第10話 再来〜古の戦い〜

    *

 あたしは辺りをざっと見渡した。

 魔獣のおかげでいつもなら見える水平線が見えない。

「こりゃまた大勢できたわね」

 ここまでくると呆れてしまう。

「先輩、感心してる場合じゃないだろ!ありゃ半端な数じゃねえぞ。下手すりゃ一万、いやもっといる。こっちは場所が狭すぎて変身できないんだぞ」

 焦る真

「困りましたね。これじゃあ魔獣の皆さんが入りきりません」

 こんな時ですらマイペースな静香である。

「そういう問題じゃないだろ」

 二人を押さえてゆっくりと話す。

「確かに数はあっちの方が圧倒的に多いけど、所詮は雑魚の集まりよ。それにこっちには心強い助っ人がいるんだからなんとかなるわ。それじゃあ配置につくわよ」

 そう言って皆はそれぞれの持ち場につく。

 あたしは弓道部の指揮をとる。

 弓道部は由衣の所属している部である。

 一斉に弓が放たれた。

 矢の雨が魔獣を襲う。

 あたしも一緒にスナイパーライフルで狙撃する。

 銃刀法違反だと騒がれそうだがそんなことはどうでもいい。

 発射されるのは弾ではなく、水である。ただし自分の力を圧縮して打ち出すのだ。

 魔獣達は次々と消滅していくが数が数だけあってなかなか減った気がしない。

 他のところも戦闘に入ったようだ。

 ときどき大砲の音がするが気にしない。

 消耗戦には持ち込みたくない。

 今はまだいいがそのうちおされるだろう。

 皆を引かせたほうがよさそうだ。

 考え事をしていると悲鳴が聞こえてきた。

「どうしたの!」

 悲鳴のしたほうを見てみるとそこには漆黒の炎が燃え上がっていた。

「ちっ、奴もいるのね。皆っ、引きなさい。いよいよ危なくなってきたわ。由衣、誘導をおねがい」

「はい。でも麗奈さんは?」

「あたしは奴等を引き付けておくからその内に逃げなさい」

「解りました」

 そう言って由衣は皆を引き連れて校舎へと避難した。

 それを見届けてからあたしは変身した。

 校舎を庇うように結界に巻きついている。

 いろいろと騒がれそうだが無視。

「さあ、来なさい。化け物ども」

「あんたも充分化け物だと思うけどなあ」

 下に集まってきた真が言う。

 他の二人もいる。

「うるさいわね。口を動かす暇があったら体を動かしなさい。ちょっとマズイかもしれないんだから」

「わかったわかった」

 そう言って真が竜巻をおこす。

 それを零一の剣に絡ませる。

「零一、頼むぞ」

「任せておけ。はっ!」

 振り下ろされた剣から竜巻が放たれた。

 威力が倍増している。

 魔獣達は次々となぎ払われていく。

 静香は何か呪文を唱えていた。

 唱え終わると魔獣が一箇所に集められていく。

 あたしはそこに渦潮を発生させた。

 魔獣達はぐるぐる回って飲み込まれていった。

 かなり倒したはずだがまだ沢山残っている。

「ちっ、なんて数なの」

 相手を罵っていると魔獣が一斉に漆黒の炎を吐いてきた。

「嘘でしょ!!

 慌てて皆で跳ね返した。

 どうやらさっきの炎はこいつ等の仕業らしい。

 一匹一匹はたいして強くないのだがここまで集まるとそうとうな力になる。

「魔獣のくせに一騎団結しちゃって生意気よ」

 罵ったところでなにもかわらない。

 このままではこっちがやられてしまう。

 どうすればいいのよ。

 悩んでいたその時、突然魔獣が燃え上がり始めた。

 どうやら誰かが攻撃したようだ。

 でもいったい誰が?それによく見るとそれは七色の炎だった。

 魔獣達が次々と燃え上がり消滅していく。

 その炎の中から巨大な龍が現れた。

 純白の体に紅い鎧をまとっている。

 あっ、あれは聖鎧龍だ。

「皆、待たせてごめん」

 手の中には美優希と見知らぬ少女がいた。

「ずいぶんと遅かったじゃないの」

「まさかこんなことになってるとは思わなかったもので」

「まあ、いいわ。これで状況が逆転したわ。さっさと片付けるわよ」

 そう言って一箇所に集まって巨大化した魔獣を睨みつけていた。

 皆変身している。

 美優希の力で空間を広げてくれたおかげで皆が変身しても有り余る広さとなった。

 皆が一斉に攻撃した。

 魔獣の塊は一瞬で消滅した。

 これで全ての雑魚はいなくなった。

 後はダークマスターだけである。

 だが辺りには何もない。

「出てこないのならこちらから引きずり出してやる」

 俺は何もない空間を睨みつけていた。

 そこには結界が張ってあった。

 中にダークマスターはいる。

「先輩、美優希とリーアをおねがいします」

「解ったわ」

 美優希とリーアを預けて向き直った。

 俺は爪を一振りした。

 すると空間に亀裂が入った。結界が破れたのである。

 ビリビリと破れていく。

「すごーい」

 後ろからリーアの歓声が上がった。

 結界の中から黒い靄が現れた。

「結界を破るとはたいしたものだ。どうやら完全体に戻ったようだな。ならばその力試させてもらう」

 そう言って炎を放ってきた。

「祐介っ」

 後ろで麗奈が叫んでいる。

「大丈夫、お兄ちゃんはあんな奴には負けないよ」

 まったく動じないリーア。

 俺は直撃をくらったがものともしない。

「ほう、直撃を受けても動じないか。さすがといったところか。ならこれならどうだ」

 ダークマスターは体に炎をまとい突進してきた。

 奴の得意技だ。

 だが今となってはまるでスローモーションに見える。

「甘いっ」

 俺は身構えた。

 避けるのは簡単だが後ろには美優希達がいる。

避けるわけにはいかない。

だが避ける必要もない。

俺は迫ってくる巨体めがけて突きを繰り出した。

カウンターである。

「グガッ!」

 あっさりと吹き飛んでいった。

「どうした?お前の力はその程度か」

 皆に被害が及ばないように移動する。

 ダークマスターが炎を放った。

 軽くなぎ払って消滅させる。

「なっ何故だ?何故我が炎が効かぬ」

 焦りの色が(うかが)える。

 さりゃそうだろう。

 今まで有効だった力が突然効かなくなったのだから。

「今までとは違う、俺は全てを取り戻した。お前を倒して終わらせる。過去との決着を」

 俺は体中に力をみなぎらせていた。

 体の中で何かが燃え上がっている。

 それはどんどんと膨らんできた。

 まるで限りを知らないかのように。

 これならいける。奴を倒せる。

 俺は確信していた。

 何も恐れることはない、心配いらない。

 この一撃で全てが終わる。

「くらえぇぇぇー!!

 俺は溜まっていた物を吐き出した。

 それは七色の炎だった。

 今までに見たことの無い美しい炎だ。

 ダークマスターは一瞬にして炎に呑まれた。

「グガァァァァァァァァ――――――――!!

 断末魔の悲鳴を残し跡形も無く消滅した。

    *

 俺達は人間の姿に戻っていた。

「やったね、お兄ちゃん」

「お疲れ様、祐介」

「ああ」

 皆が俺の下に駆け寄ってきた。

「おめでとう、祐介」

「やりましたね、祐介さん」

「すごかったぜ、一撃だもんな」

「見事だったぞ、高橋」

 皆が口々に褒めたたえる。

「祐介―」

 美優希が抱きついてきた。

「これでやっと安心して暮らせるのね」

「ああ、過去を断ち切ることができたから魔獣に与えていた力も消した。だからもう襲われることもない」

「よかった。……うっうわーん」

「ちょっ、ちょっと泣くなよ。皆見てるぞ」

「だってだって、ここまで辿り着くのがすごく長かったんだから!」

 安心したのか大声でわんわん泣き続けた。

 俺は困り果てて皆のほうを見た。

 最初に気付いたのはリーアだった。

「それじゃあ私達はお邪魔なので退散しましょう」

 そう言って他の四人を促す。

「えっええ………」

 四人は戸惑いながらもそれに従った。

「あ、こらっリーア。俺達を置いていくきか」

「お兄ちゃん、頑張ってね」

「何をだ!」

 その言葉は届かず行ってしまった。

 俺は心底困り果てた。

 美優希はまだ泣き止んでくれない。

「いい加減泣き止んでくれよ」

 だが泣き止む気配はない。

 俺は溜息を吐いて優しく話しかけた。

「なあ、どうやったら泣き止んでくれるんだ?俺の出来ることならなんでもするよ」

 それに反応してやっと泣くのを止めた。

「本当?」

「ああ、本当だ。俺は約束は必ず守り通す主義なんだ」

「だったら私のお願いを聞いて」

 潤んだ瞳で美優希が見つめてくる。

「解った。どんなお願いなんだ?」

「私に証明してほしいの、貴方が私を本当に愛してくれてるか。この長い空白の中で私はいつも不安だった。貴方はもう私の前に現れないんじゃないかって、私は嫌われてしまったんじゃないかって。だからお風呂での事もあれは本心からだったのだろうか、どうだったのか解らなくて、怖くなって心が押し潰されそうになった。だから本当の気持ちを知りたいの。お願い教えて、貴方は誰を想っているの?」

 美優希は訴えるような眼ですがってきた。

 俺は思いっきり抱きしめてやった。

 力の限り強く強く。

「ごめん、今まで気付いてやれなくて。考えてみれば俺、本当の気持ち美優希に伝えられてないな、俺は多分解ってなかったんだ。言葉に出さなくても伝わるものだと思っていたから。でもそれは違った、こうして美優希が苦しんでいるんだ。俺が気持ちを伝えなかったから。だから今更受け入れてくれとは、言わない。だけど俺の心はいつも美優希と共にある。それだけは忘れないでくれ、これが俺の本心だから」

「祐介」

「美優希」

 俺達は静かに見つめ合った。

 そして二人の影が重なった。

    *

「なかなかいいムードじゃない」

「そうですね」

 リーア達は離れた所で様子を窺っていた。

 麗奈は嬉しそうに双眼鏡で見ている。

「相変われずよくやるな」

 隣で真が呆れていた。

 今二人は見つめ合っている。

「そろそろ頃合ですね」

 そう言ってリーアが二人の周りに結界を張った。

 結界のお札を使えば力が無くても結界を張れるのだ。

 たちまち二人の姿は見えなくなった。

「あーっ!ちょっと何するのよ」

 麗奈が抗議する。

「これ以上は野暮ですよ」

「いいじゃない見せなさいよ」

「駄目です。お兄ちゃん達の邪魔はさせません」

 リーアは断固として譲らない。

「そもそもあんた誰よ?子供のくせに清ましちゃって生意気よ」

 もっともな疑問を麗奈が口にする。

 リーアがそれに元気よく答えた。

「申し遅れました。私リーアっていいます。元聖鎧で今は人間です。よろしくおねがいしますね」

 そう言ってぺこりとお辞儀をした。

 それを聞いて麗奈達は仰天した。

「なっ、何ですって!あいつそんなことまでやってのけたの」

「信じられません」

「ああ、俺もそう思う」

「本当に人間なのか?」

 と口々に呟いている。

 対するリーアは落ち着いた口調で対応する。

「はい、私も驚きです。でもそれは本当です」

「ちょっといい?」

「なっ、何する気ですか」

 麗奈の怪しい手つきに怯むリーア。

「安心しなさい、変なことしたりしないから。ただあんたの言ってることが本当かどうか確かめるだけよ」

 そう言って麗奈がそっとリーアの胸に手を当ててきた。

 どくとくと脈打っていた。

 それは心臓である。

「本当だわ。夢じゃないわよね?」

 そう言ってリーアのほっぺたを引っ張る。

 ずっとむにむにしていたい柔らかさだ。

「離してください。痛いです〜」

「夢じゃなさそうね。この子は確かに人間だわ」

 それを確認するとすっと手を離した。

「ふえ〜ん、痛いです〜」

 リーアがほっぺたを押さえて眼をうるうるさせている。

「先輩、リーアを苛めないでください」

「そうですよ!麗奈さん」

 いつの間にか祐介達がやって来た。

「あっ、お兄ちゃん達早かったね。もっとゆっくりしてきてもよかったんだよ」

 リーアは先程のうるうる顔からけろっとして明るい顔になって祐介の下に駆けて行った。

「おまえだなさっき結界を張ったのは」

「うん。誰にも邪魔されなかったでしょ?」

「祐介、これはどういうこと。説明してくれるわよね。この子のおかげでせっかくのいいところを見れなかったんだから」

「いいところって、先輩もしかして見てたんですか?」

 みるみると祐介が顔を赤く染めていく。

 美優希も同じだ。

 そこへリーアがフォローする。

「大丈夫、肝心なところは見られてないから安心して」

 麗奈も悔しそうに言う。

「そうよ、あとちょっとだったのに。だいたいこの子は何なのよ。あんたのことお兄ちゃんなんて呼んでるけど、あんたには妹はいなかったはずよ。まさか趣味?」

 麗奈はとても嬉しそうに訊く。

「まあ、そうなんですか?残念です。私はてっきり祐介さんと美優希さんの子供かと思ったんですけど」

 静香がさりげなく怖いことをいう。

「残念だけど違うの、私はお兄ちゃん達に助けられたの。私を人間に変えてくれたんだよ、凄いでしょ。あっ、それとお兄ちゃん達の子供なら近い将来できるんじゃない」

 リーアはそれに輪をかけるようなことを言う。

「静香ちゃんそういうことはシャレにならないからやめてくれ。それにリーアも合わせるんじゃない」

 祐介が引きつった表情で言う。

 美優希も頬を染めて俯いている。

 だがその話は麗奈の咳払いで終わった。

「とにかく説明してもらうわよ」

「はい、解りました。本人から聞いたと思いますがリーアは俺の分身、聖鎧でした」

「過去形なのはどうして?」

「彼女はもう人間だからですよ。そのことも言っていませんでしたか?」

「聞いたわ。でもどうやって人間にしたの?あの子はあんたに変えてもらったって言ってるけど」

 それを聞いて祐介は困惑ぎみに答えた。

「それが俺にも解らないんです。確かに何かしたって覚えはあるんですけど何をしたのか覚えてないんです」

「私は確かにお兄ちゃんに変えてもらったよ。解るもん、お兄ちゃんあの時何か言ってたよ」

 リーアが抗議する。

「まあ、ゆっくり考えて答えを出していけばいいんじゃない。もう終わったんだから」

 祐介は安心したように伸びをする。

「……まだ終わってないよ」

 リーアがポツリと呟いた。

「えっ?それってどういうことなんだ」

 祐介が問いただそうとしたとき、何も無い所から一人の男が現れた。

「なっ!シルフィス」

 祐介は心底嫌そうな顔をする。

「いや〜、お久しぶりですね祐介」

「何故お前がここにいる」

「マスターの御命令で貴方達を迎えに来たんですよ」

 シルフィスはこともなげに答える。

「何っ?」

 おもわずリーアを見る。

 リーアは俯いていた。

「さあ、いきましょう。皆さんも御一緒しますか?」

「シルフィス、何故お前はいつもどうりなんだ。魔獣はもういないはずだ」

「ほー、ということは一つに戻られたのですね」

「答えろ!何故お前は滅びない」

「………人狼だから」

 答えは思わぬ方向から出てきた。

 それはリーアの声だった。

「シルフィスは人狼だから」

 それを聞いてシルフィスは眼を細めた。

「よくご存知ですね」

「それはそうよ。だってあなたに命令を下していたのは私なんだから」

「なっ、何だって!?

「貴女は……まさかマスターですか!?

 その場にいた全員が驚いた。

 祐介はやはりといったかんじで頷き、悲しそうに俯いているリーアの頭をくしゃくしゃと撫でてやった。

「まあその件については構わないさ。それより俺達を何処へ連れて行くつもりだったんだ?」

 祐介はリーアに優しくそっと訊いてみる。

「さっきいた山。あそこには“闇の根源”がいるの」

 それを聞いて祐介は驚愕する。

「なっ!奴も復活していたのか。そうかダークマスターと異質の力を感じると思ったら奴の物だったのか」

 リーアは頷いた。

「だからシルフィスにそっちのほうも調査してもらっていたの。そうだシルフィスあれからどうなったの?」

「それが………!皆さん伏せてください!」

 シルフィスが叫ぶのと同時に雷が落ちてきた。

    *

 俺達は雷の直撃を受けていた。

 皆で結界を張って何とか防いでいる。

「それにしても、何なんだこの威力は。雷といえども強力すぎるぞ」

 その疑問にはシルフィスが答えた。

「“闇の根源”です!奴が仕掛けてきたんです」

「何だって!マズイ、皆変身するんだ今のままでは結界がもたない」

 何とか防げたが次をくらったらもたない。

「皆行くぞっ!シルフィス、美優希とリーアを頼むぞ」

「解りました」

「気を付けてね」

「ああ」

 美優希の声援を受けて俺は跳躍した。

 他の皆も後に続く。

「高橋っ、来るぞ!」

 こんどはレーザー光線が飛んできた。

 それをなんとか避けて、反撃をする。

 結界が張ってあったのか、火花を散らす。そこにさらに攻撃を加える。

 すると爆発した。

 結界が破れたのだ。

 その中から黒い靄が出てきた。

 ダークマスターの時よりもさらにどす黒い靄である。

「我は全ての闇の根源なり。久しいな神の手下共よ。相変わらずの威勢で嬉しいぞ」

 クックック……と眼を細めて笑っている。

 そこには龍の顔をした巨人が立っていた。

「何故お前がここに」

「クックック……忘れたか?この世に闇が存在する限り我は何度でも降臨する」

「ならばまた闇に葬ってやる」

 俺は唸り声を上げて威嚇する。

「面白い、ならば来るがいい。我と汝等の因縁の地へ」

 そう言い残すと消えていった。

「待ってろ、必ずお前とも決着をつけてやる」

 俺は奴の居た所を睨みつけそう言った。



 


 あとがき

 こんいちは、堀江 紀衣です。

 今回は魔獣、そしてダークマスターとの決戦です。

 麗奈さんは銃刀法違反で祐介さんは反則みたいに強くなってて、ダークマスターが可哀想なくらいあっけなくやられてしまいました。

 ですが安心してください。まだ切り札は残ってますよ。

麗奈「何の話、それにいつの間に戻ってきてたのよ?」

紀衣「ふっふっふっふ、もうあなたのいじめにはめげませんよ。なんたってわたしには由衣がついていますからね」

麗奈「うわっ、完全にできあがっちゃったのね。しかも呼び捨てになってるし」

紀衣「まあ、それはともかく。次回ついに最終回です」

麗奈「えっ、あたし達の出番はもうなくなるの?」

紀衣「それはどうでしょう?新しい企画も現在執筆中なのでお楽しみに」

麗奈「ねえ、あたし達の出番は?ねえったら!」

 

 

 

 




遂に倒したと思ったら…。
美姫 「更に別の敵が!」
しかも、強そうだぞ〜。
美姫 「祐介たちは無事に生き残れるのか!?」
緊迫したまま、次回へ!
美姫 「それでは、また次回で〜」



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