ファイル1 「再会は事件の始まり!?」

 

智大が高町家に居候してからはや三日。恭也と智大は縁側でお茶をすすっていた。

「平和だな」

「そうだな」

ズズズズーー 

「・・・」

「・・・」

どう見ても年を取っているとしか思いようが無い男達。

隣では猫が心地よさそうに眠っている。

居間では美由希、なのは、晶、レンの笑い声が聞こえてくる。

「何の話してるのかなあ?」

「首は突っ込まないほうがいいぞ。」

「フン、無愛想な人には言われたくないね」

「今、叩き切ってやろうか?」

「・・・スマン。」

 

そのころ居間では

 

「智大さんにやっぱり協力してもらわへんと」

「そうね。レンちゃん。これで恭ちゃんに私たちの魅力を伝えるの」

「そうだな!燃えるぜ!」

「?」首をかしげるなのは。

コレは完全に恋する乙女の座談会であった。

 

まだ、お茶をすする二人。

「恭也、もう一杯どうだ?」

「いや、いい」

「静かだ・・・」ポツリとつぶやく智大。

しかし、その静けさは破られることになるのであった。

「みんな〜。大変よ〜。」と桃子さんの声が聞こえてくる。

「かーさん。何が?」

「お母さんどうかしたの?」

「桃子さん何があったんですか?」

「お母さん!」

一斉に桃子に食って掛かる一同。その理由はすぐに分かった。

「溝井智大くんはいらっしゃいますか?」とスーツを着た背の高い男の人が立っていた。

「警察の人で金城警部さんですって」

「「「「「エーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」」」」」

「あいつが何かやったんですか!?」食って掛かる恭也。

「いえ、ここに呼んでほしい人だと御手洗君に言われまして」

「でも」と美由希が何か言おうとした時、金城といわれた警部の後ろから一人の少年が現れた。

「いるんだろ。智大君。いや、ワトソン!」

「いったい何なんだよ!いきなり出てきて智弘さんのことを呼ぶなんて」

「せや!なんか知らんけど出て行き!」

「なあ、君は御手洗修一郎!」黙っていた恭也が何か分かったように口を開く

「そうだよ!高町恭也君!僕が名探偵だ!」

「師匠どんなつながりがあるんですか!」

「男で知っている人って少ないからビックリしたよ」と晶と美由希が続けざまに言う。

「御手洗君・・・説明してあげてもいいんじゃないかい」と金城。

「そうですね。いいかい。みなさん!僕は風高の3年生だから恭也君とは知り合いなんですよ」

「というより友達なんだが・・・」

「そうやったんかい・・・」

「意外だな」

「で、修一郎は智大に何のようなんだい?」

「実は・・・」

「ストップ」言葉を遮って智大がなにやらカバンを持って出てきた。

「この町にいることは知っていたが学校で合う程度でよかっただろ」

「ワトソン。そんなことは言ってられないんだ。手伝ってくれ」

智大はかったるそうにすると「分かった・・・」と言葉を吐いた。

「これから出かけてきます。少し名探偵の仕事を手伝ってきますね。じゃ行ってきます」

というと智大は修一郎と刑事とともに車に乗り込みどこかへ行ったのだった。

 

嵐が過ぎ去り、高町家では・・・

「恭ちゃん!あの人何者!?」

「お兄ちゃん気になる!」

「(お)師匠」

「恭也」

「いったとおりだ。あいつは名探偵なんだ!」

「「「「「だから〜」」」」」

と質問攻めに会う恭也なのであった・・・

 


あとがき

 

???「前書き長い」

 

いや、それよりさ。由真。お前も重要キャストなんだから準備位しとけよ

 

由真「あ、申し遅れました。智大のパートナー長瀬 由真です」

「これから色々お世話になると思いますが宜しくお願いします。」

 

じゃあ今日はこの辺で

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





恭也たちの前に姿を見せたのは…。
美姫 「名探偵!」
つまり、何か事件が起こったということか!
美姫 「一体どんな事件が?」
それでは、また次回で。
美姫 「まったね〜」



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