第七話 過去だからこその可能性
恭吾は防御をすり抜けて顔に向かってくる突きを、首を捻らせて躱す。
さらに下から斬り上げられてきた小太刀を上から押さえようとするのだが、やはりその斬撃は恭吾の小太刀をすり抜けてくる。
(ふむ、これで五回連続か。貫は完全に体得したと言っていいな)
恭吾はそんなことを思いながらも、すり抜けてきた小太刀を上体を反らして躱した。
(だが……)
恭吾は突きと斬り上げによって空いた、恭也の脇腹に思い切り回し蹴りを叩き込んだ。
「ぐっ!」
苦悶の声を上げて吹き飛んだ恭也に、そのまま一気に近づいて剣先を突き出す。
「……参った」
どこか悔しそうに言う恭也。
それに頷いて、恭吾は小太刀を鞘に戻した。
「貫は体得したと言っていいが、実戦レベルとは言い難いな」
貫は意識して連続で出せてこそ体得したと言える。
それを恭也はこなした。
だがまだまだ足りないものがある。
「相手の攻撃を読み、防御を見切り、さらに自らの動きで相手の攻撃と防御すら操る高等技術であるが故に、そちらに意識がとられて斬撃が甘い」
だからこそ防御をすり抜けてきたように見えたとしても、簡単に躱せてしまう。
それが自身でも分かっているのか、恭也は深々と頷いた。
「それと連続で出せてこそ貫を体得したことになるが、連続で出す意味はない」
「意味がない?」
「いやまったくないとは言わないが、一定の技術や冷静さを持った相手には逆効果だ」
そう言っても恭也は首を捻るだけだ。
もっともこれは恭吾としても仕方がないと思っている。恭也は自身よりも強い、もしくは技術が上の相手と戦った経験がそれほどないのだ。
無論、士郎や恭吾を除いてのこと。つまり御神流の使い手以外の強い者との対戦経験が少ない。
「自分の攻撃や防御をすり抜けて来るとわかったなら、最初からすり抜けてくると思っていれば対処はそれほど難しくはない」
「ああ、なるほど」
恭吾も最初こそ躱すのに手間取ったが、何度も使われて、また次も貫が来るとわかっていれば、最初ほど躱すのは難しくなかった。
それを恭也も恭吾を見ていたからこそ気付いた。
「どうせなら連撃をあえて防がせて、相手に防げると思わせたその中の一つに貫を混ぜるなどのようにした方が効果がある。このへんは戦術の領域になるが」
「連撃の中に一つだけ入れるというのも難しいな」
「だからまだ実戦レベルとは言い難いと言ったんだ」
貫は今まで反復練習の結晶でもあるし、身体の全てを使い、さらに感覚的な所と技術的な所を混ぜ合わせた技であるため、高等技術なのだ。
高等技術であるがために、体得できても実戦レベルに持っていくまでには、やはり時間がかかる。
それにできれば、それを恭吾以外の者にも使えるようにしておきたい。この技は人の癖や体格などでも出し方が微妙に変わるのだ。
「まあしばらくは何度も使って慣れていくしかないな」
「ああ」
そう言い合って、二人はまた鍛錬を始めたのであった。
恭也が汗を流すためシャワーを浴びている間に、恭吾は居間で考え続けていた。
恭也が貫を体得した。
実戦レベルとはまだまだ言えないが、それでも体得したことには変わりない。
(やはり早いな)
まだ恭也は小学生だ。
そんな幼さで、すでに貫を体得してしまった。それに先ほどの恭吾の言葉を聞き、自分なりに工夫も始めている。
実戦レベルに到達するのも、そう遠い話ではない。
それにおそらくは後半年ぐらいで……。
(神速も体得しかねん)
まあ、もし体得しても使用は避けさせるつもりではあるが、それでもやはり早すぎる。
このところ恭吾も学園に拘束されていて、ここ二、三ヶ月は恭也一人で鍛錬していることも多いのだが、その間も色々と工夫を考えているようである。
そのへんは恭吾がかつてやっていたことと同じだ。
(俺以外と戦わせたいところなのだが……)
そろそろ他流や、自分以外の者との戦いも経験させたいのだが、恭吾はこの世界に知り合いはいない。だから戦わせるべき人間が見つからないのだ。
未来でよく出稽古に行っていた所も、だいたいが武者修行中に知り合った人たちの所なので、この時代では恭吾は知り合っていないし、また恭也の知り合いでもない。
すでに恭也の知り合いである明心館の巻島館長という人もいるが……。
(俺が会えんな)
恭吾は、あの人と会うのは色々と危険だと思っていた。
恭吾が恭也であると気付くことはないだろうが、何せ士郎の友人だ。色々な矛盾に気づきかねない。あまり頭を働かせる人ではないが、その分嗅覚や直感が動物並である。
何より、恭也との戦いより恭吾との戦いを望むだろうし、それこそ殺す気でやってくるに違いない。
まあいずれは会うことにはなるだろうが……。
(あの人は色々な意味で却下だ)
規格外すぎて、恭吾にはいい経験になるが、恭也のいい経験にはならない。できれば恭也と同レベルぐらいがいいのだ。
例えばあの瑠璃のような。貫を体得した今ならば、あの変幻自在の剣にも対応できるはず……と言っても、彼女は彼女でどこにいるのかわからない。
(となると……)
そこまでで恭吾は思考を止めた。
恭也がシャワーを終えて居間に来たのだ。
「兄さん、何を?」
「いや、少し考えごとをな」
別段、恭也に言っても構わないのだが、逆に言わなくてもいいこと。
恭也は首を傾げるものの、もうそのことは聞いてこなかった。
「そういえば美由希は?」
「まだ帰ってきていない」
恭也の問いに、恭吾は軽く答える。
美由希は何か用事があるということで、朝からでかけていた。そのためなのはは今日、桃子の母の元に預けられた。
噂をすれば、というものなのか、丁度玄関から扉を開く音が聞こえた。時間帯からして桃子が帰ってきたわけではないだろう。
となると美由希しかいない。
しばらくして、美由希も居間に現れた。
「うっ……ひっく……」
泣きながら……。
その手には大きめなバッグが握られていて。
その姿を見て、恭吾は心の中でため息を吐いた。
(今日だったとはな……)
この光景は今でも覚えていた。
今日だと気付いていたなら……どうしたのだろう。
「うっ……ひっく……」
泣いている美由希に、恭也がゆっくりと近づく。
「美由希、何を泣く?」
恭吾の目には、それがかつての焼き直しに見えた。違うことと言えば、自分の……恭也の背後に己がいるというだけ。
「ともだち……が……私……見ても……面白くないよって……言ったのに」
恭也もそれだけで理解した。
美由希が友人にせがまれて、御神の剣を見せたのだろうということを。
「二刀流なんて……卑怯だって……鋼糸を持ち歩くのも……飛針を使うのも、そんなの剣道じゃ、ないって……」
そう、御神流なんていうのは剣道じゃない。所詮誰かを傷つけるための、殺すための技術。
どんなに大層な理を持っていようと、それは変わりはしない。
使われないほうがきっといい技術。
「ともだちだと思ってたから……見せたのに……」
美由希が友達を作ることに臆病になってしまった事件。
恭也は何も言うことができず、ただ美由希を見ている。
恭吾はあえて何も言わず、二人を見つめていた。
そんな中で、美由希は何も言わず自分の部屋に戻ってしまった。
しばらくして、恭也はため息を吐いた。
「俺たちの剣は……人に見せるものじゃないと、俺も父さんも、それに兄さんも言っていたのだがな」
「信じていたのだろうさ、友達を」
「ああ」
それでもあっさりと裏切られた。
子供は……いや、大人もそういった異端の力は受け入れがたいもの。しかし、子供はその無知と無邪気さ故に残酷なのだ。
恭吾もため息を吐いた後に立ち上がった。
そして、そのまま美由希と同じように部屋を出ようとした。
「一人にしてやった方がいいのではないか?」
恭吾がどこに向かうのかわかったのだろう、背後から恭也の言葉が聞こえた。
「さて、な」
恭吾はそれに答えず、居間から出た。
(一人にしたやった方がいい……か)
確かにかつて恭吾はそうした。
(やはり子供ではあったということか……)
それはただの考えだ。
いや、恭也は本当にそう思っているのだろう。だが、きっと恭吾は違った。
放っておいたのではなく、放っておくことしかできなかった。
結局恭吾の場合は、まだこの時自分のことで手一杯で、美由希のことを気にしてやる余裕がなかったし、美由希に何があったのかがわかっても、彼女の自由意思に任せてしまった。
(だが美由希はまだ十才にもなっていないんだ)
御神の剣を覚え続けるのか、自由意思に任せるというのは聞こえはいいかもしれないが、まだ子供である美由希に丸投げしたようなものだ。
師であるはずの自分が何も言ってやらずに、何も見せてやらずに。
父ならどうしたのだろうとは思う。
士郎も決して恭吾を慰めるようなことはしなかった。だが美由希にはどうしたのだろうと。
今の恭吾には放っておくことができない。
例えば、例えばなのはの成長を恭吾は見続けてきた。
なのはは美由希とは違い、たくさんの友達がいて、恭吾たちがあまり構ってくれなくて寂しかったであろうが、それでも普通の少女として過ごすことができていたはずだ。
それはきっと女の子としては普通の生活で、美由希もそんな生活を求めていたのではないのかと、そんな生活もいいのではないかと、恭吾は思うのだ。
間違えてはいけない。
美由希はまだ子供なのだ。恭也は子供なのだ。
恭吾は肉体はともかく、精神はすでに大人だった。
子供は本来大人が護ってやらねばならない。道を指し示してやらねばならない。それは何も一つのことだけに縛るようなものではないのだ。
慰めるのとは違う。
ただ、道が一つではないことを、美由希に教えてやろう。
その結果、彼女が剣を捨ててしまったとしても、それは仕方のないことで、それでもきっと幸せになれる道はあるから。
恭吾は美由希の部屋の前に立ち、ノックをした。
中から応答はない。しかし、中に美由希がいるのはわかる。
「美由希、入るぞ」
返答はないが、それでも恭吾は美由希の部屋の中に入った。
中に入れば、美由希はベットの上で膝を抱え、その膝の間に顔を隠して泣いていた。
その姿を見て、恭吾は少しため息を吐き、美由希のベットの端に座る。
「ごめん……なさい……」
そんな恭吾に向けて、顔を上げずに言う美由希。
「何を謝る」
「恭ちゃんにも……恭兄さんにも……御神の剣は……ひっく……誰かに見せる……ものじゃないって……うっ……誰かに誇るような……ものじゃないって……言われ……てたのに」
確かに恭吾はそう言ってきた。
恭也も士郎も言ってきた。
だけど、美由希はきっと受け入れてくれると、そう思って、そう信じて、そう願って、見せてしまった。
その気持ちは……恭吾にもわからないわけではなかった。
「美由希、後悔しているか?」
「……ううん」
「なぜだ?」
「きっと、いつかは……いつかみんな……私から離れてた……」
遅いか早いかの違いだったと言いたいのだろう。
今受け入れてくれないのなら、きっと離れていたと。
だが、違うのだ。
「美由希、俺が聞いているのは御神の剣を学んだことをだ」
御神の剣を覚えようとしていなければ、きっとこんなことにはならなかった。今でも友達が美由希の隣で笑っていたのだろう。
だから、御神の剣を学んで後悔はしていないか、と。
「して……ないよ……」
「そうか……」
「うん……」
それでも後悔してないという美由希。
だが……。
「なあ美由希、お前はまだ子供なんだ」
「え……?」
「何も御神の剣に縛られることはない」
「恭兄さん?」
美由希は恭吾の言葉を聞き、膝から顔を上げた。
そんな美由希の顔を見ずに恭吾は続ける。
「まだお前にはいっぱいの可能性がある。御神の剣士としての道もある。もしかしたら翠屋の店長二代目なんていう道もあるかもしれない」
そのためにはまず料理や菓子が作れるようにならなければならないが、と恭吾は未来の美由希を思い出しながら言う。
でも、そんなのもまた未来の可能性だ。恭吾からすれば、それはあり得たかもしれない未来だ。
御神の剣だけに捕らわれる必要なんてないと思うのだ。
恭也は何を言ったところで、もう剣を離すこともなく、これからも御神の剣士として、不破として生きていくだろう。それは恭吾だから良くわかる。
だが、まだ美由希は違う。
まだ引き返せる所にいて、まだたくさんの可能性がある所にいる。
未来の美由希が不幸だったなんて思わないし、きっと美由希とて思っていない。だけど、この目の前の幼い美由希はまだ違う。
可能性が残されている。その可能性を潰すのは、今の恭吾にはできなかった。
たぶんこれもある意味エゴなのだろう。
未来で彼女に可能性を示してやれなかったのは、子供であったのと、きっと美由希を強くしたいと、自分には行けない所に行ってほしいという願いがあったからだ。
そして、自身が御神の剣士でしかなかったから。
でも、今は……。
「他にも色んな道があるだろう。だから御神の剣士だけを求めることなんてないんだぞ?」
最後の御神の直系である美由希。
だけど血に縛られる必要も、縛る必要もない。
「ただ人を傷つける。そんなことしかできない剣だ。お前がそれで幸せになれるかどうかなんてわからない」
きっと美由希の父親や……今もきっとどこかで戦っているあの人も、そしてすでに逝ってしまった士郎も、そんなことは求めていないだろう。
ただ美由希に幸せになってもらいたいだけだろうから。
「だから……」
幸せになれる道は、何も一つではない。
「いいんだぞ、他の道を目指しても、他の可能性を目指しても。それが自分の幸せに繋がると思うなら、その道へ行け」
「恭兄さん……」
「俺はお前に幸せになってほしい。そのために剣が邪魔なら、いいんだ、捨ててしまっても」
恭吾がそう言ったあと、沈黙が部屋に満ちる。
美由希が今までの話を聞いて、何を考えるのかはわからない。だが、どんな答えだろうと受け入れてやらなければならない。
しかし何も今すぐに出さなければならない答えでもない。
なので恭吾は部屋を出ようとした。
「恭兄さんは……」
「ん?」
美由希に突然呼びかけられ、浮かびかけた腰をそのまま戻す。
「恭兄さんはなんで剣を握ってるの?」
ああ、そうくるか、と恭吾は苦笑する。
確かに剣を握り続けた先の話も聞かせるべきだった。
「護るためだ」
それが御神の剣士の在り方。
「おとーさんと一緒?」
「そうだな、士郎さんと一緒だ。たぶん恭也ともな」
「それが恭兄さんの幸せなの?」
「ああ」
何の気負いもなく、恭吾は頷いた。
「俺は世界一の欲張り者なんだ」
そして、薄く笑いながら告げる。
そう、恭吾は欲張りなのだ。
いや、きっと御神の剣士たちは皆欲張りだ。
「俺は周りの誰も彼もを護りたい。そして、そんな人たちの笑顔を見ることができれば、幸せなんだ」
「笑顔……」
「ああ。欲張りだろう? 自分の都合で、自分の幸せのために、周りのみんなに笑っていてほしいなんて思っているのだからな」
でもそれが恭吾の幸せなのだ。きっと士郎もそうだった。恭也もそうなる。
何とも欲張りな親子で、何とも欲張りな一族だ。
「そうやってみんなが笑って、幸せになっていくのを見るのが夢で、何よりの幸せだ」
そうやって、恭也は柔らかく微笑んだ。
きっと美由希も初めてみるような優しい微笑み。どこか恭也が笑ったようにも見える表情。
美由希はそんな恭吾を見て、深く頷いた。
「私は……続けるよ……もう泣かない」
それを聞いて、恭吾は何も言わなかった。
もしかしたら予想していたのかもしれない。自分がどう思おうと、美由希が剣を離すことはない、と。
何を思って、美由希がまだ続けると言ったのかはわからない。
だが、
「そうか」
ただ恭吾は美由希の答えを受け入れた。
「お前が選んだ道をわかってくれる人は少ないかもしれない」
「うん」
「だがな、俺と恭也、母さんとなのははわかってやれる。そして士郎さんもな」
「うん!」
大きく頷いた美由希を見て、恭吾はもう一度だけ笑い、そして立ち上がった。
もう恭吾が言ってやれる言葉はない。後はただ、美由希がその道で少しでも迷わないように、転んでしまわないように、強くしてやるだけだ。
恭也は、美由希が弟子になってから初めて彼女の頭を撫でた。
それからすぐに部屋を出ようとしたところで、
「恭兄さん、私も欲張りになるね」
そんな声が聞こえた。
「ああ」
だから恭吾は頷いて返した。
欲張りになって、全てを護れと。
それから美由希の部屋を出た。
そして、部屋の入り口の前の壁に背をつけて立っている恭也と目が合う。
恭也がそこにいたことはすぐに気配で気付いていたので、恭吾は何も驚きはしない。きっと今の美由希との会話も聞いていただろう。
「慰めろとは言わない。だがお前の思う御神の剣士について話してきてやれ」
だからそれだけの言葉を恭也に残し、恭吾は彼の前を通り過ぎた。
だが、
「兄さん、俺も欲張りなるから」
背後からまたもそんな声が聞こえた。
それからドアが開閉される音。
その音を聞きながら、恭吾はくくっ、と喉を鳴らして笑った。それは本当に楽しそうに、おかしそうに。
「俺がいなくとも、お前たちは欲張りになっていたさ。
恭也、お前はとくにな」
いや、きっと恭吾が現れ、その剣を握る意味を取り戻した時から、恭也はすでに欲張りだった。
だから恭也の言葉がおかしくて、恭吾は笑った。
「さてと、二人の鍛錬メニューを考えるとするか」
きっと明日からは二人とも気合いを入れ直してくるだろうから。
だけどそれが嬉しくて、恭吾はまた笑った。
そして今度こそ本当に廊下を歩き出した。
あとがき
はい、今回は美由希の話でした。
エリス「本編であったことだね」
正直早すぎると思ったのですが、今のうちやっておかないと以降書けないので、今回の話で組み込みました。おそらくは本編ではもっと後の出来事だとは思うのですが。
エリス「恭吾が少し甘い?」
甘く見えるかもしれませんが、これは単純に恭吾が大人だからですね。まだ子供である美由希の自由意思に任せるなんてことは、すでに大人である恭吾にはできなかった。とくになのはの成長を見ていただけに、御神の剣士だけが道ではない、という結論を持ってました。
エリス「それでも美由希は御神の剣士であることを求めた」
そのとおり。
エリス「そしてとうとう貫を体得した恭也君」
かなり早いスピードになるだろうなあ。
エリス「そなの?」
たぶん恭吾よりも、士郎よりも早い。恭也まだ小学生だからねぇ。
エリス「すごいねぇ」
恭吾がいる以上、実戦レベルになるのも早いでしょう。
エリス「もうすぐ神速までいきそうだね」
まあその時が一つの区切りでもあるけど。
エリス「しかし本当に学園での描写が一欠片もない」
やっぱり唯一いる彼女ぐらい出すべきか。恭吾も面識ないし。
エリス「さあ、私はわからないけど」
丸投げかよ。
エリス「当たり前でしょ」
くっ、さっさと1と2、さらにおまけシナリオやりなおさんといかんな。
エリス「まだやってないの?」
時間ないんだって。おまけにディスクがどこかに紛失。CDはもちろん、DVDの方も見つからない。どこいったんだ。
エリス「まあ探しながらも続きへいく」
はい。
エリス「それでは読んでいただきありがとうございました」
ありがとうございましたー。
美由希の決心。
美姫 「他の可能性を示す恭吾」
いやー、いいお話でした。
美姫 「それでも尚、剣を取る事を選んだ美由希がもう可愛いわ〜」
はいはい、暴走しない。
恭也の成長速度もかなり楽しみだし。
どこまで強くなれるのかな。
美姫 「次回も楽しみに待っていますね」
待ってます。