『魔法少女リリカルなのは外伝・仮面ライダーXs』
日常編その4の3 『真夏の旅行in海 参』
とりあえず波打ち際でしばらくちゃぷちゃぷ遊んでいたが、しだいに二つのグループに別れていく。
「都会が近いのに海キレイですね〜」
「でしょ〜、ちょっと沖の方に行けばお魚もいっぱい居るよ」
「わぁ〜見てみた〜い」
「ではシュノーケリングなど如何でしょう?
流石にダイビングは無理ですが少し沖に出て魚を見るのには事足りるかと」
「あ〜いいですねぇ」
「でもできるかな?」
「シュノーケリングだったら簡単よ」
どうやら大人組は沖にでておさかなウォッチングに行くらしい。
一方子供組はというと。
「はやて、およがないの?」
「あ〜、あたし足悪くしてたせいか泳ぐの苦手なんよ」
「あ……ごめん」
「気にせんでええよ〜、足も治ってきたし練習すれば泳げるようになるって」
「それじゃここで練習しようよ!」
「でも、あたしに付き合って遊べへんのは悪いし」
「実は私も水泳というか運動全般苦手で……」
「えっ!?なのはちゃんあんな高機動でびゅんびゅん飛んどるのに?」
「魔法技術と身体能力は別物ですからねぇ」
「実は私も……」
「ええっ!?フェイトちゃんも?」
「泳ぐ機会があんまり無かったから……」
「じゃあ皆で練習すればいいじゃない、私も手伝ってあげるからさ」
「アルフ、いいの?」
「もっちろん!」
ちびっこ達はアルフを保護者に泳ぎの練習をしつつ遊ぶつもりのようだ。
「恭也はどうするの?」
「ふむ……」
恭也はどちらに参加しようか思案する。
1・大人組と沖へシュノーケリングに [←『真夏の旅行in海 参The大人組』へ]
2・子供組の練習を手伝う [←『真夏の旅行in海 参The子供組』へ]
おおっと! ここで分岐だ、分岐がきたぞ〜。
美姫 「はいはい、変なテンションはいらないから」
しゅん……。折角盛り上げようと思ったのに……。
美姫 「逆に引くわ」
う、うぅぅ……。
美姫 「そんな訳で、分岐〜。どんなお話が展開されるのかしらね」