退院した時点で、江利子はある程度の事情を知る事が出来ていた。情報源は、今更言う

までもない。

 だから、当時の状況に最も詳しいとされた紅薔薇のつぼみの妹――福沢祐巳をつかまえ

る必要など、本当はなかった。にも関わらず江利子がそうしたのは、結局、

「話題に置いていかれたのが我慢ならない」

 この一点あるが故だった。おかげで祐巳は、

Agnus Dei

 いわゆる〔神の子羊〕――体の良いいけにえにされたのだから、ご愁傷様としか言いよ

うがないのだが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 経過――それぞれの俯瞰

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 およそ一時間。

 祐巳が江利子に〔事情聴取〕を受けていた時間である。あるいは〔尋問〕とでも形容す

るべきだろうか。

 とにかく江利子は執拗だった。祐巳がいいかげん辟易するくらいに。付き合いがそれな

りに長い紅薔薇さま、白薔薇さまはともかく、そのつぼみ達までもがまるで、

(示し合わせた)

 かのように現れない、というのは、こういう時の江利子のパワー、あるいは独特のオー

ラの如きものが、どれほど始末に終えないものであるのか、それを知っていたからに他な

らない。知らぬは新参ばかりなり、というわけだ。

 江利子がそこまでして聞き出したのは、当然ながら新聞部命名による、

「黄薔薇革命」

 の顛末である。

「私は、二週間の話題にすっかり置いていかれた、気の毒な存在なの」

 気の毒かどうかはともかくとして、置いてきぼりを喰らったのは事実だ。そうは言って

も、江利子には祐巳を殊更追い詰めよう、などと言う気はない。

 まぁ、もっとも一対一で対峙させられた祐巳にとってみれば、ひどく居心地が悪かった

に違いないだろうけれど。

 そんな祐巳が、どうしても聞きたかった事。

 要約すれば、江利子が一週間以上も入院していた、その理由である。腫れ上がった頬と

病院で見た人影との関わり、どう考えても江利子には違いないのだが、では何故? とな

ると、全然分からない。しかし、これは江利子のプライバシーの問題にもなるから、うか

つには聞けなかった。

 とか何とか思っていると、鼻歌など歌っていた江利子が不意に、

「まさか、私が妊娠でもしたって思ってた?」

 聞いてきたものだ。

「えっ? 妊娠なさってたんですか!?

 あまりぶっ飛んだ内容に、祐巳は驚いてしまった。もっとも、江利子は苦笑して、

「してるわけないじゃない」

 軽く一蹴したが。本当にそうだったなら、こんな悠長な話などしていないだろう。

「相手、いらっしゃらないんですか?」

「いらっしゃらないわね。幼稚舎からどうやってお知り合いになるの? 頼みの教師だっ

て、おじいちゃんおばあちゃんばかりだし」

 剣道部の顧問である山村が、リリアンの教師陣では恐らく一番の若手であろう。とまぁ、

それはおいて。

「クラスメイトで、そういう心配してくれた人がいたのよねぇ。どうしてだろう?」

 新聞部の記事か何かからそういう風聞が立ったのか、それとも自然発生的にそんな憶測

が広まったのか、今となってはどうでもいい。が、これで終わらないのが江利子である。

「……そうなってもいいかなぁ、って人がいないわけじゃないけど、ね」

「ええええっ!?

「祐巳ちゃん。声、大き過ぎるわよ」

「え、あ、その、でも、あわわわ……ロ、ロ、ロ、黄薔薇さま、そうなってもいい人って、

い、一体……?」

「んー? うっふっふっ……」

 含み笑いを浮かべた江利子は、

「ヒントくらいはあげてもいいわよ? そうねぇ……簡単だけどいいか。私も祐巳ちゃん

も、つい最近会ってるわ」

「え?」

 半ばパンク状態にある頭脳を何とか回転させて、祐巳は考えた。つい最近会った異性、

祐巳と江利子、共通して面識がある異性――

「……か、柏木さん!?

 

 

 

 

 

 思わず、江利子は腹を抱えて笑い転げてしまった。

「え? え?」

「祐巳ちゃん、最高! でも違うわよ。柏木さまは、祥子の言った通りでしょ?」

「あっ……言われてみれば、そうですよね……」

 柏木(すぐる)――花寺学院の生徒会長にして紅薔薇のつぼみこと、小笠原祥子の従兄弟。そし

て双方の親同士(正確には祥子の祖父)が決めた婚約者でもある。しかし柏木本人が同性

愛の嗜好を持っているとかで、今のところ祥子との関係は微妙だ。

「そ、それじゃあ……」

 後は、祐巳がどんなに頑張って記憶をたどったとしても、江利子のヒントに該当する異

性となると、たった一人しか存在しない。

「もしかしなくても、高町さま……ですか?」

 祐巳の結論に、江利子は肯定も否定もしない。ただ、にたり、と微笑んでいるだけだ。

何故か、その笑みはある種の凄味を感じさせる。

(黄薔薇さま……そ、その笑い、ちょちょ、ちょっ、と……怖いんですけど……)

 どういう反応をすればいいのか、まるで分からない祐巳を気にする事なく、

「私がどんなに頑張っても真似出来そうにないものを、いくつも持ってるし……見た目は

無愛想だけど、凄く優しいのよねぇ、恭也さんって」

 江利子は何やらのたまっている。

(い、いつの間に名前で、しかもさん付けで……)

 おぼろげな記憶によると、学園祭前の頃はまだ、

「高町さま」

 だったはずなのに――祐巳は、段々わけが分からなくなってきた。

「い、一体……黄薔薇さま、何かあったんですか?」

「何かも何も」

 まことにあっさりと、江利子は言った。

「恭也さん、見舞いに来てくれてね。私にりんごを食べさせてくれたの」

「…………へ!?

「手ずから皮をむいてくれて、あーんよ、あーん」

 祐巳は唖然としながら、ほくほくした顔ってこういう感じなのかなと、ついつい江利子

を見つつ思った。

「はぁ、それにしても……歯医者の診断書、見せて回らないとだめかしら?」

「あ、歯医者の診断書ですかぁ……って、ええ? は、歯医者!?

 最前から、祐巳は混乱しっぱなし。聞いて初めて分かる事、というのは色々とあるもの

だが、話を聞いてますます唖然。まさかに親知らずが原因で入院するとは、考えもしてい

なかった。そういう点で、祐巳も恭也と似たような事を思った。

 普通、親知らずで入院なんかしないし、死にもしない。

 入院する前、下駄箱のところで頬を押さえていたのは、と聞くと、江利子は痛くて限界

だったのかもしれない、と答えた。どうも、そこら辺からの江利子の記憶が、恭也が見舞

いに来た日まで、断片だったり見事にすっぽ抜けたりしている。返って来る答えは当を得

ない、まるきり散々なものばかり。

「そういえば、リリアンの制服着た娘を、見たような見なかったような……」

 だめだこりゃ――祐巳は密かに溜め息を吐く。

 ところで、由乃と同じ病院に入院していた事は、恭也が見舞いに来た事で初めて分かっ

た、という話だった。元々、恭也が来たのは由乃を見舞う為だったと聞いて、

(へぇ……先週来た時に聞いただけで、そこまでしてくれたんだ。凄いな、高町さま)

 素直に関心していると、

「これで三人……うーん、下手すると四人かな? 面白くなりそう……うっふっふっ」

 またも、江利子は微笑を浮かべ、妙な事を口走っている。

 それにしても、えらく不気味な笑い声を出して、これでは黄薔薇さまがまるで妖怪みた

いだと、祐巳は深い溜め息を吐くのだった。

 

 

 

 

 

「ようやく、復活したようね」

「やぁ、良かった良かった」

 蓉子と聖に声をかけられると、

「何気に心無い言い方ね、ふたりとも。見舞いになんか一度も来なかったくせに」

 憎まれ口など出しつつも、江利子は作りでない笑顔を向けた。そこは、付き合いの長い

三薔薇さま同士の仲だ。

「あら、それは入院先を教えなかった貴女が悪くてよ?」

「そうそう。教えてくれたら毎日でも行ってあげたのに。ねぇ?」

「毎日っていうのも、ちょっと困るけど……」

 祐巳が〔神の子羊〕役から解放されたのと入れ違いに、三薔薇さまだけになった〔薔薇

の館〕の会議室。窓からは、早くも赤々とした夕陽が差し込んできている。

「詳細は、祐巳ちゃんから聞いたでしょ?」

「ええ、色々と。それにしても、恭也さんを剣道部の臨時講師に立てたなんて、考えたも

のね」

 入院していて、その時の恭也を見る事が出来なかった江利子は、ひどく損をした気分で

ある。もっともその点は、蓉子も聖も大して変わらなかったが。

「でも、いいわ。恭也さんの稽古を見られなかったのは残念だけど」

 江利子が微笑みながら言うと、

「うん? 江利子、えらくあっさり引き下がるね」

 聖の問いかけに対して、江利子はすぐに答えない。蓉子が何かを察したものか、片方の

眉をわずかに動かした。

「……江利子、恭也さんが見舞いに来たのね?」

「えっ? うそ!?

 流石、蓉子は察しがいい――江利子は、内心で感嘆しながら首肯した。

「元々、恭也さんの見舞いは由乃ちゃんの為だったんだけどね」

 それだけ言えば、二人には充分だった。

「はぁ……呆れた。それならそうと、電話のひとつもくれれば良かったのに」

 蓉子が苦笑すると、

「で? 恭也さんが知ってて江利子を見舞ったなんて、そんなわけないし」

 聖が聞いてくる。

「そうね。たまたま私が、病室から出てたのを見つけたみたい」

「凄い偶然」

「本当に。でも、おかげで恭也さんにりんごをごちそうになったし」

 蓉子と聖の表情が、にわかに変わったのを、勝ち誇ったように微笑みながら江利子は見

ている。

「江ー利ー子ー……まさか、あーんしてもらったとか、言わないよね?」

「あーあ。そういうところだけ、聖は妙に鋭いのよね。ちょっとつまらないわ」

「羨ましくない、と言えば嘘になるわね。私も、ストレスか何か理由をつけて、入院すれ

ば良かったかしら?」

 あながち、冗談でもなさそうな口調で蓉子が呟く。

「うーん……なぁんか、しゃくに障るなぁ……次に海鳴に行ったら、恭也さんを専属ガイ

ドにして、江利子を置いてきぼりにしてやる」

「あまり笑えないわよ? 聖」

「蓉子……〔抜け駆け一号〕がそんな事言うか?」

「ぬ、抜け駆け一号って……」

 蓉子と聖のやり取りにくすくすと笑った江利子が、

「今後、ライバルがもっと増える可能性、あるわよ? 令は今度の事で恭也さんに傾いた

かもしれないし。由乃ちゃんだって、これからは分からないわね」

 ひとつ、予想を立ててみせる。

 今後、一体どうなるか――流石の三薔薇さまも、そこまでの予測はつかなかった。

 

 

 

 

 

 高町恭也は――家の縁側に腰を落ち着けて、庭をぼうっと眺めていた。

 背筋はぴんと伸びているけれども、その様は日なたぼっこするお年寄りのイメージに、

どこか重なって見える。

 そのあぐらの上には高町家出入りの猫、〔小飛〕(しゃおふぇい)――同居するレンこと、鳳蓮飛(フォウ・レンフェイ)の命名

だ――が、まん丸く収まって寝息を立てていた。猫の背中を時々そっと撫でさすりつつ、

(島津さん、そろそろ退院する頃かもしれないな)

 取りとめもなしに、そんな事を思っていた。外では、レンが小柄な身体を目一杯動かし

ながら、鼻歌など歌いつつ洗濯物を取り込んでいる。

(いずれ時が来たら、レンと島津さんを会わせてみたいものだ……)

 同類相憐れむ、という言葉があるが、この場合そんなネガティブなニュアンスは全く当

てはまるまい。むしろ、

「同類相励まし合う」

 になるだろう――恭也には、そんな確信とでも言うべきものがある。

 何か壁なり障害なりを乗り越えた者は、本当の〔強さ〕を持っている。身体や能力が、

ではない。その乗り越えた精神が、心が強いのである。

 手術を乗り越えた事で、レンには変化が、高町家にとって喜ぶべき変化がはっきりと現

れていた。

(島津さんも、最初に会った時と見舞いに行った時では、やはり変わっていたからな……

まぁ、あの様子ではその内、支倉さんを相当に困らせそうだが)

 さて、俺自身はどうだろうか――自己評価は、あまり芳しいものではない。傷めた膝は

治療こそ最近受け続けているものの、普段の生活や剣術の鍛錬にかまけて、おろそかにし

がちだ。それこそつい最近まで、放ったらかしにしていたのだから。

 病院に行けば行ったであれこれと言われるのも、それが自分自身で分かっているからこ

そ、あまりいい気分ではない。

(やれやれ……俺の〔強さ〕とは、せいぜいその程度のものらしいな)

 このまま治療を続けて、その先に何か変化が起きるものかどうか。恭也はその辺り、ど

うもさほど期待していない節がある。あるいはその先の変化を、

(恐れている)

 のかもしれなかった。本人に自覚があるかどうかは、別にして。

「……治るのであれば……やはり受ける方がいいんだが、な……」

 小飛があぐらの上で、もそもそと寝相を変える。何やら寝言でも呟いていそうな、細い

唸り声に目を細めると、恭也はまたそっと、背中を撫でてやった。再び物思いに入る。

 ――このところ、どういうわけかリリアン女学園との縁が続いている。普通に暮らす分

には、交友関係が拡がるのは別に悪い事ではない。これから先、御神流の剣士としてやっ

ていくとするには、多少広くなり過ぎてしまったような気こそするが。

(俺一人の腕は、多くを護るにはあまりに短過ぎる……だが、少なくとも隣にいる大切な

ものを護るなら、それで充分でもある)

 そこまで思いを致して、これまでに出会ったリリアンの生徒――〔山百合会〕のメンバ

ーが、不意に脳裏をよぎっていった。

 特に三薔薇さま――蓉子、江利子、聖の三人は、海鳴大の学園祭以降、恭也に対する好

意を次第に前面に押し出してきている。対して恭也は、未だにちゃんとした答えを見つけ

られないでいた。

 御神流の剣士は、その背中合わせに〔死〕というものを常に侍らせている――ならば、

彼女等とはどこかで一線を引かねばなるまい。かと言って、今更そういう態度に出るには

首を突っ込み過ぎている気もする。

 それで懊悩するくらいなら、もし斃れて後、残された者が悲しむ事を恐れるのであれば、

いっそ誰とも関わらず生きるべきなのだ。もっとも、

(人間としてある以上、そうして生きていける道理もない……未熟、だな……)

 悩める恭也のあぐらの上で、小飛は平和に眠りの園を満喫している。

 

 

 

 

 

 由乃が晴れて退院したのはそれからもう少し後、もう初冬と言って良い時分である。学

園に復帰した頃には、既に空気が冷たく引き締まり、吐く息も白くなっていた。

 時が経つのは、早い。それが証拠にリリアンの生徒達は、あれほど騒ぎ立てたはずの、

「黄薔薇革命」

 を、話題の中心から全く外してしまっていた。〔革命〕と銘打った当の新聞部は、まる

で身に覚えがありませんよ、とでも言うかのように、由乃の復帰を〔かわら版〕紙面の片

隅に、

(申し訳程度に……)

 掲載するに留まっていた。

 人間と言う生き物は、何かしら刺激を求める生き物である。日常が単調であればあるほ

ど――そう感じればこそ、その退屈さ、その日常に変化を求める。そして、求める刺激は

ひとつのみならず、その時々によって移ろうものだ。

 祐巳はその事について、

(現金なものだなぁ)

 そう感じていたが、本当は祐巳を含め、誰しもどこか、そういう面を持っている。

 このまま何事も起こらなければ、本当にそのまま忘れ去られたであろう〔黄薔薇革命〕

は、発端となった当事者の行動によって、更なる展開を迎えた。

 ある日、由乃は令をマリア様の像の前に呼び出し、

「私を、〔妹〕にして下さい!」

 頭を下げたのだ。もちろん、令に由乃の申し出を断る理由など、あるはずがない。

 再び、令と由乃は〔姉妹〕として学園生活を送る事となり、まずはめでたし、となった

わけだが、これでまた外野が大騒ぎし始めた。

 リリアンでは下級生がロザリオを突き返す、というのが異例である、という事は既に触

れた。それにも増して、今度は下級生から姉妹の復縁を申し出るという、またも異例の事

態である。

 ただでさえも、下級生から上級生に〔スール〕の申し出をする、などという事はなかっ

たのだ。これもまた、通例と言うべきか慣習と言うべきか。

 いわば由乃は、二重に型破りな事をしてのけた事になる。これによって学園内に生じた

変化は、前の〔革命〕の頃に比べれば静かであった。しかし、

(由乃さんに続きましょう)

 なんてわけでもないだろうが、新聞部の記事を読んで何かしら刺激を受け、ロザリオを

返してしまった下級生が、続々と〔姉〕――元、が一応付く――に復縁を願い出るように

なったのである。

 遅くとも期末試験が始まる前までには、一度離縁した姉妹があらかた復縁するだろう、

そんな予想も上がっていた。

 こうした〔革命の結末〕を見て、一体どういうつもりか、自分というものはないのかと

ぼやいていたのが、〔紅薔薇のつぼみ〕こと祥子である。

 彼女は、性格からして清廉潔癖な傾向があるからこんな事を言ってしまいがちになるの

だが、祐巳はまた違う見方を持っている。

 やはり姉というのは下級生、つまり妹にとっては憧れなのだ。一時気の迷いで離れてし

まったとしても、憧れの人にどこか重なりたい、そう思うものなのだ、と。誰も彼もが祥

子のように思い切る事は、出来ないのだ。

 そんな祐巳が、これまでしばらく実行していなかった事がひとつ、ある。

 リリアンでは姉妹になったら、以後は妹が姉となった上級生を、

「お姉さま」

 と呼ぶ。祐巳は気恥ずかしさもあってか、今までそう呼ばずに通して来た――が、しか

し。当の姉に〔祥子さま禁止令〕を発動されて、いよいよ進退窮まってしまった。これぞ

年貢の納め時。ここでもひとつの始末が付いたようである。

「お姉さま!」

「はい」

 

 

 

 

 

 そして皆、それぞれの冬を迎える。

 これまでと変わらぬ季節が過ぎるのか、それとも何かが起こるのか。まだ、誰にも分か

らない。




黄薔薇革命〜。
美姫 「海鳴へと戻った恭也が再びリリアンに」
大筋としては原作通りだけれど、恭也が居る事で変わった部分とかもあって面白かったです。
美姫 「何気に江利子がちゃっかりと美味しい目を見ていたりするけれどね」
恭也の方も蓉子たちに関わるようになって、少しだけれど変化らしきものが見え隠れするような。
美姫 「果たして、今後はどうなっていくのかしらね」
とっても楽しみです。
美姫 「次回も楽しみにしてますね」
待っています。



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