大砲に慌てたのか、ルシードは必死に手首だけで合金を裂いていく。しかし、アグニの発射準備に入ったノエルには届かない。
「エネルギー八十パーセント突破。発射態勢に移行します」
「くそがぁぁぁぁぁ! 俺はまだまだ殺し足りねぇんだ!」
 火事場の馬鹿力というのか、一気に血走った眼で力を篭めたおかげで合金の半分までが切れる。だがそこに絶望への扉は口を開けた。
「エネルギー充電百パーセント。アグニ発射します」
「ま、待てぇぇぇぇ!」
 限界点に到達した加速粒子は、銃身の先に過熱された真っ白な光を噴出し始める。光は次第に音を変化させ、外気に触れた箇所から真っ赤に焼けていく。焼け出した大気は微妙に混ざっている元素を特殊反応を起こして匂いのある煙を放出し、続いてとうとう限界に来た圧縮加速粒子はその姿を見せ始めた。
「やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ……」
「――ファイエル」
 一筋の圧縮加速粒子が空気を焼いていく音に、ルシードの絶叫が掻き消されていく。
 そして海鳴の空に、天を貫く光が走った。
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
 撃ち出されたアグニの発射風に、悲鳴にも似た声を上げながら、警官二人は忍を守るために抱えこんだ。
「く……これは……実験より威力が……うう……」
 それでも隙間から吹き込む突風に、忍すら予想だにしてなかった威力に瞳を閉じて堪える。軽く二十メートルは離れている筈なのに、伝わってくる熱量はマグマの近くにいるようだ。
 たっぷりと一分近く続いたエネルギーの奔流は、ようやく終末を迎えルシードの周囲のコンクリートの外壁の破片を周囲に撒き散らした。アグニの道筋になってしまった道路は沸騰し、ぶくぶくと泡状になっている。有に体の表面に二ミリ近くの埃を積もらせた三人が顔を上げると、まだ煙によって全景の見えていなが外壁には直径十メートルはあろうかと言う巨大な穴が穿たれていた。
アグニを構えたまま、限界まで放出したエネルギーに耐えかねて落ちたブレーカーにより、ノエルは完全に停止していた。
「や、やった……」
 ごくり固唾を飲みこんで、加藤はぽつりと三人の感想を呟いた。じわじわと湧きあがってくる生の喜びに体を震わせて、握り拳を高らかに掲げ掛けた。
「まだよ」
 それを突然女性の声が止めた。慌てて三人が声の方向へ顔を向けると、そこには赤を基調にした巫女服に身を包んだ少しシャギーの入ったセミロングとどこか鋭さを持った瞳が特徴的な女性が、腰に差した小太刀の柄をいじりながら一心に煙を見詰めていた。
「貴方は……?」
 刑事課長が問うが答えもせずに、女性はノエルの前に歩み進んだ。普通であれば激戦を終えたノエルを回収しに行ったのかと見えるが、女性はノエルではなくようやく晴れ始めた煙にきつく結んだ瞳を向けた。
「あんなバカみたいなもんの前に飛び出すから、自殺志願者かと思ったけど、どうやらそういう訳じゃないみたいね」
 一体彼女は誰と話をしているのか?
 心で刑事課長が呟いた時、また新しい、今度は男の声が聞こえた。
「まぁ〜さか、おまえさんが出てくるとはお〜もいもしなかったね〜。紅み〜きちゃん」
 独特の間延びした話し方で名前を的中され、紅美姫はぴくりと左眉を跳ね上げた。
「そんな呼び方をするのは貴方なの。裕也=ヘンドリック」
 霧散していく煙の中から姿を見せた男の姿に、美姫は小さく舌打した。
 つんつんと立った短いに、どこか寝ぼけたような目付きの頬がこけた細身の男が、アグニによって身に着けていたものの全てが塵となったのだろう、全裸で立っていた。
「確か北海道でや〜ることあるって前に会った時にい〜ってなかったっけ?」
「くだらない事は良く覚えてる事……。そうよ。でも友人の頼みを無碍にする程、腐ってはいないわ」
「うんうん。そ〜いうところはま〜ったく変わりないね〜。おじさんは安心し〜ちゃった」
「貴方こそ何時の間に龍なんて馬鹿の集まりに加担したの? 今までも見損なってたけど、更に幻滅だわ」
 妙に毒を吐く美姫の言葉に動揺せず、更に喜んでいる素振りで肩を竦める裕也は、ぽりぽりと頬を指で掻いた。
「ま〜。ぼ〜くは欲しい機械をく〜れるっていうから、きょうりょ〜くしてるだけ〜。終わった〜ら、さっさとつ〜ぎに行くさ〜」
「その前に、ここで私が斬り捨ててあげるわ。クソッタレを斬ると刃が曇るんだけどありがたく思いなさい」
 言うが早いか、すでに美姫は小太刀の小口を外した。
「ちょ、ちょ〜っと待って! 今日は〜闘いにき〜た訳じゃないの〜! この子を連れにき〜ただ〜け〜」
 そんな美姫の様子に慌てた裕也は、必死に手を振ると後ろで気を失っているルシードを指した。
「……逃がすと思って?」
「ん〜ん〜。み〜きちゃんは逃がしてくれないとお〜もってるけど、ぼ〜くは勝手に逃げるから」
 あくまで人を小馬鹿にしているような口調で、無造作に美姫に背を向けた。その姿はすでに油断を通り越して忍達を呆れさせた。が、もちろん背中を見せられた美姫はただでは済まさなかった。瞬時に抜刀するや一息で斬りかかる。相手は全裸で武器など持っている筈も無い。
 しかし……。
「あっま〜い」
 先程のノエルとルシードの戦闘時のような金属が激しくぶつかり合う音が辺りに響いた。さすがにそれには斬りかかった本人である美姫も驚きを隠す事もなく、目を見開いた。いや、彼女だけではない。遠く離れている忍達も同じ表情を浮かべた。
「素手で弾き飛ばした?」
「まさか……」
 風にのって聞えてくる感想が、何もない防具のない腕で必殺になっている筈の一撃を受け止められた美姫の心を代弁していた。しかし、裕也から本来は出てくる追撃がないので、そのまま不信感に狩られてノエルの前まで飛び退いた。
「貴方……肉体強化薬物中毒者じゃ飽き足らずに……」
「あはは〜は〜。ぼ〜くがここにいるのは、ほし〜ものを持ってる人が〜た〜またま龍だったって〜だけ〜。だから、完成し〜たら、オサラバぽいぽ〜い。では〜じ〜かんもないことだし〜、それ〜じゃね〜」
 そう勝手に自己完結すると、裕也は賢者の石の精製金属をあっさりと破り捨て、ルシードを肩に担ぐと、到底人の体では耐え切れない高さの高架から飛び降りて姿を消した。
「たっくもう……。これで私もしばらく北海道に帰れなくなっちゃったわね。仕方ない。夕凪のところにでも居候しちゃおう……。で、と、そこの三人」
 いきなり話を振られて、やはり裕也と同じく自己完結してしまった美姫に、唯一意識を立ち戻らせた忍は、すぐに視線を彼女へと向けた。
「私は民間警察協力者の一人で、この街のリスティ=槙原の友人の紅美姫。悪いけど少し話を聞かせてもらっていい?」
 少しだけ雲行きが怪しくなって来た夜空の下で、ようやく一つの闘いが終了を告げた。



いや〜、ノエルが強いね。
美姫 「今回は、少し防がれてしまったけれどね」
素晴らしい。巨大ランチャー……。ああ〜、闘うメイドさん、最高〜。
美姫 「何をとち狂ってるんだか…」
それにしても、情けないぞ、美姫。
美姫 「それを私に言われても。あれは私であって、私じゃないんだから」
……まあ、それもそうか。
美姫 「さて、次回はどんな展開が待っているのかな〜」
ワクワク、ドキドキ。次回も楽しみ〜。
美姫 「それじゃあ、また次回もお待ちしてますね」
ではでは〜。



頂きものの部屋へ戻る

SSのトップへ