〜海鳴大学園祭までのちょっとした逸話〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 第四話

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 学園祭が目前に近付き、高町恭也の動きもにわかに活発となった――などと、いささか

大仰な書き方をしてもいいくらい、舞の稽古は真剣なものになっていた。

 そんな中、恭也は久我講師にひとつの頼み事をしている。

「あら、それならお安いご用よ。任せておいて」

「ありがとうございます」

「家族や友達に、いいとこ見せてあげないと、ね」

 恭也が頼んだ事、とは、当日の席をいくつか空けておいて欲しい、というものだった。

もっとも、いくつかと言うには、確保して欲しい席数が多かったのは確かであるが、そこ

は遠方からの友人も何人か来るので、という事にしていた。

 実際、ここ最近親しく言葉を交わすようになった女子高生――水野蓉子、鳥居江利子、

佐藤聖の三人が、その日は予定を空けて舞を見に来ると明言していたから、彼女達の席も

確保しておこうと考えたのである。

 ところでこの日、恭也は舞の装束に初めて袖を通した。もちろん、手のかかる着付けを

ひとりで出来るわけもなく、渡会氏の手助けを必要としたが。

「ほ、ほう……ええ、これはよく似合いますなぁ」

 恭也が慣れぬ着付けを終えると、その姿を見た渡会氏が笑顔で言う。

「はぁ。どうも……」

 答える恭也は、ちょっと複雑な表情になる。元々暗色系の服装を良しとしている分、き

らびやかな衣装には、どうしても抵抗感の方が強いのだ。

「ええ、舞う時は面を被ってもらいますがね。ええ」

「あの……渡会さん」

「ええ、何でしょう?」

「あ、その……装束というのは、皆こんなに派手なのですか?」

「ええ、そうですねぇ……少なくとも舞楽で暗い色調の装束は、ええ、記憶にありません

なぁ。それに『蘭陵王』は、ええ、何と言ってもこれが、決められた装束ですから」

 聞いて、がっくりと肩を落とす恭也であった。

 更衣室から出てきた恭也の姿を見るなり、安齋氏と久我が同時に唸り、男子の同好会員

は呆然とし、女子の同好会員は全員色めき立つ。

 似合うのだ。普段の恭也は暗い色の服ばかり着ていて、いかにも無愛想な印象が強いが、

装束を着ると意外や、雅とは違えど〔ぴたり〕とはまっているのだ。

「形もいたいけして、けなげに見え給ひに……ううむ、いたいけとは違うが、これほど似

合うのも、中々いないですな」

 安齋氏が何やら、昔の書物の文章をネタにして、恭也の姿を賞賛する。

「こんなに似合うなんて、私もちょっと予想していませんでしたわ」

 久我も、半ば呆然とした表情で褒め言葉を口にした。

 賞賛が終わると、装束を着たままで、もちろん魁偉な金色龍頭の面を着け、本番を想定

した通しの稽古に入る。ここから先は真剣勝負。まるで見世物になったような気分で、複

雑な表情をしていた恭也も、流石に気分を切り替えて臨む。

 最初の内は動きにくそうにしていたものの、幾度か修正を重ねるに連れて、動きがこな

れてくる。曲に合わせ、少しでも抵抗なく舞えるようになるまで、その時つかえた箇所を

集中的に何度も合わせていく。

「ふむ……高町君」

「はい」

 休憩の時、安齋氏が恭也を呼んだ。

「面を着けて舞うのは、やったわけなんだが」

「はい」

「どうかな。舞を通してみた印象は?」

「そう、ですね……曲との間合い、呼吸を合わせるのが、かなり難しいです」

「うん……その辺りは、稽古で慣れるより他にない。奏者と舞人の呼吸が合わないと、舞楽の〔雅〕というものは、意味をなさないからね」

 何とも奥が深い。

「面の方は、どうなのでしょうか?」

「ええ、問題ないでしょう。ええ、視界が悪いのは、仕方ないところがありますが、ええ、

まぁ何と言っても一人(ひとり)(まい)ですからねぇ」

 久我と渡会氏が、龍頭の面について話しているのを、恭也は耳にした。

(……まぁ、面を着けても着けなくても、一人で舞う分にはそんなに問題はあるまい。後

は、その時のやり方に従えばいいか)

 本番の方針は結局、面を着ける本来の形式に決定したのである。

 

 

 

 

 

 リリアン女学園高等部。

 蓉子は放課後になると、ひとり職員室に赴いた。これから、ある計画の第一段階を実行

に移す為だ。

「失礼致します」

 優雅に一礼。

「あら、水野さん。どうしたの?」

 ちょうど自分の席から立ったところだった教師のひとりが、彼女を見つけて声をかけて

きた。蓉子の担任の先生である。

「あっ、先生。実は少し、聞いて頂きたいお話があるのですけど」

「ええ、いいわ。それでは向こうで」

「はい」

 各教師の机が並ぶ職員室の一角に、応接用のスペースがある。生徒が、ちょっとした相

談事などを教師と話し合う時、大抵はここが使われるのだ。

「それで、今日はどんな話かしら?」

 座ると、担任は早速蓉子を促す。

「はい。実は、今度の学園祭に関する事なのですけれど……」

 蓉子は、学園祭を行う上での参考になれば、という事で、一度大学の学園祭というもの

を見学したいのですが、と切り出した。

「それは〔山百合会〕にとって、ひいては生徒達の為になる事ですか?」

「少なくとも、私はそう考えています。私達が他の場所の学園祭を見て、そこから得たも

のを後輩に伝える事は、決して無駄な事ではないと、思うのですが」

 蓉子がここまで話したところで、

「あら、いかがなさったのですか?」

 一年を担当する、山村先生が入ってきた。

「あら、山村先生。ちょっと、面白い相談事を持ちかけられたのだけど」

「面白い、ですか?」

 山村が隣に座ると、担任は経緯を話し始めた。

「〔山百合会〕で、他の学校の、それも大学の学園祭を見学したいんですって」

 ひとつ頷くと、山村は蓉子にこんな事を聞いてきた。

「見学するのはいいとしても、ここより早く行われる学園祭は限られているわ。どこを見

学したいとか、考えている事はあるのかしら?」

「はい。ある事はあるのですが、それを実行するのに先生達のお力をお借りしたい、と思

っているのです」

「と、言いますと?」

「見学の際、先生の中から誰かしら、同行して頂けないでしょうか?」

「えっ?」

「貴女は、それでよろしいの?」

「はい。それについては、話がまとまっていますから」

「そう……では聞きますが」

 担任が切り込んでくる。

「どこの学園祭を見学しようと、思っているのですか?」

「はい……多少場所が離れているのですが、海鳴大学を」

「海鳴大?」

「はい」

 しばらく場が静まり、教師が二人とも考え込んでしまった。最初に言葉を発したのは、

山村である。

「海鳴大……遠いとは言えないけれど、近いとも言えないわね」

「……」

「ひとつ質問して、構わないかしら?」

「はい」

「貴女、いえ、貴女達は……海鳴に行った事があるのね?」

 ごまかしたところで意味はない。蓉子は素直に首肯した。

 担任が、ふっと微笑む。

「お話は分かりました。後で山村先生と一緒に、校長先生や教頭先生に話を通してみまし

ょう」

「ありがとうございます」

 ともあれ、協力を取り付ける事は出来た。これから先、聖の思惑通りにいくかどうかは

分からないけれど。

 蓉子はそう思いつつ、職員室を後にした。

 

 

 

 

 

 放課後の〔薔薇の館〕。童話の一場面にでも描写出来そうな会議室のビスケット扉を開

けると、既に〔山百合会〕の面々が顔を揃えていた。

「おっ、やっと来たね」

 聖が出迎える。

「話はして来たわ、聖。でも、これからどうなるか、分からないわよ」

「それは分かってるよ。ありがと、蓉子」

 挨拶代わりに簡単な会話を済ませると、蓉子は席に着いた。三薔薇さまの席、薔薇のつ

ぼみ達の席は、実は特に定められているわけではない。ただ、現在は殆ど慣例的に、蓉子

の席はビスケット扉を正面から見る事の出来る、真ん中という事になっている。ちなみに、

蓉子の右が聖、左側が江利子の席だ。

「どんな感じだったのかしら」

 席に着くや、江利子が聞いてきた。

「私のクラスの担任と、一年を受け持っている山村先生に話をしたわ。校長先生や教頭先

生に話をしてみるって」

「ふぅん……と言う事は、許可が下りない事も考えられる、そういう事ね?」

「そう。だから何とも言えないわね」

 つぼみ達は、一体何の話をしているのかと、怪訝な面持ちになっている。

「お姉さま方、何の話をしているのです?」

 最初に質問してきたのは、紅薔薇のつぼみ――小笠原祥子だった。

(何かを、お姉さま方が企んでいるような……)

 直感である。あるが、それだけに感じたものは漠然としたものでしかない。しかし、聞

かずにはいられなかった。

「学園祭に関する事よ。先生達の力を借りた方がいいかもしれない事があるから」

「何か、大がかりな事なのですか?」

 続けて聞いてきたのは、黄薔薇のつぼみ――支倉令である。

「大がかり、と言えば、そうなのかしらね」

 くすくすと笑いながら、江利子が答える。表情には、これからどうなるのか、面白がっ

ている風情が見え隠れしていて、令は密かに肩をすくめるような素振りを見せた。

「まぁ、上手くいったらかなり大がかりになると思うよ」

 聖がいたずらっぽい笑顔を見せる。と、隅の流しにいた白薔薇のつぼみ――藤堂志摩子

が、手ずから淹れた紅茶をトレイに載せて戻って来た。蓉子の分だ。

「ありがとう、志摩子さん」

 蓉子が優美な微笑で礼を言うと、志摩子は控えめに微笑んで一礼し、トレイを戻してか

ら席に着く。

「そう言えば、今回の出し物は『シンデレラ』でしたよね。配役については、もう決まっ

たのですか?」

 島津由乃――黄薔薇のつぼみの妹が、学園祭の事について聞いてきた。

「それについては、もう少し待ってもらっていいかしら? 考えてはあるから、近日中に

改めて話をするわ」

「はい、分かりました」

 蓉子の答えに、由乃はこくりと頷く。と、祥子が何かに気付いたような表情になった。

「お姉さま、もしかして、私達の出し物の他に、何かなさろうとなさっているのでしょう

か?」

 その問いに、蓉子は特に目立った反応を見せない。

「そうね……否定はしないわ」

 それだけ言うと、紅茶をゆっくりと口に含む。

「まぁ、他にもうひとつくらいって事は、考えてるよ。だけど、それを実行するには私達

だけじゃ無理があるの。今は、それしか言えないかな」

 聖の話に、つぼみ達の表情はますます怪訝なものになる。

「その内、大体のところは決まるわ」

 江利子が後を継ぐ。つい先程見せていた面白げな表情は既に隠れてしまい、今は普段通

りの茫洋とした雰囲気が現れていた。

 その後は、学園祭までの予定に関する簡単な打ち合わせと、各部活、あるいは各クラス

の計画についての検討に入る。

 何しろ、リリアン女学園の学園祭も、開催が次第に近付いていた。彼女達も、ただティ

ータイムを楽しむ為に集ったのではない。やらなければならない事は、多かったのだ。

 

 

 

 

 

 それから二日程過ぎた。

 放課後、職員室に呼び出された蓉子は、先日同様応接スペースのソファーに座っていた。

正面には初老の、修道衣が良く似合う女性が座っている。教頭先生だった。

「先日、貴女からお話のあった件ですけれど」

 ゆっくりと、教頭先生が話し始める。

「校長先生と検討した結果、保護者同伴という事であれば、問題は無いでしょう、という

結論に達しました」

 つまり――

「海鳴大学の学園祭の見学を、許可します。細々とした事は、お任せなさい」

「ありがとうございます」

 蓉子は、深く頭を下げた。許可が下りるかどうかについては、正直全く楽観していなか

ったのだが、とにかくも喜ぶべき事である。

「引率は、山村先生にお願いしました。ところで、そちらは何人で行く予定ですか?」

「はい。私と、あと二人を予定しています」

「分かりました。では、後は山村先生と打ち合わせるように。よろしいですね」

「はい、ありがとうございました」

 席を立った教頭先生を見送ると、今度は山村が蓉子の正面に座る。簡単な打ち合わせを

済ませると、山村は蓉子に話しかけた。

「それにしても水野さん、海鳴大の学園祭を見てみたいなんて、一体どういう風の吹き回

しなの?」

「はい……」

 蓉子はどう話したものかと、流石に迷った。何しろ理由と経緯が、リリアンの生徒とし

ては世辞にも真っ当なものではない。結局、蓉子は多少なり嘘を織り交ぜる事にして、話

し始めた。

「実はこの前の休日に、海鳴に行く機会があったのですけれど……そこで親しくなった喫

茶店の方から、今年の海鳴大の学園祭は、珍しい出し物があると聞いたのです」

「それで、見てみたくなった、という訳?」

「はい。ですが、それだけではないのです。もしもそれが本当に価値のあるものならば、

こちらの学園祭の内容を充実させる為に、招待する事を考えられないものかと」

 これには、山村も唖然とした顔になった。

「また、凄い事を考え付いたわね……そういうのはうちの大学や〔お隣さん〕から呼ぶ事

で済むのではなくて? それに、時間の配分も考えないといけないでしょう?」

 ここで言う〔お隣さん〕とは、男子校の花寺学院の事だ。

「はい。ですが、今回はそれだけではなく、また別のものを、取り入れてみたいと思って

いるのです。時間配分については、実際見てみない事には分かりませんけれど」

 その中には、多分に三薔薇様の私情が差し挟まれているのだが、蓉子はそれをなるべく

〔厚いパイ生地で〕隠せるように苦心した。

「参ったわね……つまり、私はそれが価値のあるものだったら、貴女達の本当の希望を、

上に取り次がないとならないわけね?」

「はい。申し訳ありません、先生」

 謝罪の言葉を口にする蓉子に、山村は特に怒る様子もなく、

「謝る事はないわ。そうね、その珍しい出し物が、ここに招待するにふさわしい価値を持

っているように、祈りましょう」

 微笑を浮かべて言ったものである。

〔薔薇の館〕に行くと、蓉子は、

「この日曜日、山村先生の引率で、海鳴大学の学園祭を見学する事になったわ」

 開口一番告げた。

「流石、紅薔薇さま」

 江利子がにこりと笑顔を見せると、

「うんうん。これが私だったら、きっと上手くいくものもいかなかったよ」

 聖も、また満面の笑顔で蓉子を褒めちぎった。一方つぼみ達は、程度の差こそあれ驚き

の表情を隠せないでいる。

 ともあれ、こうして聖曰くの、

「恭也さんをリリアンの学園祭にご招待作戦」

 は、発動されたのだった。もっとも、成否の大部分が当日の恭也次第という、ひどく他

力本願な、とても〔作戦〕と呼べるものではなかったのだが。

 

 

 

 

 

 海鳴大の学園祭初日まで後一日、というところになって、ようやく恭也は、自分でも満

足のいく手応えを掴んだようだった。

 通しがほぼ問題ないと分かると、久我講師は稽古を早めに切り上げる事にした。

「明日はいよいよ学園祭だし、通しも問題ないから、今日はこの辺りで解散しましょう。

皆さん、ご苦労様。ゆっくり休んでちょうだい」

 そんなわけで、恭也が家に帰ってみると、リビングでは美由希がひとりで、何やら読書

にふけっていた。

「あ、お帰り、恭ちゃん」

「ああ」

「今日は早かったね。もう終わりなの?」

「大体、目処はついたからな。それに、早いと言うが、もう陽が暮れるぞ」

「えっ? あっ、ほんとだ……そう言えばさ、恭ちゃんが舞台に立つのは、明後日だった

よね」

「うむ」

「出かけた帰り、お店にちょっと寄ったんだけど……かーさんがね、家族総出で見に行く

わよーって、気合い入れてたよ」

 美由希の言葉に、恭也は憮然とした顔付きになった。明らかに話が大きくなっている。

「松尾さんは……止められない、か……」

 桃子と共に、長く〔翠屋〕の厨房に携わっている松尾さんを、恭也は思い浮かべてみる。

恐らく、何だかんだ言っても最後には、折れてしまうだろう。

「やれやれ。そうなるとかーさんの事だ。臨時休業にしてでも、必ず動くな……」

「そうだね」

 二人して、苦笑し合う。

「まぁ、席は確保してもらった」

「そうなんだ。だったら、みんな来ても大丈夫だね」

「ああ……他は、どうしてる?」

「うん。今なのはがレンと晶と一緒に、買い物行ってるよ」

「そうか」

 しばらく庭にいる、と言い置いて自室に戻る。荷物――と言っても、講義で使った資料

を挟んだファイルと大学ノート、その程度だ――を机の上に無造作に置いて行き、サンダ

ルを突っかけて庭に出た。向かう先は、広い庭の一角にある道場脇の盆栽棚。

 剣の修行の一環のつもりで始めた盆栽だったが、今では修行と言うよりも趣味の領域で

ある。年寄りくさいだの枯れてるだのと言われようが、今更止める気はない。

 盆栽の具合を見ながら、恭也はこれまでの事を顧みる。

(とにかく、出来る限りの事は、全てやった)

 大学入学後、特にこれといったサークルに入部する事をしなかった恭也だが、それでも

ここ二週間程は、まことに充実していた。

(……あの三人も、見に来るんだ、な……)

 リリアン女学園の生徒だと言う三人。恭也は最近、ちょっと時間が空いた時にふと、彼

女達を思い出す事が少しずつ多くなっていた。それがどういう理由によるものか、恭也に

はまだ自覚がない。ただ、数度会って親しくしてもらっている以上、

(彼女達にも、ちゃんとした舞を見せてやりたい)

 これだけは、偽らざる気持ちである。

 と、複数の気配を感じた。ゆっくりと振り向く。

「ん……帰って、来たか」

 外の玄関が開き、なのは、晶、レンの三人が、それぞれ買い物袋を引っさげて、庭に入

って来る。なのはは、一番軽い買い物袋を持っていた。

「師匠、ただいま帰りました」

「ただいまです、お師匠」

「おにーちゃん、ただいまー」

「おかえり」

 三人の買い物袋を持ってやる為に、恭也は盆栽から離れる。

 明日は、いよいよ海鳴大学園祭であった。




流石は薔薇さまと言うべきか。
美姫 「驚くべき行動力よね」
だな。どうやって接点ができるんだろうかと思ってたが。
美姫 「普通に翠屋にもう一度来店ね」
しかも、そこから学園祭への招待まで考えて動き出すんだから。
美姫 「恭也の舞次第だけれど、一体どうなるのかしらね」
いやいや、楽しみで仕方ないです。
美姫 「次回も待ってますね」
待ってます。



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