『ドリトル先生と奈良の鹿』




                第三幕  兵器で嘘を吐く人達

 トミーは朝ご飯を食べる時に先生に言いました、今日の朝ご飯は目玉焼きに白いご飯にお味噌汁にお漬けものそれに納豆といったものです。
 ご飯に納豆をかけてです、トミーは言いました。
「あの奈良県の人ですが」
「またやったんだね」
「栃木の学校でいじめ事件がありまして」
「わざわざ栃木まで行ってだね」
「そうして加害者をまだはっきりわかっていないうちからです」
 その時点でというのです。
「個人情報をインターネット上で出して」
「攻撃したね」
「しかもです」
 それに加えてというのです。
「いじめ撲滅委員会なんてです」
「立ち上げたね」
「そんな団体を」
「全部ルール違反だよ」 
 先生はトミーに眉を顰めさせて答えました。
「いじめはあってはならないことでね」
「批判されるべきですね」
「私は加害者をインターネット上で攻撃してもいいと思うよ」
「彼等がそれだけのことをしたからですね」
「けれどそうする場合にもね」
「やっぱりラインがありますね」
「そうだよ、被害者が自殺未遂や自殺に至ったら」 
 そうなると、というのです。
「もうね」
「そこまでしていいですね」
「命に関わることをしたからね」
 その加害者はというのです。
「容赦してはいけないよ」
「警察にも通報してですね」
「そのうえでね」
「徹底的に批判すべきですね」
「そうだよ、けれどね」
 それでもというのです。
「逆に言えばそうならな限りはね」
「そこまでしてはいけないですね」
「そうだよ、しかし彼はね」
「それをしましたね」
「そしていじめの糾弾で相手の個人情報まで出すなら」 
 それならというのです。
「それは極めて苛烈な悪とも言っていい」
「そこまでの行いですね」
「悪を悪と自覚してね」
 そのうえでというのです。
「覚悟してだよ」
「行うことですね」
「そうだよ、迂闊にはね」
 決してというのです。
「行ってはならず」
「それを迂闊に行うと」
「大変なことになりかねないからね」
 だからだというのです。
「してはならないよ、ましてやね」
「自分がヒーローである為にですね」
「私利私欲でね」
「売名の為にですね」
「行うなんてね」
 そうした行為はというのです。
「あってはならないよ」
「絶対にですね」
「それは普通のいじめよりも悪質な」
 そうしたというのです。
「悪だよ」
「ヒーローの様で実は」
「そうだよ」
 先生はお醤油をかけた目玉焼きをおかずに納豆をかけたご飯を食べながらトミーに強い声で言いました。
「紛れもなくね」
「そうなりますね」
「そしてね」 
 先生は言いました。
「頼まれもしないのに来るなんて」
「学校に」
「しかもアポなしでだね」
「いきなりでした」
 トミーも答えます。
「あの人はいつも」
「そのこともだよ」
「ルール違反ですね」
「そうだよ、しかも委員会なんて立ち上げたけれど」
「ネット上で」
「それも自警団と同じだよ」
 そうだというのです。
「法律の統制を受けないし」
「ちょっと間違えるとですね」
「碌なことにならないよ、ましてやね」 
 先生はさらに言いました。
「委員会のメンバーはどうかな」
「あの人が立ち上げた」
「私が思うにね」 
 先生はとても嫌そうに語りました。
「あれだね、愛国者だね」
「自称の」
 トミーはとても嫌そうに答えました。
「陰謀論ばかりでまともに勉強しないで」
「愛国と言っても他の国の変な政治家に日本を売りたいみたいな」
「平気でそう言う人達です」
「間違ってもだよ」
 それこそと言う先生でした。
「日本を何処かの国の何番目かの州にしたいとかね」
「そんなことを言う人はですね」
「愛国者じゃないよ」
 断じてというのです。
「正反対にね」
「売国奴ですね」
「彼等が嫌いな人達にいつも狂人の様に喚くね」
 そうしたというのです。
「売国奴だよ」
「あの人達こそそうですね」
「そうでね」 
 そうであってというのです。
「彼等はね」
「愛国者ではないですね」
「陰謀論に染まっていて全く勉強しない、しかもね」
「しかも?」
「半グレも混ざっている」
 ここでもこのことを言う先生でした。
「ならず者の集団だよ」
「頭も極めて悪いね」
「偏見の塊でね」
「知性も品性もなくて」
「分別も教養もない」
「人の美点を全く備えていないね」
「そうした集団でね、もう既にね」
 一緒に朝ご飯を食べている動物の皆にもお話します、皆でお家の居間でちゃぶ台を囲んでお話しています。
「悪質な愚連隊と同じになっているよ」
「全くだね」
「何がいじめ撲滅なんだか」
「自分達はもっと問題だよ」
「半グレもいる」
「下品でモラルや知性の欠片もないね」
「そうであってね」 
 それでと言う先生でした。
「その組織はとんでもないものだよ」
「簡単にわかるわね」
 ダブダブが怒って言ってきました。
「あんな奴が立ち上げたものだし」
「碌なものじゃないのに決まってるよ」 
 ガブガブも怒っています。
「いじめを撲滅どころかね」
「ならず者と売国奴の集まりだね」
 トートーはまさにと指摘しました。
「最低な連中の」
「最低も最低でね」 
 チーチーもはっきりと言います。
「人や生きものの底を抜いた」
「地獄に堕ちる奴等よ」
 ポリネシアも言います。
「神様は見ているわよ」
「どうせそんな連中は信仰なんてないけれど」
「絶対にね」
 オシツオサレツの二つの頭も怒っています。
「地獄に堕ちるよ」
「そうならない筈がないよ」
「何が愛国者でヒーローか」
 ポリネシアは言いました。
「売国奴で悪者よ」
「そうした悪人が世の中に増えたら」
 ジップは言いました。
「世界は滅びるよ」
「本当に腹が立つよ」
 ホワイティも本気で怒っています。
「そんな悪人達が大手を振って歩いているなんて」
「あの運動家達とどっちが悪いか」
「沖縄とかにいるね」
 チープサイドの家族もお話します。
「わからないわ」
「同類なだけにね」
「ここまでの悪人が集まると」 
 老馬も思いきりお顔を顰めさせています。
「吐き気がする位だよ」
「私もだよ、しかも彼は奈良の政治家だよ」
 先生はこのことも言いました。
「それだとね」
「奈良のことに専念しないとね」
「栃木の人じゃないし」
「その時点でおかしいよね」
「どう考えても」
「何で栃木に行ったのか」
 奈良とは違う場所にというのです。
「呼ばれもしないのに」
「本当におかしいね」
「奈良の鹿さん達を助けたくて立候補してね」
「政治家になったのに」
「何で栃木に行くのかな」
「呼ばれもしないのに公園をパトロールしていたのに」
「そこから見えるものはね」 
 それはといいますと。
「明らかだね」
「どう見ても売名だよ」
「自分をいじめと戦うヒーローにしたいんだよ」
「そこに同類が集まる」
「そういうことだね」
「類は友を呼ぶと言うけれど」
 この言葉通りにというのです。
「まさにだよ」
「その通りだね」
「悪人は悪人で集まる」
「そして群れる」
「そうして悪いことをするんだね」
「同じレベルで集まるものだからね」 
 それでというのです。
「そうなるんだよ」
「全くだね」
「酷いお話だね」
「インターネットの上とはいえ」
「嫌なことだね」
「そう、そして」
 そうであってというのです。
「彼は過去悪質ないじめっ子だったしね」
「随分酷いいじめしていたんだよね」
「学生時代はずっと」
「心を入れ替えたって言ってるけれど」
「今を見てもね」
「変わっていないね」
「若し変わっていると見えるなら」
 その輩がというのです。
「その人は物凄く人を見る目がないよ」
「全くだね」
「その通りだね」
「おかしいレベルだよ」
「あんな奴の言うこと少しでも信じられるなら」
「わかる筈だよ」 
 それこそというのです。
「ちょっと見たらね」
「あの人は悪人だ」
「それも完全な」
「心を入れ替えるなんてとんでもない」
「ずっと変わっていないって」
「そうだよ」
 まさにというのです。
「彼を信じる人は自分の人を見る目やモラルを疑わないとね」
「とんでもないことになるね」
「そうして反省しないと」
「それこそね」
「騙されるね」
「詐欺師に」
「詐欺師やヤクザ屋さんは関わらなかったら大丈夫か」
 先生は言いました。
「そう思ったら駄目だよ」
「そうだよね」
「常に獲物を探しているからね」
「実際半グレがそうした連中に混ざってきてるし」
「犯罪者は獲物を探してるよ」
「貪れる相手をね」
「あんなのに騙される位なら」 
 それならというのです。
「もう詐欺師やヤクザ屋さんが来たらね」
「簡単に騙されて」
「そして身ぐるみ剥がされるね」
「周りも巻き込みかねないね」
「そんな人は」
「だからね」
 それでというのです。
「そんな人は周りにいたらね」
「関わらない」
「そうでないとね」
「巻き込まれるね」
「そうなるね」
「もう禁治産者と言っていい位にね」
 そこまでというのです。
「詐欺師やヤクザ屋さんに騙されるからね」
「だから半グレが来てるし」
「そのうちそんな人達も来るね」
「インターネットでの発言とか見て」
「寄って来るね」
「そして騙されてもね」
 そうした連中がというのです。
「助けたらいけないよ」
「関わってもね」
「さもないと自分が巻き込まれる」
「助けても感謝しない」
「そんなレベルに至ってないから」
「反省もしないから変わらない」
「だからだよ」
 そうであるからだというのです。
「本当にね」
「そうした人は助けない」
「絶対に」
「関わらない」
「見捨てることだね」
「そこで忠告してもね」
 その輩にというのです。
「馬鹿にされて嘲笑されてね」
「嫌に思うだけだね」
「折角忠告しても」
「そうなるだけだから」
「そうだよ」
 まさにというのです。
「本当にね」
「人ならね」
「そして生きものならね」
「忠告すべきだけれど」
「餓鬼だとね」
「餓鬼にいい言葉は届かないよ」
 決してというのです。
「悪いことだけ聞いてね」
「それでだよね」
「悪くなる一方だね」
「いい言葉は聞かなくて」
「ひたすら駄目になるだけだから」
「見捨ててね」
 そうしてというのです。
「離れるべきだよ」
「それじゃあ」 
 それならとです、トミーは言いました。お漬けものの中の梅干を食べてそのうえで先生にお話しました。
「あの政治家さんも」
「そう、最初はね」
「周りにですね」
「ちゃんとした人がいた筈だよ」
「そうですね」
「それでもね」
 それがというのです。
「ああしたことばかりしていて」
「皆離れましたね」
「そうなった筈だよ」
「今はもう誰もですね」
「まともな人はね」
 それこそというのです。
「離れてね」
「いなくなりましたね」
「そうだよ」
 絶対にというのです。
「いてもね」
「いい人達が周りに」
「それでもね」
「その悪事を見てですね」
「駄目だと思ってね」
「離れましたね」
「根っからの悪人、餓鬼になったら」
 それこそというのです。
「その時点でね」
「いい人は離れますね」
「そして餓鬼は餓鬼でね」
「集まりますね」
「それが今の彼だよ」
「ひたすら悪くなりますね」
「私もこれまで大勢の悪人を見てきたけれど」 
 それでもというのです。
「ああした悪人もね」
「イギリスにもいましたね」
「それでもね」
「何度見てもですね」
「嫌なものだよ」
 そうだというのです。
「つくづくね」
「まともな人はそう思いますね」
「そうだよ、恥を知っていると」
 それならというのです。
「もうね」
「離れますね」
「ああした連中とね、恥はね」
「わかることですね」
「恥を恥だと思わなくなれば」
 その時はといいますと。
「終わりだよ」
「その時点で」
「最も恐ろしい腐敗がはじまって」
 そうなってというのです。
「何処までもね」
「腐敗していきますね」
「そして彼等こそね」
「最も恐ろしい腐敗の中にありますね」
「もうね」
 それこそというのです。
「何処までもね」
「腐敗していく中にありますね」
「現在進行形でね」
 それでというのです。
「そうなっているんだ」
「それで破滅するまでですね」
「腐敗していくよ」
「それまでですね」
「極めて醜悪な姿を見せながら」
 そうしつつというのです。
「そのうえでね」
「腐っていくだけですね」
「そしてそれを見て」
 その腐敗をというのです。
「私達はね」
「反面教師とすることですね」
「そうだよ」
 まさにというのです。
「そんな人達を見たらね」
「反面教師にすることですね」
「批判してね」
「その悪事を止めて」
「そのうえでね」
「自分達はならない」
「絶対にね」
 そうであるべきだというのです。
「まともな人達、生きものはね」
「そうあることですね」
「そうだよ」
 朝にこんなお話をしました、そして先生は朝ご飯の後は歯を磨いて学校に行きました。そうして研究室に入ったのですが。
 すぐにです、イティーが来て先生に言ってきました。
「先生、酷いことが起こってるわ」
「どうしたのかな」
「奈良県でね」
「何かな、鹿のことかな」
「違うの、変な人がいて」
 それでというのです。
「外国の人達が家族で経営している料理店に来てね」
「何をしたのかな」
「如何にも犯罪者が経営している様にね」
「紹介しているんだ」
「無断でね」
 そのお店にというのです。
「差別を煽るみたいに」
「ああ、今度はそんな人が出たんだ」 
 先生は眉を曇らせて応えました。
「あの政治家さんとは別に」
「奈良県も変な人いるね」
「あの政治家さんだけじゃなくて」
「そんな人もいるの」
「滅茶苦茶ね」
「最悪じゃない」 
 先生と一緒にいる皆も言います。
「それって犯罪でしょ」
「無断で印象操作みたいに言うなんて」
「お店に何かあったらどうするの?」
「出て行けっていうの?」
「うん、威力業務妨害とね」
 先生は皆にお話します。
「考えられるよ」
「そうだよね」
「その人こそ犯罪者ね」
「とんでもない奴だよ」
「警察に訴えないと」
「法的にね」
「ええ、あんまりにも酷くて」
 イティーがまた言ってきました。
「私もお話しに来たの」
「全く。差別する人は何処にもいて」
 それでと言う先生でした。
「醜いことをするね」
「全くだね」
「最低なことするよね」
「本当にね」
「人間ですらないレベルのことを」
「愛国、日本を愛しているなら」
 それならと言う先生です。
「節度とマナーを守ってね」
「他人を認める」
「そうあるべきだね」
「外国の人達も」
「そうしないとね」
「本当にナチスだね」
 ここでもこう言った先生でした。
「彼等のやっていることは」
「全くだよ」
「ナチスと同じよ」
「こんなことをしてどうなるのか」
「正義じゃないよ」
「悪そのものよ」
「そう、そんなことをする人はね」 
 先生はまさにと言いました。
「悪だよ」
「そのものだね」
「無法者であってね」
「ならず者で」
「犯罪者の可能性が高いし」
「悪だね」
「愛国で何をしてもいいのか」
 先生はさらに言います。
「そんな筈がないよ」
「法律を守れ」
「しっかりとした心を持て」
「思いやりも持て」
「優しさもね」
「礼儀作法も」
「そうしたものをね、それでどんなお話かな」
 先生はイティーにあらためて尋ねました。
「それで」
「これよ」
 イティーは先生のパソコンの前に立ってすぐにキーボードを打ちました、そのうえでそのお話を紹介しました。
「こうしたお話よ」
「ああ、この人か」 
 先生はそのお話を起こした人を見て言いました。
「この人はね」
「有名なの」
「奈良県じゃあの政治家さんと並ぶね」
「とんでもない人なの」
「偏見の塊で」
 そうであってというのです。
「差別主義者だよ」
「そうなのね」
「外国の人達が大嫌いでね」
「排外主義なのね」
「それでモラルがだよ」
「ないのね」
「何をしてもね」
 それこそというのです。
「平気な人だよ」
「あの、勝手にお店を晒したら」
 ジップもそのお話の画像を観て言います。
「迷惑がかかるよ」
「お店だったら住所や電話番号出るけれど」
 それでもと言う老馬です。
「普通は晒さないよ」
「しかも何これ」
 ホワイティは眉を顰めさせています。
「本当に差別主義丸出しで晒してるじゃない」
「日本にずっと住んでいて法律を守っていても」
 チーチーも言います。
「犯罪者みたいに言うなんて」
「この人の方が駄目じゃない」
「本当に犯罪じゃないかな」  
 オシツオサレツも二つの頭でいいます。
「これ訴えられるよ」
「お店の人はね」
「こんなことされたら怖いよ」
 ガブガブが見てもです。
「よくこんなことするね」
「こんな行いが正しい筈ないでしょ」 
 ダブダブも怒っています。
「絶対に」
「若しこんなことが許されるならね」
 ポルネシアは断言しました。
「無法国家よ」
「日本は法治国家だよ」
 だからだと言うトートーです。
「だったらこんなこと許されないよ」
「警察に言わないと」
「お店の人達がね」
 チープサイドの家族も言います。
「すぐにね」
「そうしよう」 
「これは絶対に許せないよ」 
 先生は怒って自分のスマートフォンを出しました。
「今から通報するよ」
「奈良県警だね」
「そこに通報するね」
「街の最寄りの警察署に」
「そうするね」
「そうするよ、そしてね」
 そのうえでというのです。
「動いてもらうよ」
「そうしよう」
「こんなこと許したら駄目だよ」
「こんな奴もね」
「罪を憎んで人を憎まずって言うけれど」
「法の裁きは受けないとね」
 皆も言います。
「そうしよう」
「本当に許せないからね」
「物凄い差別主義じゃない」
「こんな人近くにいたら怖いよ」
「誰だってね」
「うん、じゃあ通報するよ」
 先生は実際に奈良県警と県警の最寄りの警察署に通報しました、そうして動いてもらうことを約束してもらいました。
 その後で、です。皆に言いました。
「私の名前も出してね」
「言ったね」
「これで安心だね」
「お店の人も動いてくれたら」
「そうなったらね」
「うん、見たらお店の人も恐怖心を抱いて」
 お話を調べるとそうでした。
「訴えるみたいだね」
「当然だね」
「本当に酷いね」
「人間や生きもの未満だよ」
「ここまでいくと」
「非道の極みだよ」
「こんな人こそ許したら駄目だよ」
 絶対にというのです。
「紛れもない無法で悪だからね」
「そう、悪だね」
「こうした人達こそね」
「紛れもなくね」
「悪だね」
「朝から嫌なものを見たけれど」
 それでもというのです。
「これで悪人が裁かれるならね」
「いいね」
「そうなればね」
「こんな醜い悪い奴が裁かれるなら」
「よしだね」
「そうだよ、しかし本当にね」 
 あらためて言う先生でした。
「こうした人達は白人は排除しないね」
「全くね」
「何も言わないよね」
「白人がお店を経営してもね」
「怪しいとか言わないね」
「出て行けとも」
「そうだね、ただね」
 こうも言う先生でした。
「今ウクライナは大変だね」
「ロシアが攻めてきてね」
「とんでもないことになっているよ」
「ずっと戦争が続いて」
「全世界に悪影響が出てるよ」
「麦やエネルギーの値段が上がってね」 
 そうなってというのです。
「それでね」
「そうなってね」
「それでだよね」
「迷惑しているね」
「世界中がね」
「そうなっているけれど」
 それでもというのです。
「日本のああした人達はロシアを支持する人が多いんだ」
「それもおかしいよね」
「ロシアが攻めたのに」
「どう見てもロシアが悪いのに」
「ロシアのせいで皆が迷惑しているのに」
「それでもなんだ」
「彼等は民主主義を言ってもね」
 それでもというのです。
「独裁者が好きでね」
「それでなんだ」
「ロシアを支持するんだ」
「あの戦争については」
「そうするんだ」
「あの戦争でロシアを完全に支持している国は少ないね」 
 先生は皆にお話しました。
「とてもね」
「うん、そうだね」
「どう見てもロシアが悪いから」
「ベラルーシとあと少しだけだね」
「北朝鮮とか」
「そう、北朝鮮が出たね」 
 この国がというのです。
「ここでもね」
「そうだよね」
「あの国ロシアを支持しているね」
「じゃああの人達北朝鮮と同じなんだ」
「あの国と」
「このことでもね、大体民主主義は相手を認めることだよ」
 先生は強く言いました。
「まずはね」
「それからだよね」
「民主主義はね」
「そして議論する」
「そうしたものだね」
「しかし彼等は自分達だけでね」 
 その考えはというのです。
「それでね」
「他人を認めない」
「むしろ攻撃する」
「そこも北朝鮮だね」
「完全に」
「そうだよ、そうした意味でもね」
 まさにというのです。
「彼等は北朝鮮と同じだよ」
「あの国を嫌っていても」
「同じだね」
「全く民主的でなくて」
「閉鎖的で排他的で」
「相手を認めないからね、しかもね」
 先生はお話を続けます。
「彼等は非常に攻撃的で好戦的だけれど」
「そのことも同じだね」
「北朝鮮とね」
「あの国も攻撃的で好戦的で」
「同じだね」
「そうだよ、あと彼等は反グローバリズムと言うけれど」 
 経済はというのだ。
「グローバリズムは資本主義だね」
「そうそう、言うならね」
「グローバリズムって資本主義だよ」
「世界各国と貿易を行う」
「産業も発展させて」
「自由な経済交流」
「そうだね、それに反対して」
 反グローバリズムはというのです。
「関税をかけたりして鎖国して国家が主導して自国の産業を発展させる」
「あっ、それってね」
「社会主義だね」
「ナチスの国家社会主義で」
「共産主義にも近いかも」
「そうだね、彼等はグローバリズムが嫌いで」
 日本の愛国の人達はというのです。
「自国の産業について何も知らないけれど」
「外国の人達は入れるな」
「労働者にね」
「そう言うよね」
「しかもやたらと」
「この考えも社会主義か共産主義だね」
 先生は皆にお話します。
「そう考えるとね」
「まさにだよね」
「反グローバリズムってそっちだね」
「資本主義じゃなくて」
「そのはじまりはロシアと言われているけれど」
 またこの国の名前を出します。
「ロシアというとね」
「あっ、ソ連じゃない」
 イティーがはっとなって言いました。
「共産主義だった」
「そうだね」
「ええ、ロシアはね」
「一旦ソ連になったね」
「共産主義になってね」
「そして崩壊したね」
 そのソ連がというのです。
「それでロシアに戻ったけれど」
「それでもなのね」
「共産主義の考えが残っているんだ」
「そうなのね」
「そしてね」
 それでというのです。
「今の大統領は秘密警察出身だね」
「ソ連のね」
「ソ連に憧れているから」
「ソ連の独裁者も尊敬しているそうね」
「スターリンをね」
 この独裁者をというのです。
「ヒトラーと並ぶ独裁者ね」
「あの人を尊敬しているから」
 だからだというのです。
「もうね」
「共産主義なのね」
「今もその考えがあるんだ」
 その人の頭の中にというのです。
「これがね」
「それで反グローバリズムは」
「共産主義と思っていいよ」
「じゃああの人達は保守じゃないのね」
 イティーは思いました。
「保守って資本主義よね」
「そうだよ」
 先生はその通りだと答えました。
「まさにね」
「それじゃあね」
「そう、彼等自身がどう思っていてもね」
「彼等は共産主義か社会主義で」
「それでね」
「北朝鮮そっくりなのね」
「だからね」
 そうであるからだというのです。
「日本で言うと過激派と同じだよ」
「あの昭和の頃の」
「学生運動のだね」
「赤軍派とか中核派とかいう」
「革マル派ってのもいたわね」
「彼等と同じでね」
 今の日本の自称愛国の人達はというのです。
「非常に愚かで危険なんだ」
「成程ね」
「昔はそのまま共産主義を信じていたけれど」
「今は愛国で気付かないまま信じている」
「それだけの違いね」
「そうなんだ、そしてね」
 そうであってというのです。
「彼等の行動が暴力的であるのも」
「共産主義って革命って言うね」
「暴力革命だね」
「暴力で敵を倒して」
「それで成し遂げるんだね」
「そうした考えでね」
 それでというのです。
「ナチスも同じだったね」
「そうそう、叛乱起こしたことあったし」
「反対する人達に暴力振るっていたよ」
「それでああした考えの人達はだね」
「暴力的なのね」
「そうした意味でも民主的じゃないしね」
 愛国の人達はというのです。
「資本主義、保守でもないし」
「共産主義化社会主義」
「北朝鮮そっくりな」
「そんな連中で」
「暴力的で愚かで」
「無法者なのね」
「法律は暴力を封じる為にあるね」
 先生は言いました。
「秩序を形成してね」
「そうだよね」
「法律の重要な役割よ」
「暴力を抑えることは」
「それはね」
「若し血塗られた刃を持つ人が法律を守れ自分が法律だとか言ったら」
 それはといいますと。
「もう法治国家じゃないんだ」
「人治だね」
「無法国家だね」
「そうなるね」
「その人が思うままの」
「こんな国は潰れるよ」 
 先生は断言しました。
「その人が独裁者になってね」
「やりたい放題やってね」
「それでその国はとんでもないことになって」
「それで終わってしまうね」
「そうなるね」
「そうだよ、それが彼等の理想国家なんだろうね」
 先生はここでも眉を顰めさせて言いました。
「日本人じゃなくて自分達だけがね」
「好き放題出来る」
「そうした国家であって」
「日本人でも自分達に反対したらね」
「攻撃するね」
「暴力を振るって」
「レッテルを貼ってね、このレッテル貼りもね」
 こうした行為もというのです。
「共産主義や社会主義のやり方でね」
「何かどんどんね」
「連中の正体がわかってきたよ」
「北朝鮮と同じなんだね」
「そっくりなのね」
「そうだよ」
 まさにというのです。
「彼等の実態は」
「そう考えると余計に放置出来ないね」
「法律でどうにかしないとね」
「これ以上あの連中が増えたら」
「もっと酷いことになるから」
「流石に多くの人に否定されてね」
 彼等はというのです。
「それでね」
「批判されているね」
「他の日本人達から」
「心ある人達から」
「そうなっているね」
「そうなることにはね」 
 それにはというのです。
「当然のことだよ」
「そうだよね」
「差別が間違っているなんてもうわかっていることだし」
「如何に科学的根拠がないか」
「そして倫理的に恥ずかしいことか」
「そのことがね」
「だから批判されているんだ」
 彼等はというのです。
「それで間違いに気付けばいいけれどね」
「気付かないでね」
「差別を続けるとね」
「もう駄目だね」
「徹底的にやるしかないね」
「法律でね、彼等は遵法精神もないけれど」
 それでもというのです。
「法律は確かにあるからね」
「それで裁きをかけてね」
「報いを受けてもらおう」
「そうなっても自業自得だね」
「まさに」
「さもないと多くの人達が迷惑するしね」
 こうも言う先生でした。
「だからだよ」
「尚更だね」
「そうした悪人は許さないでいこう」
「変なことをしたら批判して通報する」
「そうしてもらおう」
「そうだよ、大体永住権も得て」
 日本のというのです。
「真面目に働いている一家のお店にいきなり来て差別的な発言や行動を取られてね」
「ネットで拡散されるとね」
「物凄く怖いね」
「誰だって恐怖を覚えるわ」
「威力業務妨害だし」
「完全に犯罪ね」
「愛国無罪でもないし」
 それにというのです。
「犯罪者は愛国者じゃないよ」
「そして差別主義者もね」
「只の悪人だね」
「それも最低最悪の」
「そう言うしかないね」
「彼等の実態はそうだよ」
 まさにというのです。
「知識も教養も知性も品性もモラルも常識もない」
「本当に人として必要なものは一切持っていない」
「完璧な屑で」
「もうどうしようもない」
「そんな連中だね」
「そうなんだよ」 
 先生は皆にその通りだと答えました、そうしてミルクティーを飲んでからまた学問に励んだのでした。








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