『乙女の夏は終わらない』







   設定 ありませぬ(/*/ 


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 夏休みまであと少し。クラスメート達は夏休みの予定などを考え相談しながら楽しく放課後を過ごしているだろうそんな折、
 私は肩を落としながらトボトボと海鳴商店街を一人歩いていた。
 夏の日差しもとうに本番を迎え、すでに日暮れ時と言えるこの時間でも日はまだじりじりと照りつけている。
 アスファルトも溶けるのでは?と思うほど熱く照らす日差しも商店街のアーケードのお陰か幾分ましに思えた。


 「はぁ・・・・」


 それほど大きくない海鳴の商店街とは言え学校帰りの学生や友達と遊んでいる子供達の騒ぎ声などそれなりに賑わいを見せる中を俯き加減で歩く。
 威勢のいい客引きの声や買い物に来た主婦たちの声も何故か遠くの世界から聞こえているような錯覚すら覚えてしまう。
 私はショーウィンドの前を通るたびそのガラスに映る自分を見てはため息を漏らしていた。

 「高町先輩・・・かぁ・・・」
 
 一言そう呟きまた今日何度目?と自分で聞きたくなる程繰り返しているため息を深く吐いた。
 そんな事を繰り返しとぼとぼ歩いているといつの間にか商店街を抜け海鳴臨海公園にたどり着く。

 「暑いな〜・・・」

 空を見上げてみる。空は今の私の心境とは裏腹に憎憎しい程高く青く広がっていた。
 私は公園のベンチに腰掛ボーっと三日前の出来事を思い浮かべた・・・




  その男達は小学校からの親友二人、雛代、美菜子らに映画にでも行こうよと誘われ駅で待ち合わせ合流した直後に声をかけてきた。

  『止めてください!・・・』

  『かわいいねぇ〜♪俺らと遊びに行こうよ♪』

  『女の子だけよりきっと楽しいって♪』

  うんざりする程幼稚で漫画でもいまどき使わないであろうナンパセリフを吐く男達。
  最初は無視して避けていたがいつの間にか表通りからはずれ、気が付くと人気の無い裏通りに入り込んでいた。

  『そっちも三人、コッチも三人で丁度いいじゃん♪奢るからさ』

  『私達これから用事があるんです。残念ですがご一緒できません』

  きっぱりと断る。しかしそれでも尚しつこく声をかけてくる男達に護身道を習っている
  クラスメートの雛代が苛立ちを隠せず声をさらに荒げさらに強くいいはなつ。

  『貴方たちみたいな人についていく訳無いでしょ!?』

  『気持ちわるいし頭もわるそうだしね!』

  その親友の態度に腹を立てたのか男達の中でも一際おおきな人が雛代の腕を荒くつかんだ。

  『こっちが下手にでてりゃいい気になりやがって!』
 
  『痛いわね・・・!!』

  その行為に護身の心得があるクラスメートが掴んだ男の腕を捻りそのまま足を掛けながら体ごと押し込む。
  咄嗟の雛代の行動に尻餅を着く大男。しかし所詮は十五歳の女の子だ残った男性に羽交い絞めされてしまう。

  『雛代!?』

  すぐに男の腕をはずそうと私は男の腕に必死にしがみついた・・・・だが   


   バキッ!!・・


  え?・・・その時は一瞬なにが起きたのか分からなかった。頭がくらくらして地面に座り込んでしまう。
  ガクガクと膝が揺れジンジンと頬が痛む。口の中を切ったのか鉄臭い血の味がだんだんと口内に広がっていった。
 
  『彩!?』
  
  男に羽交い絞めされてる雛代が叫んだ

  『いてーな!このアマ!!』

  さっき押し倒された大男が私の頬を力任せに殴り、そのまま押さえつけられている雛代に向かっていく。
  そして同時にその手に鈍く光る刃物が見えた・・・


  『雛代ちゃん!?危ない!』


  もう一人の男に掴まれた美奈子が涙声で叫んだけど無常にも男のナイフが雛代の着ているワンピースに引っ掛けられる

  『おめーらが悪いんだからな!素直にしてりゃ優しくしてやったのに』

  男の下品な笑いをみて雛代が青ざめる

  『やめて!いやぁ・・!?むぐぅ!?』

  私はまるで喉から水分を全て奪われたように声が枯れて叫ぶことも儘ならない・・
  美菜子も雛代と同じく口を押さえられ声をだせない・・・・もう駄目!?


  『誰か!?』・・・・そう心の中で叫んだ時だった。

  
   シュッ!!・・・ザクッ!


  何かが飛んで来る?様な音と共に大男が悲鳴を上げた・・・

  『ぐぎゃ!?・・いてぇ〜〜!!なんだぁ!!』

  恐る恐る顔を上げると大男の腕から大きな針が生えている。
  驚いて振り向く大男、その先にスラリとしたシルエットが浮かんだ。
  逆光でハッキリ顔見えないそのシルエットから男性だとしか分らなかった。


  『下衆共め・・・・』

  
  吐き捨てるようにその人は呟く・・・・
  その呟きでボーゼンとしていた男達が我に帰ったのかいきり立ってその人に詰め寄っていく。

  『なんだぁ!てめーは!!邪魔すんじゃねーよ!?』

  雛代を抑えていた男がいきなり殴りかかったが彼はすり抜けた?と思ってしまう程僅かな動きでかわし同時にその男は地面に崩れ落ちた。
  な、何をしたの?・・・薄暗いからだけではなく、私にはまっったく彼が何をしたのか見えなかった。
  ただ倒れた男はお腹を押さえ地面に蹲って震えている。

  『グゥゥッ・・・・』

  『てめぇ・・・!?』
  
  仲間が倒されたのを見た大男は針の刺さった腕からナイフを逆手に持ち替えると刺すよう彼へに突進していく。
  『あぶな・・!!』私が枯れた声でなんとか叫ぼうとした瞬間ギィン!!と金属がぶつかる様な音と共に、弾かれたかの如く後ろに吹き飛ぶ大男が目に入る。
  一瞬で数メートルは飛ばされた大男が仰向けに倒れピクリとも動かなくなったのを見届けると彼は美菜子を押さえつけてる男に向き直った。

  『ひっ!?・・・く、くるな!』

  男は美菜子の頬にナイフを押し付け後ずさる

  『美奈!!・・え?』

  雛代が声をあげたとほぼ同時に美菜子を抑えていた男は声を上げることなく後ろ向きに傾いていきそのまま泡を吹きながら倒れてしまった。
  美菜子は気丈にも気を失っていなかったが腰をぬかしたのかへたへたと座り込んでしまう。、
  そんな美菜子をそっとメガネを掛けた三つ編の女性が支えてくれていた。
 
  『美由希、そっちの子も診てやってくれ。後馬鹿どもの拘束もたのむ』

  『俺はリスティさんに連絡する』

  『うん、了解』
  

  はっきり言って何がなんだか分からないうちに全ては終わっていた・・・・・・呆然とする私。
  落ち着いた二人のやり取りを見ていると今まで張り詰めていた何かが切れたのか、私は振るえが止まらなくなり恥ずかしながら泣き出してしまった(赤
  美菜子と雛代も私の元に駆けつけ三人で大泣きしてしまう・・・今考えると顔から火が出そうなほど恥ずかしいなぁ・・・(恥
  高校生になってあんなに泣いたのは初めてかもしれない(真っ赤
                             



 ジッと閉じていた瞳を開き回想から今に戻ってくる・・・日はまだ沈まず先ほどより幾分か柔らかくなった日差しが心地良い・・。
 潮風が海の匂いを運び公園の海側にある遊歩道にはたこ焼きやたい焼きの屋台が並んでいた。そこに仲の良さそうな兄妹が見えている。


 「助けてくれた人が高町先輩だったなんて・・・」

 
 海風に吹かれながらしみじみと呟きそっと学生鞄から大切にハンカチを取り出し眺めてみた。
 大泣きしてしまった私達のあたまを優しく撫でながら、貸してもらえたハンカチ。
 汚れてしまったハンカチを洗うのも洗濯機なんかで洗えないとわざわざ手もみで洗った自分を思い浮かべ、
 今更ながらこんな乙女チックな一面も自分にあったのか・・・と更に恥ずかしくなる(赤


  『もう大丈夫だ・・・』


 ハンカチを差し出しながら優しく微笑んでそう言ってくれた高町先輩が思い出される。
 きっと今私、茹ダコ状態だろうな・・・(真っ赤


 「やっぱり私も女の子って事なのかな・・・・・」


 見た目はそれなり女の子と言われる様な自分だけど、ハッキリ言うと親友二人にもずっと中身は男の子と言われ続けていたのよね・・(汗
 それがあの日から人生が入れ替わったの如く乙女チックな自分に気付かされる毎日なんだから、つくづく女の子とは現金な物だと思う。
 そして・・・・『そのハンカチ私が洗ってかえすわ!』『ずるいよ雛代ちゃん・・それは私の役目だよぉ』
 などと争う親友二人を差し置いて私はハンカチを握り締め自宅へ緊急離脱してしまった・・・二人は勿論自宅まで追いかけてきたが、
 頑なに入室を拒みハンカチ洗濯権を無理やり奪い取った・・・(恐らく後日『翠屋おごり地獄』が待ってるだろうが(汗)
 
 
           
                        □ □ □




 「あの・・・ここ開いてますか?」


 「へ?・・・あっ、開いてるよ(汗」


 自分の恥ずかしい一面を思い浮かべて一人で悶えていたところに、いきなり小さな女の子から声を掛けられ焦りまくってしまう私(汗
 周りを見てみると散歩している老夫婦や学生であろう若者達で付近のベンチは既に埋まっていた。ここは海が良く見える人気の場所なのかもしれない。

 「有難うございます♪」

 「いいえ・・♪」

 栗毛色したツインテールを揺らしペコリと頭を下げる女の子・・・かわいいなぁ♪
 小学生かな?と思いさっき屋台でたい焼きを買っていた兄妹の子だと気が付いた。

 「後二人来るんですけどいいですか?」

 「ええ、だって此処5人は座れるでしょ?だから問題なし♪」

 「はい♪」

 やっぱりかわいい・・・揺れるツインテールも思わず弄りたくなっちゃう♪
 さきほどまでの憂鬱な気分もどこかに吹き飛ぶくらいその子の笑顔は素敵だった。
 ツインテールかぁ・・ふと自分の肩まで伸ばした髪を触ってみる・・たりないなぁ。

 「にゃ?」

 「あ、なんでもないのよ(苦笑」

 まさか真似して可愛くなれないかなぁ・・なんて考えていたとは言えやしない(汗
 誤魔化す様に他愛のない話をしているとこの子の兄妹も来たみたいだ。


 「おにーちゃ〜ん、おねーちゃ〜ん此処だよぉ〜♪」


 ぶんぶんと元気に手を振り二人を呼ぶ女の子、そしてふと其方を見てみると・・・

 「なのは、そんな大声あげなくても聞こえているぞ」

 「もう、恭ちゃんがそんな変なの頼むから焼き終わるまで時間が掛かったんじゃない」

 「貴様、たい焼きカレーとチーズを愚弄する気か?」

 「そんなの食べるの恭ちゃんくらいだよ」

 何処かで聞いた声・・・そして顔立ち・・・・(汗
 ま・・まさか・・・た・・・たたたたたた・・・ 

 「ん?合い席でしたか、すみません家の妹が無理いいまして」

 「た・・た・・・高町先輩!?」

 「は?」

 「あ・・・恭ちゃん、この人」

 「知り合いか?美由希」

 「はぁ・・何いってるの・・ほらこないだの駅前で」

 「んん?・・・ああぁあの時の・・」

 高町先輩ぃぃ・・・忘れてたんですねぇ(大泣

 「お加減はその後いかがですか?腫れは引いてるみたいですけど」

 「は、はいっ。お陰さまで・・あはははは(汗」

 「あ、もしかして1年生かな?そのリボンの色♪」

 「へ?あ、そ、そうですっ!・・(汗」

 「あはは、私と一緒だね♪よろしく、高町美由希です」

 「み、三咲彩花です・・此方こそよろしくお願いします(汗」

 あの時の三つ編してた女の人って高町先輩の妹さんだったんだ・・・
 しかも同学年・・・あのときは如何見ても年上にしかみえなかったよ(汗

 「はにゃ〜おにーちゃんとお姉ちゃんの知り合い?」

 「ん?まぁな、ほらなのはもちゃんと挨拶しなさい」

 気を使ってくれたのだろうあの時の事は伏せてくれていた。

 「はぁ〜い 私立聖祥大学付属小学校2年 高町なのはです」

 「よろしくね、なのはちゃん」

 「で自分が・・・・」

 「し。知ってます!高町先輩の事は!」

 「そ・・そうですか(汗」

 「あっ・・・(真っ赤」

 な!なにいっちゃってんのよ私のばかぁ〜(泣 変な子って思われてないかなぁ(汗
 でも、こんな所で高町先輩のご姉妹とお近づきになれるなんて・・・ついてるかも。

 「おにーちゃん、座らないの?」

 「ああそうだな、では失礼します」

 そう言って私の隣にすわる先輩・・・・
 う・・う・・うわぁ〜〜ち、近いようぅ(汗
 ちらりと横を見上げると直ぐそこに先輩の横顔が・・・かっこいい・・・

 「?・・・あ、食べますか?」

 え・・ええ〜〜!?高町先輩がたい焼きの入っている袋を差し出してくれる。
 どど、どうしよ〜・・頂きますなんて言って意地汚い子なんて思われたら(泣
 でもでも・・・高町先輩が買ってきたたい焼き・・・・

 「恭ちゃん、そんなの進めちゃ駄目だよ・・・だれもカレーとチーズのたい焼きなんていらないよ〜」

 「またしても貴様、チーズとカレーを愚弄するか・・・いい度胸だ」

 「あ・・あの、い、頂きます」

 「三咲さん、無理しなくていいよ?」

 「ふん!・・」

 「あいた!?・・うぅ〜〜徹こめたでしょぉ〜(泣」

 「やかましい、ちゃんと分かる人にはわかるんだ。ささ、どうそ」

 「は、はい・・・」

 キャぁ〜〜〜〜!!手が触れちゃったぁ〜〜♪
 ハッキリ言って味なんてわかりません(泣

 「どうですか?」

 「お、おいしいです!!(汗」

 「ほ、ホンとに? 無理しなくていいんだよ?(汗」

 「あやや〜・・おにーちゃん以外にソレ美味しいって言う人がいるなんておどろきです」

 「なのは、どういう意味だ?」

 「あははは〜(汗」

 ・・・・高町先輩の顔がマトモにみれない(赤
 そ、そうだ!こないだ連れて行ってもらった病院の女医さんの事きかなきゃ・・
 高町先輩に助けられその後私達は海鳴中央病院に連れて行ってもらった。
 そのとき高町先輩ととても親しそうに話していた銀髪の女医さん・・・たしかフィリス先生って人。
 私が落ち込んでいた原因はその女医さんともう一人同じ銀髪だけど髪の短い外人さんだ・・・
 正直敵わないくらい綺麗だと思った・・・・ただでさえ先輩の周りにはすごい美人がたくさんいると言う噂なのに・・・

 「あ、あの!高町せんぱ・・」

 「あ!恭ちゃん時間」

 「ぬ、しまった・・手伝いに入る約束だったな・・・」

 「すいません、ちょっと用事がありましてお先にしつれいします」

 「は、はい!」

 「じゃ、また学校でね三咲さん♪」

 「三咲おねーちゃん、さよならです♪」

 「さようなら♪」

 ひらひらと手をふり先輩達は帰っていった・・・
 あ、あはは・・・かえろう・・・(大泣


                    □ □ □
 

 家に帰り夕食も済ませた私はお風呂にゆっくり浸かりながら今日の事を振り返る・・・

 「高町先輩・・・」

 「高町・・・・あ、あれ?(汗」

 高町先輩の名前ってなんだっけ・・(汗
 もしかして下の名前私しらないんじゃ・・・・あう〜知ってるっていっちゃったのに(泣
 ま、まぁクラスメートに聞けば直ぐ分かるか。でも、美由希さんも綺麗だったなぁ・・・・
 たしか風芽丘美少女ランキング2年の部ダントツ首位の神咲那美先輩も高町先輩と仲がいいって噂だし、
 3年の部オネー様部門トップの月村忍先輩も・・・・・

 
 「私って本当に分の悪い恋してるのかなぁ〜・・・」


 ぶくぶくと湯船に沈んでしまいたい気持ちになってくる・・・・私なんかじゃ相手にならないかも(泣
 さしあたっては、名前と顔くらい覚えてもらう事からはじめないとね(汗
 それと親友二人もライバルなんだから!つねに先手をとらなきゃ!
 そう思っていると恋って奴も悪くないきがする、胸が躍るような高揚感♪
 たしかに、落ち込む事も多いだろうけどなんとなく楽しい夏になりそうだなと思えた。

 『彩花〜、雛代ちゃんから電話よ〜。直ぐに出してくれって』

 ・・・・・・・・・・・ハンカチの事わすれてた・・・(汗
 って高町先輩にかえすのも〜〜〜〜!?

 「直ぐかけなおすっていっといて〜(泣」 


 はぁ〜・・・やっぱり泣く事のほうが多いかもぉ・・・・









 END?


 おまけ


 「恭ちゃん、三咲さん気にしてなかったみたいだね」

 「どうだろうな、忘れられればそれが一番だが・・」

 「でも恭ちゃん、容赦なかったね・・今回(汗」

 「そう言うお前こそ峰打ちとはいえ素人相手に徹をこめ後頭部を一撃だぞ?」

 「そんなの恭ちゃんなんか小刀とは言っても大男に虎切きめたでしょ・・・フィリス先生がもうちょっとで即死だったっていってたよ?(汗」

 「む・・・ま、まぁ女性の顔を平気で殴るような奴等には手加減する必要はないって事だな、うんうん(汗」

 「たしかにあんな人達は許せないけど、奥義は止めといたほうがいいよ・・」

 「分かっている・・・今回はカッと成りすぎた・・・」

 本当にわかってるのかな・・・・恭ちゃんたまに見境なくなるし・・・・
 それより三咲彩花さんか・・・考えたくないけどライバルって奴かな・・あの様子じゃ(汗 

 「はぁ・・・・」

 「???」

 
 〜〜三坂家〜〜


 「クシュンッ!・・・」

 『ちょっと聞いてるの!?彩!・・ハンカチの件ずるすぎるわよ!!・・・大体・・・』

 うう・・・何時話が終わるんだろう・・・眠いよ・・湯冷めしちゃうよぉ〜(泣










 ひよひよです。

 普通の・・・・本当に普通の女の子が描きたくて描いたSSです(汗

 武道も剣術も特別な力もそんな世界があるのすら知らない女の子。

 意外とトラはヒロインズには無いタイプだと思います^^;(当然かも(汗 

 実はコレは昔シリーズがいくつか有りまして 「護身道部に恭也が特別コーチとして行く 雛代編」

 「翠屋で一時バイトすることになった 美菜子編」などがありました。

 他にも「忍ぱにっく 美菜子 彩花編」みたいな本編ヒロインとの絡みもあったのですが

 機会があれば今回みたいに書き直してみたいな〜なんておもいます。

 でわでわ此処まで読んで下さった皆様ありがとうでした^^


投稿ありがと〜〜。
普通の女の子のお話ですね。
美姫 「確かに、とらハでは少ないわね」
他にもあるみたいなので、機会があれば是非、恋する乙女たちの物語を。
美姫 「それでは、今回はこの辺で」



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