『ドリトル先生と奈良の鹿』




                第七幕  奈良の惨状

 神戸から奈良まで電車で行きます、先生はその道中一緒に来ている動物の皆にとても嫌そうなお顔でお話しました。
「ああした人が選挙に出てもだよ」
「投票したらいけないね」
「嘘ばかり吐いて差別を煽る人なんて」
「反対意見には脅しをかけるとか」
「それも全く勉強しない人なんて」
「害にしかならないからね」
 電車の中で皆にお話します。
「だからね」
「全くだね」
「実際酷いことになっているしね」
「公園は変な人達がたむろして」
「他の都道府県の問題に首を突っ込んで」
「奈良の地方議員さんになったら」
 そうなればというのです。
「あくまで奈良の問題に専念しないとね」
「その為にそこの議員さんになったんだよね」
「鹿のことについても」
「それで立候補したから」
「そのうえで当選したんだから」
「兵庫県でもね」
 先生達が今暮らしている県でもというのです。
「姫路市の議員さんが西宮市の問題に関わっていいか」
「そんな筈ないよ」
「明らかに越権行為だよ」
「それなら姫路市の問題にあたれってなるよ」
「姫路市の議員さんなんだから」
「このこともおかしいし」 
 それにというのです。
「調べたら嘘でその嘘でね」
「差別を煽るなんてね」
「最低な行いだしね」
「そんな奴立候補してもね」
「そもそも当選させたら駄目だよ」
「そんな人が当選して何かを変えてくれるか」
 先生は言いました。
「いい方向にね」
「そんな筈ないよ」
「間違っても」
「思う方がおかしいわよ」
「どう考えてもね」
「けれど全く考えない、調べないで投票して」
 先生は眉を曇らせてお話します、四つの席が向かい合った座席の中で皆にそうしたお顔でお話していきます。
「その結果だよ」
「当選させてね」
「害毒を垂れ流しさせているわね」
「迷惑を撒き散らさせて」
「それも他の都道府県まで」
「幾ら酷くてもね」
 それでもというのです。
「人間に投票しないと駄目だよ」
「人間未満の奴に投票したらね」
「ああしてとんでもないことになるね」
「公園にはおかしな人がたむろして」
「他の都道府県のことに首を突っ込んで」
 そうしてというのです。
「さらにだよ」
「嘘ばかり吐く」
「売名行為に没頭する」
「差別まで煽って」
「議会で怒鳴ったりね」
「そしてさらにのし上がろうとするね」
「間違いなく今の地方議員は踏み台だよ」
 そう考えているというのです。
「おそらく国会議員とかにもね」
「なろうって考えているね」
「そしてもっと悪いことするね」
「絶対に」
「そうなっていくわね」
「彼が生きていていい行いなんてする筈がないよ」
 先生は確信しています。
「もう本当にね」
「根っからの悪人だね」
「人間ですらなくなった」
「そして生きものの底を抜いた」
「餓鬼だね」
「そうした存在ね」
「餓鬼は善行なんて考えない世」 
 そうだというのです。
「もうひたすらだよ」
「悪いことを行う」
「浅ましくて卑しい」
「そして下劣な」
「それが餓鬼だね」
「兵庫の彼も餓鬼だよ」
 この前捕まったその輩もというのです。
「奈良の彼と同じくね」
「そう聞くとわかりやすいね」
「あの連中はね」
「愛国者ぶってるけれど」
「実は日本のことなんかどうでもいい」
「自分だけだね」
「彼等はそれが自分の利益になるなら」
 それならというのです。
「平気で国も売るよ」
「そうだね」
「実際にとある国の何番目の州になりたいとか言う奴いたし」
「その国の政治家に憧れて」
「そんな恥知らずなことを言うしね」
「間違っても日本を愛する人なら」
 先生は今度は怒って言いました。
「そんな腐り果てたことは言わないよ」
「全くだね」
「イギリスでもいないよ」
「日本でも普通の人は言わないわ」
「ましてや愛国を言うなら」
「彼等の愛国は真っ赤な偽物で」
 そうであってというのです。
「大好きな政治家を見れば不思議なことにね」
「共産主義みたいなこと言ってるね」
「若しくはナチス」
「どっちも極左だよね」
「閉鎖的で排他的で」
「異様に攻撃的だね」
「そう、彼等の実態は愛国者の振りをした極左で」
 その実はというのです。
「リベラルとか念仏の出来損ないみたいに異論を罵るけれど」
「自分達は極左だね」
「ナチスやソ連と全く同じの」
「そう言えばその主張全部やったら北朝鮮になるし」
「ああした国が好きなのね」
「沖縄の基地反対派や学生運動の人達も北朝鮮が好きだよ」 
 先生はこのこともお話しました。
「この人達も極左でね」
「今の日本の自称愛国の人達も極左」
「つまり極左同士で罵り合っているんだね」
「同類同士で」
「そうしているんだ」
「おそらく愛国の人達は自分達の実態をわかっていないよ」
 そうだというのです。
「何しろ全く勉強せず努力もしないからね」
「自分に都合のいいお話ばかり聞いて」
「しかも都合よく解釈する」
「そんな風で」
「全く勉強も努力もしないわね」
「これから私が対する彼もね」 
 この輩もというのです。
「全く勉強も努力もしていないよ」
「ただ売名だけで」
「のし上がることしか考えていなくて」
「権力しか見ていないんだね」
「お金とか」
「だから愛国のつもりの人達が好きそうなことばかり言って」
 嘘でもというのです。
「善行と思わせることをしているだけだよ」
「そう聞くと卑しいね」
「嫌になる悪党だね」
「つくづく醜いわね」
「吐き気がする位だよ」
「愛国ビジネスというんだ」
 こうした行為はというのです。
「愛国のつもりの極左に都合のいいことを言うとね」
「それだけで彼等の人気を得て」
「それで注目される」
「ユーチューブの動画の視聴数も稼げる」
「政治家にもなれる」
「そうなるからね」
 だからだというのです。
「今はビジネスにもなっているんだ」
「最低のビジネスだね」
 ホワイティが怒って言いました。
「つくづね」
「しかもそうした動画って誰が作ってるかわからないことがあるね」
 このことはジップが指摘しました。
「半グレでも」
「そんな動画適当なこと言ってれば作れるでしょ」
 ポリネシアも怒っています。
「何の努力も勉強もしない連中を騙す様なものは」
「こんな楽で腐ったビジネスはないね」
「本当にね」
 チープサイドの家族も立腹しています。
「日本凄いって言ってればいいから」
「嘘でも間違いでもね」
「差別して誰かを罵って攻撃する」
 ガブガブも言います。
「それが嘘でもいいなんてね」
「よくもこんないいビジネスがあるものだよ」
 老馬はガブガブに続きました。
「嘘でもいいなんて」
「日本のことを想っている様で日本を悪くする」
 トートーはこう思いました。
「その実日本を売ってもいいっていうし」
「そこまで行くと人間でも生きものでもないわよ」 
 ダブダブが見てもです。
「まさに餓鬼よ」
「そこまで卑しい奴なら」
 チーチーも腕を組んで癒そうなお顔になっています。
「自分の為にどんな悪事も平気でするね」
「全く、そんな奴を当選させたなんて」
「そして議員さんにしたなんて」
 オシツオサレツはこのことに怒っています。
「奈良の人達もとんでもないことをしたね」
「とてつもなく愚かな間違いを犯したよ」
「民主政治は怖いんだよ」
 先生は指摘しました。
「ちゃんとした人に投票しないとね」
「ああした奴が当選してね」
「悪いことばかりするね」
「そして滅茶苦茶になってしまうのね」
「何もかもが」
「そうなるからね」
 実際にというのです。
「注意しないといけないよ、騙されたと後で言っても」
「そいつが悪いことをしてね」
「権力の座に居座っても」
「投票した自分も悪いね」
「馬鹿だってことね」
「そう、愚かだからね」 
 その為にというのです。
「ああした輩に騙されて投票した」
「そのことを認識しないとね」
「そして反省しないと」
「後悔もして」
「自分の愚かさを自覚しないとね」
「そうだよ、そうしたこともあるから」
 だからだというのです。
「本当にね」
「民主政治は怖いね」
「ちゃんと立候補者を見ないとね」
「さもないと大変なことになって」
「自分も大変なことになりかねないね」
「人は自分が危害を受けて気付く場合もあるけれど」
 自分の間違いにというのです。
「それでは遅い場合もあるしね」
「そうよね」
「取り返しのつかないことにもなって」
「最悪その国が滅びる」
「そうもなるね」
「そこを見ることだよ、こんな筈じゃなかったって思ったら」
 それならというのです。
「手遅れになっていたらね」
「どれだけ残念か」
「騙されたじゃ済まないよ」
「国全体が滅茶苦茶になったのに」
「そうなるとね」
「投票したことを批判されても」
 そうされてもというのです。
「文句は言えないよ」
「実際そうした人を糾弾する人出るよね」
「投票した人にも責任あるし」
「責められても仕方ないわ」
「間違いを犯したことに」
「それも民主政治だよ、民主政治は素晴らしいものだけれど」
 それと共にというのです。
「怖い、残酷なものでもあるんだ」
「間違いを攻められる」
「若し国が滅茶苦茶になったら」
「そうもなるもので」
「覚えておかないといけないね」
「そうだよ、簡単に変な人も当選するしね」
 今回の様にというのです。
「その後で糾弾されもする」
「実に怖いね」
「先生の言う通りに」
「若しそのことを理解していないと」
「その怖さを実感することになるね」
「だからよく考えて調べて投票する」
 そうすることだというのです。
「そうしないといけないよ」
「全くだね」
「奈良の投票した人達もこれから大変ね」
「あんなのに投票して」
「悪事の限りを許しているから」
「糾弾されない筈がないね」
「私はその糾弾を止められないよ」
 先生は言いました。
「自分の責任でしかもね」
「それで問題が起こっているし」
「問題の責任は取らないといけないから」
「先生も止めないね」
「そうした人達が糾弾されても」
「ましてそれでも全く反省しないなら」
 そうした輩に投票したことをというのです。
「何度も間違えて」
「何時かそのツケが来るね」
「恐ろしい位になって」
「その時どうなるか」
「破滅するかもね」
「そうなってもおかしくないよ」
 電車の中でこうしたお話をしました、そうしてです。
 皆で奈良に着いてそのうえでその足で奈良公園に行くとまさにでした。
 見えるところ、手や首筋中にはお顔にまで模様の刺青を入れた物凄く柄の悪い人達がいました、刺青はなくとも物凄く柄が悪い感じの人達がいてです。
 公園にいる人達を睨み隙あらば言いがかりをつけています、皆はそんな人達を見てすぐに言いました。
「日本人でも注意したら絡むし」
「ちょっと見ても集団でね」
「明らかに半グレじゃない」
「犯罪者みたいだね」
「あれが鹿を守る人達なんだ」
「わかるね、あれが実態だよ」
 先生はその連中を見て皆に言います。
「奈良の鹿を守る為に集まった人達だよ」
「ならず者達の集団じゃない」
「白人には文句言わないし」
「明らかに人種差別もしてるし」
「アジア系やアラブ系の人達にばかり絡むね」
「アフリカ系の人達も嫌ってる感じで」
「彼等はアジア系でも白人至上主義なんだ」
 そうだというのです。
「おかしなことにね」
「凄くおかしいね」
「自分達はアジア系なのにね」
「それでもね」
「白人至上主義なんて」
「滑稽だよ」
「そう、滑稽なんだよ」
 実にと言う先生でした。
「アジア系なのに白人には何も言わないなんて」
「白人だって悪いことするよ」
「鹿にだって」
「その可能性はあるよ」
「普通にね」
「そもそも日本でああして見える場所に刺青を入れていたら」
 先生はそのガラの悪い人達を見てお話します。
「まともなお仕事に就けないね」
「全くだね」
「日本だとそうだよ」
「刺青っていうとヤクザ屋さんが入れるもので」
「その時点で駄目だし」
「見えない場所でもそう思われるんだよ」
 先生は言いました。
「刺青はね」
「アウトローの象徴で」
「表社会ではやっていけないね」
「到底」
「まして見える場所に入れてたら」
「問題外だね」
「その証拠に今は平日のお昼だよ」
 その時間帯だというのです。
「そんな時間帯にああして団体でいるんだよ」
「お仕事しているか」
「物凄く怪しいね」
「どうして収入を得ているか」
「絶対に悪いことをしているね」
「その筈だよ」
 先生は断言しました。
「彼等は間違いなく半グレでね」
「半グレは悪いことをして儲けているね」
「その通りだね」
「そして今はああして自警団みたいなことをして」
「そこから何か考えているね」
「そうだよ、自警団は非常に危険な組織なんだ」
 このことも指摘するのでした。
「何しろ法律の統制を受けていないんだよ」
「警察と違って」
「警察は公の組織でね」
「ちゃんと法律の統制を受けて」
「暴走もしないけれど」
「自警団はね」 
 その組織はというのです。
「ちょっと勘違いすると」
「マフィアになるね」
「そしてその場を牛耳るね」
「そうなるから」
「だからだね」
「そうだよ、だからね」
 それでというのです。
「自警団はない方がいいんだ」
「連中はそのことを狙っているんだ」
「それで頼まれもしないでここに来たんだ」
「半グレは悪いことをするものって考えると」
「間違いないね」
「そしてその元凶は」
 まさにというのです。
「その議員だけれど」
「いないね」
「大柄でかなり太っていてね」
「目つきが鋭いらしいけれど」
「いないね」
「そんな奴は」
「どうも他のところに行ったみたいだね」
 奈良の政治家でもというのです。
「どうもね」
「公園をこんなことにしたのに」
「それでもだね」
「売名行為に忙しいんだ」
「他の都道府県に行って」
「みたいだね、しかしね」
 先生は腕を組み眉を顰めさせて言いました。
「議員としてのお給料は何処から出ているのか」
「奈良だよね」
「奈良市よね」
「奈良市の税金から出ているから」
「奈良市の問題に専念するものだね」
「それでどうして他の都道府県の問題に片っ端から介入するのか」 
 先生は思うのでした。
「本当におかしいよ」
「どうみたってわかってないね」
「地方議員のお仕事を」
「わかろうともしていないで」
「結局売名なんだ」
「自分がのし上がる為のことなんだ」
「明らかにね」
 それこそというのです。
「そういうことしか考えていないんだ」
「鹿は踏み台だね」
「この公園の鹿達は」
「明らかに」
「そうだよ、間違っても彼等が鹿のことなんて考える筈がないよ」
 先生は断言しました。
「鹿は踏み台だよ、そして彼等をこのままにしておいたらね」
「ここに居座ってね」
「好き放題やって」
「マフィアになって」
「この辺りを牛耳るのね」
「その可能性があるよ、奈良公園からね」
 今自分達がいる場所からというのです。
「商店街とかにだよ」
「進出してなんだ」
「牛耳るんだ」
「奈良の商店街って観光地でもあって」
「賑やかだけれど」
「絶対に知っておかないと駄目だよ」
 それはといいますと。
「半グレは悪事を為して生きているんだ」
「そうだね」
「ヤクザ屋さんもそうだけれど」
「ヤクザ屋さんの中でも最低な人達がやる様な悪事を行う」
「そうして生きているね」
「半グレって」
「日本で見えるところに刺青を入れていると」
 あらためて刺青のお話をします。
「それだけでまともに就職出来ないからね」
「表の世界ではね」
「一般企業では」
「見えないところでも駄目だけれど」
「見えるところだと尚更だね」
「他の国では違っても日本ではね」
 今自分達が暮らしている国ではというのです。
「そうだしね、彼等が奈良の観光資源を手にしたら」
「とんでもないね」
「自警団からマフィアになって」
「そんなことになったらどうなるか」
「大変だよ」
「見えるところに刺青がある人は信じたらいけないよ」
 先生は断言しました。
「日本ではね」
「ステータスみたいなものだね」
「刺青はアウトローのもので」
「日本だとそうで」
「見えるところにあるとね」
「もうそれだけで問題で」
「まともなお仕事していないのは明らかだからね」
 そうだからだというのです。
「本当にね」
「信じないでね」
「そんな人がいたら近寄らない」
「集まっていたら尚更で」
「通報した方がいいね」
「今目の前で観光客の人達に絡んでいるし」
「そうしよう」
 先生はスマートフォンを出して言いました。
「そして彼等の行い、現在進行形のそれを録画してね」
「インターネットに流そう」
「先生のエックスやフェイスブックに」
「それで事実を伝えよう是非ね」
「そうするよ」
 先生は実際にそうしました、ですが警察への通報とインターネットでの事実の報告を行うとそれを見た半グレ達が先生に集団ですごんできました。
「おい何やってるんだ」
「俺達に何した」
「手前ふざけてるのか」
「俺達に喧嘩を売っているのか」
「喧嘩?私は暴力は使わないよ」
 先生は半グレ達に怒ったお顔で答えました。
「紳士でありたいからね」
「紳士?何だそれ」
「手前紳士のつもりかよ」
「やけにいい服着てるけれどな」
「外人だな手前」
「観光客かよ」
「私は今は観光客ではないよ」
 先生は怒ったお顔のまま答えました。
「君達の行いを奈良県警に通報してインターネットで事実を伝えただけだよ」
「俺達は鹿の為に活動してるんだぞ」
「奈良の鹿さん達を守っているんだ」
「タチの悪い外国人共からな」
「日本を守っているんだぞ」
「その俺達にこんなことしてただで済むと思っているのか」
「君達は誰の許可も得ていないね」
 先生はこのことを指摘しました。
「頼まれてもいないし警察や市役所の許可も得ていない」
「許可?そんなものいるか」
「俺達は鹿さん達の為にやってるんだ」
「日本の為にな」
「許可なんているか」
「警察や市役所が何だ」
「もっと言えばこの公園は奈良県の管轄でね」
 奈良市ではないというのです。
「公園のことで奈良市に言うのもお角違いだよ」
「知るかよそんなこと」
「この公園奈良市にあるだろ」
「だったら奈良市でいいんだよ」
「難しいこと言って誤魔化すな」
「法律のことだからね」
 先生は法学者でもあります、だから言うのでした。
「言うよ、君達は許可を得ないで活動してしかもこうして私を脅迫しているね」
「脅迫だと!?」
「俺達がしているっていうのかよ」
「何処がだ」
「俺達は正しいことをしているんだ」
「それは法律と周りの人達が判断することだよ」
 正しいかどうかはというのです。
「少なくとも君達は自分で許可を得ていないって言ったね」
「あっ、そうだな」 
 これまで先生と半グレ達を見ていた奈良の人達や観光客の人達が気付きました。
「言われてみたら」
「この連中今言ったよ」
「許可なんか必要ないって」
「はっきり」
 このことを認識したのでした、見ればずっと彼等をスマートフォンで録画して実況している人達もいます。
「じゃあ違法?」
「こうしたことも許可必要でしょ」
「デモや演説だってそうだし」
「ボランティアをするにも」
「じゃあ警察に通報してもいいね」
「あの人もそうしたし」
 こうして多くの人が通報し拡散しました、そこにです。
 警察の人達先生が通報した人達も来ました、するとです。
「君達何をしているんだ」
「許可は得ているのか」
「今このタキシードの人に何をしたんだ」
「脅迫か?」
「ちょっと来てくれ」
「詳しい話は署で聞く」
 自称自警団の人達はお巡りさん達に捕まりました、そうしてです。
 そうした人達がいなくなり公園は穏やかになりました、皆このことに心から喜んで笑顔で言い合いました。
「よかったよ」
「あの連中迷惑だったから」
「勝手に公園に居座って好き勝手やって」
「近寄ると凄んできたし」
「やたら五月蠅かったからね」
「もう二度と来るな」
「迷惑よ」
 こんなことを言っていました、皆はそんな声を聞いてわかりました。
「迷惑だったんだね、本当に」
「あの連中は」
「それで嫌われていたんだ」
「そうだったの」
「当然だよ、半グレ達が呼ばれもしないで好き勝手やっていたんだよ」 
 先生は皆にお話しました。
「それで迷惑でない筈がないよ」
「確かにね」
「この上なく迷惑だよ」
「そんな連中よ」
「本当にね」
「最悪だよ」
「だからね」
 それでというのです。
「何時かはこうなっていたよ」
「日本は法治国家だからね」
「紛れもなく」
「警察もちゃんと動いてくれるし」
「問題なくね」
「だからこうなったよ、そして警察が動いてくれるなら」 
 そうした国ならというのです。
「本当に自警団は必要ないよ」
「全くだね」
「それを勝手に来てパトロールとか言って騒動起こして」
「愛国ぶっているならね」
「最初からおかしいよ」
「疑って見ないと」
「そうだよ、愛国と言っても」
 それでもというのです。
「沖縄の基地の前の人達やプロ市民と同じだね」
「うん、そうだね」
「あの人達も柄の悪い人達多いけれど」
「あの連中もそうだったし」
「つくづく同じだね」
「同類なのね」
「私も見れば見る程思うよ」
 先生にしてもです。
「彼等は同類だよ」
「全く正反対の様でいて」
「それで嫌い合っている様で」
「その実はね」
「同じだね」
「そうだよ、大体あの議員さんは元々迷惑系ユーチューバーじゃないか」
 このことも言う先生でした、ここでも。
「そして前科が幾つもある」
「とんでもない人だね」
「過去は過去でも」
「そうしてきたことをしてきたなら」
「最初から疑って見ないと」
「本当かどうか」
「これが愛国ビジネスなんだ」 
 先生は言いました。
「平和だ人権だのと言うのと同じでね」
「愛国もだね」
「同じだね」
「愛国って言うだけで信じる人がいる」
「そして悪い奴等もそれを利用する」
「ソ連は平和勢力と言ったね」
 このことも言う先生でした。
「そうだったね」
「そうそう、それを鵜呑みにしてね」
「ソ連を持ち上げる人いたね」
「日本で特に多かったのよね」
「社会主義や共産主義を信じる人で」
「ソ連の何処が平和勢力だったんだい?」
 先生は歴史から言いました。
「革命は暴力を用いて行うじゃないか」
「そもそもね」
「ソ連って革命から出来た国でね」
「世界で革命を起こすって言ってたけれど」
「革命って暴力を使うから」
「大勢の人が犠牲になるわ」
「そうして出来た国でね」 
 ソ連はというのです。
「粛清や侵略ばかりしたじゃないか」
「バルト三国にフィンランド」
「周りの国で何かあったらすぐに軍隊を送ったし」
「アフガニスタンにも攻め込んだね」
「全然平和じゃないね」
「例え共産主義を信じていてもだよ」
 それでもというのです。
「見ればわかるじゃないか」
「ソ連は全然平和的じゃなかったわ」
「平和勢力なんてとんでもない」
「物凄く好戦的で攻撃的で」
「人の命なんて何とも思っていなかったわ」
「それが事実だよ、けれど多くの人達が信じ込んだんだ」
 ソ連を平和勢力とです。
「自分が信じる共産主義の人達、国家の言うことだからね」
「それでだね」
「酷いことだね」
「本当に」
「そして今は愛国だね」
「愛国って言うと根っからの悪人でも信じるんだ」
「ただそれだけで」
「そうだよ、それが極左なんだ」
 そう分類される人達だというのです。
「自分の好きなものを信じる人達の言うことを盲信する」
「何も調べずに」
「何も考えずに」
「どんな悪人が言っても」
「それで騙されるんだ」
「私もソ連が崩壊していなくなったと思っていたんだ」 
 先生は反省して言いました。
「共産主義が否定されたからね」
「共産主義つまり極左だね」
「極左が間違っているって証明されたから」
「共産主義だったソ連が崩壊して」
「そうなって」
「そうだったんだ、けれどね」
 それでもというのです。
「極左、共産主義は仮面を株って生きていたんだ」
「それが愛国だね」
「ナチスそのままだけれど」
「そのナチスだって極左だし」
「ソ連と変わらなかったし」
「むしろそっくりで」
「そうだよ、結局彼等は極左でね」
 そうであってというのです。
「いい感じのお題目に騙されてね」
「悪事を行う」
「悪事の隠れ蓑にする奴がいて」
「そうした連中に騙される」
「そうなるのね」
「そうだよ、だからね」
 それでというのです。
「ああした連中も出て来るんだ」
「あの議員さんといいね」
「愛国ビジネスをするんだ」
「そして儲けてのし上がる」
「そのうえで生きるんだ」
「悪どくね、ユーチューブの動画なんて」
 よくあるそれはといいますと。
「実際誰が作っているかわからないし」
「愛国なことを適当に言うとね」
「適当に事実めいたことを出して」
「画像とか出して電子音で話す」
「それで出来上がりね」
「ちょっとお金があったら出来るものね」
「そうであってお金儲けになるから」
 それでというのです。
「そうした動画を半グレが作っていてもだよ」
「おかしくないね」
「むしろ作っていると思うことだね」
「実際に今半グレ達いてね」
「愛国とか言っていたし」
「だから私は今ああした動画チャンネルを警戒しているんだ」
 愛国を言うものをというのです。
「最大限ね」
「疑わしいね」
「胡散臭いね」
「それもかなり」
「先生はそう思っているんだ」
「そうなんだ、半グレが関わっているなら」
 それならというのです。
「絶対に近寄ってはいけないよ」
「マフィアとしても物凄く悪質な連中だしね」
「日本で言うとヤクザ屋さんだけれど」
「本当にね」
「正真正銘の悪人で」
「それもかなり質の悪い」
「そんな連中の為に何をしても駄目だよ」
 先生は確信して言いました。
「人間としてね」
「先生の言う通りだよ」
「そんなことをしてはいけないよ」
「自分の祖国を大事に思っても」
「ものの道理はわかって」
「真実を見ないとね」
 皆も頷くことでした。
「絶対に」
「さもないと破滅するよ」
「自分自身がね」
「そうなるよ」
「そうだよ」
 先生はまさにと言います、そうして平和になった公園を皆と一緒に歩きますが煎餅売りのお婆さんは鹿達を棒で追い払っています。先生はそれを見て言いました。
「ああしたことも普通だよ」
「ああ、前にここに来た時も見たよ」
 トートーが応えます。
「奈良の鹿って人馴れしているからね」
「お煎餅普通に狙うのよね」 
 ポリネシアも言います。
「お店にあるものでも」
「貰わなかったらお店に行くのよね」
 ダブダブもその光景を見ています。
「お煎餅のある」
「奈良の鹿って野生だからね」
「春日大社の神様の使いでも」
 チープサイドの家族はそれでもとお話します。
「だからね」
「そうしたことも普通にするね」
「というか子供のお弁当もおやつも狙うよ」
 老馬はこのことを言いました。
「ここに遠足とかで来ているね」
「普通にここで大きな顔しているし」
 ホワイティが見てもそうです。
「我がもの顔でね」
「弱い存在じゃないし」
「全くね」
 オシツオサレツも知っていることです。
「人間馴れしていて」
「仕返しも普通にするし」
「ちょっと油断すると食べもの取ろうとするよ」
 ガブガブもこのことを言います。
「僕並に食いしん坊だからね」
「守られる必要があるっていうなら」
 ジップは言いました。
「他の生きものじゃないかな」
「僕達より強いよ」
 チーチーが見てもです。
「身体大きいし角も生えるし頭もいいしね」
「そうだよ、彼等は弱くないし」
 勝手にやって来た人達に護られるまでにというのです。
「まして保護団体もあるしね」
「そうそう、ちゃんとね」
「奈良にあってね」
「活動しているよね」
「それもちゃんと」
「それでどうして彼等はその団体に協力しないのかな」
 先生はこのことも指摘しました。
「このことも彼等のおかしな点だよ」
「全くだね」
「このこともおかしいよね」
「そもそもね」
「その時点でね」
「それがわかっていないのが」
 まさにというのです。
「彼等でね」
「もっと言えばわかろうともしていない」
「何しろ本音は鹿のことがどうでもいいから」
「悪事を為して儲ける」
「それが本当の狙いだから」
「そうだよ、だからね」
 それでというのです。
「その時点で彼等はおかしいしあの通りね」
「ここの鹿達はこうだよ」
「強いよ」
「あんな訳のわからない連中にでしゃばれる存在じゃないよ」
「決してね」
「そうしてね」
 それでと言う先生です。
「賽は投げられたよ」
「ああ、そうだね」
「あの連中を追い払ったから」
「あの議員さんが出て来てね」
「先生を攻撃するね」
「絶対にね、彼は非常に攻撃的でね」
 そうした輩でというのです。
「自分を間違っているという人はね」
「攻撃するね」
「それもかなり汚く」
「そうしてくるね」
「そうしてくるから」
 だからだというのです。
「これから来るよ」
「そうだね」
「まさにあいつが今の拠点にしている奈良市にいるし」
「それならね」
「絶対に来るね」
「そう、しかし私が負けることは絶対にないよ」
 先生はきっとなって言いました。
「それはね」
「そうだね」
「あいつは知識も教養もない」
「善意もね」
「そして法律も無視している」
「それならだね」
「私は知識と教養、特に今回は法律で対するんだ」
 その輩にというのです。
「そうしたものを全部無視する相手に法治国家で敗れるか」
「有り得ないね」
「無法者は法治国家では捕まるよ」
「そうなるから」
「絶対に」
「その時点で負けないよ、そして彼は自分をどう思っていても」
 自分自身ではというのです。
「小悪党に過ぎないよ」
「あっ、そうだね」
「あいつそうだね」
「小悪党だよ」
「所詮は」
「悪党でも大物は違うよ」
 そうだというのです。
「堂々ともっと遥かに大きな悪事を為してね」
「毅然としているね」
「そして筋も通っているよ」
「スケールの大きな悪党は」
「そうなんだよね」
「あと美学があるかな」
「悪の美学っていうか」
 先生は美学のお話もしました。
「人間にはそれもあるね」
「美学がね」
「自分の倫理にもなるよ」
「悪党でも倫理があって」
「これはしない、醜い」
「そう思うよね」
「それがないのがね」
 まさにというのです。
「小悪党でね」
「さっきの半グレ共もだったし」
「兵庫の奴もそうだったし」
「今の奴もだね」
「全員美学がないね」
「自分だけで」 
 そうであってというのです。
「そうなんだよ」
「自分はどう思っていても」
「小さいんだね」
「スケールが」
「悪党にしても」
「小物なのね」
「そうだよ、ただ小悪党は美学がない故に」 
 だからだというのです。
「どんな酷い醜い悪事も行うから」
「見ていて嫌になるね」
「嫌悪感を持つね」
「どうしても」
「小悪党はね」
「どうしても」
「そうなるよ、だからね」
 それでというのです。
「今回もだよ」
「あの議員もね」
「見ていて嫌になるね」
「悪事があまりにも醜いから」
「それでね」
「そうなるよ」
 こう言うのでした、そのうえで今は公園を歩いて見て回ります。悪者達がいなくなった公園はとても平和になりました。








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