『魔法少女リリカルなのは外伝・仮面ライダーXs』




解説編その2 『なぜなにアースラ!〜仮面ライダーXs編そのに〜』

注意:リリなのの根底に関わる部分の話などもありますが、あくまでこの作品内での設定です。
   実際の本編とは異なる場合があります。


「さん!」

「にぃ!」

「いち!」

『どっか〜ん!』

忍「どもども〜忍おねえさんで〜す!」

リ「……」

忍「ありゃ?どったの?」

リ「……あの、この衣装はどういうことでしょうか?」

忍「え?きぐるみはイヤって言うから変えたんだけど……」

リ「確かにきぐるみはイヤと言いました。この衣装は確かにきぐるみではありません。でも……」

忍「でも?」

リ「バニーガールってどういう事ですかっ!きぐるみ以上に恥ずかしいですよ!」

忍「え〜似合ってるのに〜」

リ「そういう問題じゃありません!この歳でコレはさらに色々な意味でキッツいですよ!」

忍「そんな事ないって〜、リンディさん若いしスタイルも良いんだから」

リ「とにかく!普通でいいんです普通で!」

忍「ぶ〜、ぢゃあなんで着たのさ〜」

リ「忍さんが脱いだ私の服ごとバニースーツ以外の全部の服隠したからでしょう!」

忍「あ、バレてた?」

リ「バレますよ……」

忍「む〜、じゃあ次は普通の服でいいから今日はそれね」

リ「やっぱり着替えさせてはくれないんですね……」

忍「大丈夫だって、似合ってるから!」

リ「はぁ……こんなのクロノには見せられないわ……」


忍「でわ気を取り直して、今回は『仮面ライダーXsの能力と武器』についてです!」

リ「まずは能力ですけど、身体能力はどれくらいなんですか?」

忍「そうねぇ、身体能力は大幅に向上してるけど本物のライダーみたくパンチ力が何十tってほどじゃないわね」

リ「それでは?」

忍「100mをおよそ6秒台の脚力、垂直ジャンプ10.5m、腕力は両腕で780kgの物を持ち上げる事ができて、
  パンチ力はおよそ900kg、キック力は1.3t、握力は360kgってとこね」

リ「ん〜確かに凄いですけど、Xsの戦いぶりをみるとこの数値は低いような?」

忍「この能力を魔力でさらに強化するからね。
  最大でこの能力の2〜3倍は出せるわ」

リ「なるほど」

忍「そしてXs最大の武器とも言えるのがガディンの『複合多重演算能力』!
  これがあるからこそあの常識外れた戦闘力が生み出されるの」

リ「でも、他のデバイス達も同時に複数の事はやってると思うんだけど?」

忍「ん〜、実はそうでもないのよねぇ。
  例えばなのはちゃんが飛行しながらディバインシューターを使ったとして、
  レイジングハートが司るのは魔力の安定と使用した魔法に合わせたシステムの管制くらいなのよ。
  魔法の選択、弾道の制御、飛行する際の速度や軌道、これらは使用する魔導師の技術に依存するわ」

リ「それじゃあ、デバイスはあくまでブースト用の補助装備って事?」

忍「そんな事は無いわよ。『使用した魔法に合わせたシステムの管制』これがとても大事なの。
  拳銃で相手を斬りつけようたって無理があるでしょ?
  デバイス自身や使用する魔力を用途に合わせて最適な形に変換する、
  用途に合わせてデバイスが変形するのもこのためね」

リ「なるほどね〜」

忍「だたデバイスも人間と同じで、違う事をいっぺんにやりすぎると頭がこんがらがっちゃうのよ。
  空中で右手で○を書きながら左手で△を書くのが難しいのと一緒ね。
  だから普通は魔導師の技術や知識が十分じゃないと優秀な魔導師にはなれない訳」

リ「確かにデバイスが優秀でも使用者が未熟じゃダメだし、
  使用者の魔力が膨大でも扱い方が素人じゃ良い魔導師とは言えないわね」

忍「ちょっと話がそれちゃったけど、ガディンはその『違う事をいっぺんにやる』っていうのに特化したデバイスなのよ。
  ランク試験でシグナムさんに使ったフラッシュアサルトなんか良い例ね、
  集中力向上、感覚強化、身体強化、高速機動、加えて膝の保護、5つの魔法を同時にガディンだけで仕様してるわ。
  恭也がやったのは技使用の合図と神速の制御だけ、
  ある意味でガディンは使用者のスキルや知識に最も左右されないデバイスとも言えるわね」

リ「つまり、恭也さんがまるで魔法の事を知らなくても、それなりの知識や技術を持った者と同等に使えると?」

忍「そゆこと。事実恭也は魔法に対してそれほどの知識を持ってる訳じゃないわ。
  私はガディンから得たデータで勉強したりして覚えたけど、恭也はあんまし頭の良い方じゃないし、
  魔法の技術や知識に関したらなのはちゃん達の方が圧倒的に上ね」

リ「ガディンは使用者の能力にあまり左右されず、
  また使用者の能力を十分に引き出す事の出来る凄いデバイスって事ですね」

忍「それと、魔法の制御や使用をある程度ガディンがやってくれるおかげで、
  他の事に気を配る余裕が出来るってのも利点ね」

リ「はぁ〜、まさに完全無欠、無敵のデバイスね」

忍「ん〜ガディンにも苦手な事はあるんだけどね。そのへんは後で話すわ」

リ「はい、次は武装についてですね」

忍「まずはなんと言ってもコレ!Xsの主兵装『Xsライザー』!
  恭也に合わせた小太刀サイズの二刀形態と長距離射撃の弓形態に変形できるオプショナルツールよ」

リ「オプショナルツール?デバイスじゃないんですか?」

忍「ガディンのデバイス部分はあくまでXsの装甲部分のみ、
  Xsライザーはガディン単体での攻撃力の低下を防ぐために私がつけた補助武装なの。
  作りはライダーベルトに近いわね、ガディンが構築するんじゃなくて完成形で内包されてるの。」

リ「そうなんですか〜」

忍「まず、二刀形態の『Xsブレード』、サイズはXsである恭也が扱いやすいように愛用の小太刀と同サイズ。
  重すぎず軽すぎずの程よい重量で魔力によって強化された特殊合金の刀身は切れ味バツグン!」

リ「恭也さんは剣士さんですからピッタリの武器ですね」

忍「そして弓形態の『Xsアーチェリー』、足を止めなきゃいけないって弱点はあるけど、射程と貫通力はピカイチ!
  ガディンのサポートもあって命中率も優秀よ」

リ「なんで足を止めなきゃいけないんですか?ガディンならチャージしながら移動の補助とか出来そうですけど」

忍「そこがさっき言ったガディンの苦手な事なのよねぇ」

リ「と、言いますと?」

忍「ガディンは伝達系がボロボロだったって話はしたと思うけど、
  そのせいで魔力の収束や放出っていうのがすこぶる苦手なのよ。
  おかげで魔力による遠距離攻撃は収束に集中しないといけなくなって足が止まっちゃうの。
  チャージも長いしね」

リ「なんでも万能とはいきませんねぇ」

忍「世の中そんなに甘くないっと。
  後は特殊金属の針『Xsソーン』と高い強度を持つワイヤー『Xsストリング』ね。
  これらは恭也が使う飛針や鋼糸と似たようなもんかな」

リ「ふむふむ、武器はこれで全部なんですか?」

忍「他に無い事も無いけど今回はこのへんかな」

リ「はい、お疲れ様でした。
  それで次回のテーマはなんでしょう?」

忍「次回はいよいよ必殺技!『ライダーキック』についてお勉強よ♪」

リ「は〜い」

忍「それじゃみんな、また次回!」

忍&リ『ばいば〜い!!』




スタッフ「はいOKで〜す!」

リ「次は絶対普通の衣装にしてくださいね?」

忍「似合ってるのに〜」

リ「そういう問題じゃありません!あと服かえしてください」

忍「はぁ〜い」






あとがっき

というわけで解説編その2です。
需要あるか解らんけどこういうの考えたり書くの好きなんです……
まぁ自己満足に近いですが多目に見てやってください。
相変わらず執筆遅いですがまったりお待ち下さい。

次のリンディの衣装どうすっかなぁ……







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