『お遊び予告〜♪ その4』




 今から十年前の話だ。
 宇宙に存在する「アル・イー・クイス」という全銀河の戦いを司るという存在が、いくつモノ世界の境界線をあやふやにしてしまった。
 七つの世界の、それまでは平凡だった青年達は、自分の大切なものを守るために2足歩行型戦闘マシンNA<ネイショナル・アームド・アーマー>へと乗り、仲間達と共にアル・イー・クイスを倒したのだった。
 
 二度と会うことはないであろう友人達と別れて、当時さざなみ寮で半年の時間しか立っていなかった槙原耕介は、妻となった槙原愛の横顔を眺めている最中に、窓の外に流れる異常な流れ星の群集を目撃した

 これが時空間を巻き込む二度目の大戦へと進む前兆であった。



 ――俺が見つけたのは、一本の小太刀だった。
いや、別に俺が御神流の師範をしているからとか、そういうのを抜きにしても、不思議な小太刀を普段から稽古で使う山の中で見つけた。
 
 それが日常を変えてしまうとも知らずに。

 舞い降りた剣は九本。

 一つは双剣に。

 一つは皆伝した妹御に。

 一つは歌姫に。

 一つは優しき退魔師に。

 一つは夜の一族に。

 一つは機械の体を持つ女性に。

 一つは雷を纏う天使に。

 一つは病魔より生還した彼女に。

 一つは心強き格闘家に。





『バトルメイション始動。コンディショングリーン。コロッセオスタート』




「美由希ぃぃぃぃぃぃ!」
「今こそ恭ちゃんを超えるんだ! そしてそして……!」

 剣は巨大なマシンへと変化し、見出した戦士をその身に獲りこむ。

「私は……闘いたくないの」
「ええ。私もです。ですが御嬢様の障害となるべきものは全て排除します」

 戦士は剣と一体化し、巨大な戦闘機械へと変わっていく。

「久遠をこれからも守るには、この力が必要なんです!」
「そんなんわからへん! あれだけ仲良うやれてたんに!」

 そして肉体は侵食されていく。

「いけぇ! サンダーブレイク!」
「正拳突き!」

 その心さえも……。

「さて、誰が勝ち残ってあたしの相手になるのかしら?」
「うふふ。それは私、だよ」



「ね、君ん家に宇宙人いる?」
「宇宙警備隊を舐めるなぁ!」
「また、地球に危機が迫っている」
「ホールドアップ! ブレイブポリスだ!」
「例え再び三次元人の侵略だったとしても、俺は負けない!」
「何が何やら全くわっかんないけど、お前みたいなんかに負けないもんね〜!」
「また宇宙警察機構へと逆戻りか」
「最後に勝つのは……勇気ある者だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「君の勇気があったからこそ……私はここまでこれたのだ」



 再び巻き込まれていく別世界の勇者と共に、戦いは進んでいく。










勇者聖剣ファイセイバー


「こんな仕組まれた戦いなど、御神流が叩きのめす」

COMEING SOON



夕凪「久々のお遊び予告ね」
うん。前に迷子さんも誰もSSプレゼント!の乗ってくれなかったから、浩さんにお遊び予告をおくろ〜かと
夕凪「大きな迷惑ね」
あ、やっぱり?
夕凪「自覚あったのに送ったの……ダメダメね」
うう……。おまえ、最近美姫さん風味だぞ?
夕凪「あ、美姫さんと言えば、実は璃斗さんに美姫さんにお願いしてほしいことあるんだ」
美姫さんなら自分で頼んだら?
夕凪「恥ずかしいじゃない」
あ、さいですか。で、どんな用?
夕凪「あたしもハートフルデイズでたい!」
はぁ!?
夕凪「この間、フィーアさん出たじゃない。あたしも出たい!」
マテマテマテ! あれは浩さんとアハトさんが付き合い長いからであって、ボクはまだまだそこまで……。
夕凪「で・た・い!」
……善処するよ。
夕凪「なんでアンタが善処するのよ!」
いや、これおまえを浩さんのところに送るとするだろ? そうしたら浩さんは○○○や×××や△△△△や□□□な目に(泣
夕凪「そこは自業自得ってやつだからいいの! とにかく頼んだわよ!」
え、え〜っと……最後の一コマにだすくらいの扱いでいいです(滝汗




お遊びSSありがと〜。
美姫 「もうドンドン送って来てくださいね」
うんうん。ドシドシ応募待ってます!
美姫 「そして、夕凪ちゃんのお願い事だけど…」
さて、次回はどんな投稿が待ってるかな〜。
美姫 「何で、露骨に話を逸らすの。ほら、最後でも良いからって言ってるじゃない」
善処します!
美姫 「絶対に呼びます!」
俺は、自分の身が無事ならそれで良い。
美姫 「クスクス」
な、何だ、その笑みは!?
美姫 「いや、別に。単に思い出し笑いよ」
本当か?
美姫 「ええ、本当よ。うふふふ。浩ったら、そんなぼろ雑巾のようにボロボロになっちゃって…」
おい! 一体、何を思い出して笑ってるんだよ!
美姫 「くすくす。あ、それじゃあ、またね〜」
ではでは。(シクシク)



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