注意書き

この作品はオリジナルが主人公です。

ですのでそういうのに嫌悪感をもたれる方は見ない方が良いかと思います。

しかもかなり色んなネタや色んなキャラ設定を使っていきます。

作者の能力不足のせいでこんなの恭也じゃない!元キャラじゃない!と思われる可能性が大きくあります。

それを承知で読んで下されば本当に感激の極みですと言うか泣きます。

では、未熟以下ですがお贈りさせていただきます。









此処はある都内某所、
そこのある所に、(場所はそう問題ではない)
その男は居た。Sentryの路地裏。
そこに、影に隠れるように突っ立っている人影があった。
見た感じ年齢は十九か二十といった所だろう、顔は影に隠れて見えない。
服装は、真っ黒の上下を着こなし
上からこれまた黒いジャンバーを羽織ってまるで闇にとけ込むような格好をしている。

「待たせたな。」

と、路地裏の奥から声がした。
そこから現れたのは、黒のスーツを着て手には、ケースを持った男がいた。

「ちょっと、手間取っちまったと言うかここは入るのに手続き多すぎる」

愚痴をこぼしながら
いかにも年季の入った顔に、サングラスいかにもヤクザって感じの、男が低い声を出して近付いて来る。
と、影に隠れていた男も出てきた。
影から出たおかげで顔が、はっきり見える。
長めの髪が影を落とす顔立ちは妙に落ち着いた顔をしている。

「で、例の物は。」
「あ〜、ちゃんと持ってきたぜ、
頼まれた奴、たく室長もお前ももっと老人をいたわれってんだ」

そう言うと男は、ケースを開けた。
カチッ
そこには木刀の、柄の部分だけを取ったような物が数十本。

「これで良いんだろ」
「ああ、有難う」
「まっ、良いって事よ」

そう言って年季の入った男は笑った。

「ふむ、問題はないな」

ケースに入っていた量を手品師みたいに全部服に仕舞う。

「はは、お前さんくらいだよそんな装備を好んでするのは」
「・・・そうか?」
「まあ知らぬは本人ともいうしな」

と言って笑った。
・・・・・・・ひとしきり笑った後年季の入った男が口を開いた

「なら、これ確かに渡したぜ」

そう言って黒い男の体を指差し、最初現れた道を引き返していった。

「さてもうここには用はないな」

風が一瞬吹いたかと思うと黒い男は消えていた。






There is no mouth in the deceased
第一話『発端』









プルルルルルッ。プルルルルルッ。

「ん・・・・・・。」

(なんだ?)

ガシャッ。

「もしもし、一条さんのお宅ですか?」
「はい、そうですけど。誰だ?」

敵意を持って答えた・・・。

「私『機関』の者で伝言を、伝えるように言われました。」

(なるほど機関の手の者かならここの番号も知ってるはずだな)

機関と聞き敵意を解いて普通に話す。
その内心もしも機関の者じゃなかったら
相手を潰せば良いだけだという物騒な思惑を持って話す。

「伝言?」
「はい」
「わざわざ口で言わずとも、もっと危険が無い方法はあったろうに」
「は〜そう言われましても、上から『電話で』と注文がありまして」

(そういやアナログな所が好きだったけな)

脳裏に馬鹿笑いする一人の男の姿が浮かぶ。

「あ〜分かった分かった、で、伝言は」
「あっはい、え〜と『コードネーム『ジン』は、ワードタイプBの中に
あるThe Sentry(機関での名称)の学園都市にあるユグドラシルの二学年生として就きたし』以上です。」
「学年?他には?」
「はい、あっもう一つこれは室長から」

(嫌な予感がするな)

「『既に転入手続きは済ませた、住む場所も確保してある、これを棒にふったら一時、
"装備"類の提供は無し以上』との事です資料は既に送られていますので、それではご武運を。」

プツッ トゥー トゥー

「・・・・・・・・・・」

ガシャッ

(俺に、拒否権無しか・・・)

「どうしたものか・・・」

(受けない訳にもいかんか・・・)

そう心の中と言葉で愚痴て一条の心は決まっていた。







Interlude 恭也s view

さて、ここは都内某所と言うか海鳴市のある住宅の中庭で

「・・・ふむ」

パチンと鋏で子気味いい音を立てながら目の前の盆栽に鋏を入れているこの枯れた・・・は、はさみが耳を

「お?手が滑ったな」

いやそんな何事もなく鋏を拾って作業に戻るとか・・・
あ〜ごほん、ここで盆栽を弄くっているろうじ

「蚊がうざいな」

・・・あのね恭也さん

「ん?」

耳元で蚊の死骸が落ちていってるのは何ででしょうね?

「空耳か」

・・・・・・・・・全身真っ黒な服で身を包み、目は鋭くまぁ良く言えば美形で落ち着いていると言えるだろう。
このクソ暑いのに長袖着てるとかへんじ・・・まあ何かワケがあるのだろう。
まぁさっきから盆栽を弄ってて横にお茶とお煎餅を置いてあるあたり、
友人や家族に枯れてる!老人!おじいちゃん!と言われても仕方ないよな

「次は当てる」

あ〜さてこれはこの青年の話である。





「逃げたか」

それにしてもさっきのは何だったのだろう?
妙に凶暴的な気分になってしまったが。

「む、切りすぎてしまった」

気が散っていたせいか切る必要のない所まで切ってしまった。

(いかんな集中力が切れたか、今日はここまでにしよう)

んーっと背伸びをして盆栽を元の棚に置きに行く途中、家の中から電話の音がした。
確か母さんは翠屋で美由紀は那美さんの所か、仕方ない。

「はい、高町ですが?」
「Hi、恭也」
「こんにちは、リスティさん」
「恭也、今日、暇かい?」
「えーまぁ暇ですが?」

今まで盆栽を弄ってましたって言うとろくなことにならないな・・・。

「今から翠屋で会わないかい?」
「今からですか?」
「そ、まぁコーヒー位は奢るよ?」

電話の向こうから笑いながら、そう言ってくる。

「内容は?」
「仕事と、少しお願い事かな」

あまり良い予感はしないけど、仕事と聞いて俺の答えは決まってる。

「分かりました、今から向かえば良いですか?」
「Yes、それじゃ翠屋で♪」

電話を置きながら、穏便な話なら良いなと思いつつ出かける準備をしに自室に向かうのだった。


翠屋

「で、単刀直入に言うとだ」

目の前で喋っている人は、リスティ・槙原さんと言って良く護衛の仕事を紹介してもらったり、
何かとお世話になっている人だ。
口元にタバコを加えて口をニヤリと歪ませながら

「仕事の話と、頼みごと、どちらからが良いかい?」
「えーっと、それじゃ仕事から」
「うん、恭也ならそういうと思ったよ」

何が嬉しいのか少し上機嫌になったリスティさんがそう言ってくる。

「仕事というのは、ある人物の監視だよ」
「監視ですか?」
「そ、まぁこれは頼み事を先に言ってからの方が分かりやすかったかもな」
「・・・最初から選ぶ必要なかったのでは?」

クックックと笑いながら言うリスティさんに、俺は苦笑するしかなかった。

(この人の悪戯癖も困ったものだ、何時もよりはマシだけど)

「それで、頼みごとと言うのは?」
「あ〜そうだった、頼みごとと言うのは、ある人物を高町家に置いて欲しいんだ」
「ある人物?」
「そして、監視して欲しいのもこの人物だ」

そういって俺の前に一枚の封筒が置かれた。
それを見る前に一つ確認したいことがある。

「監視が必要な人物を預かれと?」
「いや、必要はないと思うんだけど、少し不振な点があってね」
「不振な点?」
「それがまだ詳しく分かってないから、恭也に監視をお願いしたいんだ」
「・・・」

監視が必要と言うことは怪しいということか、そんな人物を置くのは。

「あーもう桃子さんから了承は貰ってる」
「は?」
「桃子さんは今の説明したら嬉しそうに了承してくれたぞ♪」

リスティさんそんなに俺を苛めて楽しいですか。
・・・楽しそうですね。

「はぁ、母さんが了承したなら俺から言う事はありませんよ。
あと、監視ですね、分かりました」
「さすが恭也♪話が早い♪」

こういう場合は抵抗しないに限る。
内心溜息を吐きつつ、イキイキしてるリスティさんと今後の方針を話した。

Interlude out





あとがきと言う名の死刑場

えーっと初めまして!七死と申します。
今回は初投稿となります。

??「さてと、遺言は良いかな?」

えーっとなぜ?

??「表現が下手、会話分多すぎ、全体的に短い、何か言い訳でも?」

・・・・・・さーって次逝こうかー

??「あの世になw」

アベシ!ちょそれは洒落nうgyaぱrは@をわhにあ!!!!????

??「ではでは、また会える日を楽しみに、良い夜を」



言い訳場

え〜っと初投稿なのに速攻補正とか・・・ホントすいません!
二話を書いてて少し直さないと矛盾が出るのが分かりまして・・・。
いやホント申し訳ないですorz



七死さん、投稿ありがとうございます。
美姫 「ありがとうございま〜す」
オリジナルキャラととらハのクロス。
美姫 「これから何が起こるのかしらね」
何故、一条は風芽丘に転入したのか。
美姫 「リスティが監視を頼む理由は」
それらがどう絡んでいくのか。
美姫 「次回を待ってます」



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