不破特断ファイル〜信じ続ける勇気を下さい〜 あなたのお家はどこですか?




 この物語は、とある少年騎士がどんな騎士になりたいかを探す為に、聖王教会で「Glaube und Liebe ritter【信愛の騎士】」と呼
ばれている、節黎氷が騎士となったルーツを辿っていくものである。




ダイスケ「〜あなたのおうちはどこですか〜?」



ダイスケ「〜なまえ〜を聞いてもわからない」



ダイスケ「おうち〜を聞いてもわからない」



ダイスケ「ワン、ワン、ワ、ワぁ〜ン、ワン、ワン、ワ、ワぁ〜ン」



ダイスケ「ママ〜、のどかわいたぁ」



スバル「へっ、うぅ〜、はうっ(恥)」



ダイスケ「ちゅぱ、ちゅぱごくっ」



氷「ダイスケ、ママの肌を他の人に見せたら、ママが嫁に行けないじゃないか」



ダイスケ「ぼくがママをおよめさんにもらうもん!」



氷「二股か?」



ダイスケ「ちがう。ぼくは、ヴィーヴィーに魔法なんか教えてないもん! っあ。………ゴニョゴニョ」



氷「俺に断りもなく教えたのか? ヴィヴィオに」



ダイスケ「違うよ、教えたのは...」



氷「いいさ、まあ頑張れ」



ダイスケ「...うんっ!」



ティアナ『資料を見る限りここのはずなのに』



ダイスケ「まぁだぁ〜、ちゅぱ、ごくごく」



スバル「私は、ダイスケのお母さん。お母さん。だからミルクヲアゲルンダ」



エリオ「『ぶぉ〜〜〜』なんの音ですか?」



氷「昼だな。タイムオーバー」



ティアナ「負けた(がくっ)」



エリオ「そう言えば、罰ゲームって?」



氷「俺の家を見つけられなかった場合に、ティアナは今日の昼飯自腹で払ってくれってこと」



エリオ「でも、なんでティアナさんだけ」



氷「執務官志望なら、これくらいできてもいいかな?」



エリオ「なんで疑問系なんですか?」



氷「俺、執務官に就いてたの1ヶ月だぞ。はぁ、それにしても、ここだと家まで着くのに一時間は掛かるな」



スバル「そんなに遠いんですか?(?解放された)」



氷「電車が、田舎だから本数少ないんだ。もう昼飯にしよう。駅側の、デパ地下に海鮮丼専門店あるからそこで食べるか。」



ダイスケ「ぼくは、マグロ丼」



氷「いつものいわしのたたき丼」



エリオ「う〜ん」



スバル「2つ食べます」



ティアナ「店に行ってから決めます」



ダイスケ「そう言えば、いくらかん金してましたか?」



エリオ「50万くらいかな」



スバル「私は10万くらいかな」



ティアナ「私は8万8千円よ」



氷「フェイト……、いくら心配だからとはいえ、2、3日止まるだけでこんなに」



ダイスケ「うん、これだけあれば、簡単なディバイスが作れるね」



エリオ「えっ、ディバイスが作れちゃうって」



氷「まあ、本と同じ大きさで、形態変化ができないから戦闘で使い勝手悪いな。」



ダイスケ「使ってるのは、まよお姉ちゃんだけだよ」



氷「エリオはこの金額だろ? 良いものができるけどどうするか」



エリオ「えっ、みなさんと同じでいいですよ」



氷「うん、じゃ小型のにするか、ディバイスの元になるパソコン、モバイルなら十万位だし、ここにいないキャロにも渡してやれるか
らな」



ティアナ「凄いですね。正規のディバイスの1/50位で作れるんですね」



氷「まあ、君らのディバイスは、その正規のディバイスの8〜20倍の金掛かってるけど」



エステ「「「えっ」」」



ダイスケ「父さんは、試作型ディバイスを作ってたから、もっとお金かかってるよ〜」



氷「そう言えば、言語変換機能付けないといけないのか」



ダイスケ「まちお姉ちゃんにお願いしなきゃ」



エリオ「言語変換くらいなら、時間をかければ僕らでもできると思いますけど」



氷「普通に考えたらな」



ダイスケ「ここって、言語を複数組み合わせて使うから」



氷「この国出身の管理局員はまず間違いなく、ミッド共通の言語に変換するときに苦労する」



スバル「そうなんだ。なのはさんたちも苦労したんだろうなぁ」



ティアナ「どうしてですか?」



氷「魔法で例えるなら、」



ダイスケ「ミッド式の魔導師で古代ベルカ式も使えて、近代ベルカ式もちょっと使える。そんな人が、全部の術式を新しい術式に全部
写し変える」



スバル「へ?」



ティアナ「この国独自の言語と他国の言語と、2つの言語からできた言語をこの国では使ってるってことですか?」



氷「まあ、そうゆうこと」



エリオ「じゃ、難しいですね」



氷「日本語に英語。それに伴って和製英語。日本語に至っては、平仮名、片仮名、漢字の3つの文字体系があって、ミッドでは考える
必要もないが、医師職はドイツ語も覚えていなければ死活問題になる」



ダイスケ「最近、ドイツ語ばかり使ってて英語単語の意味忘れてきてるから、父さんこの国の仕事が辛くなって、ミッドに戻って来た
んだ」



エステ「「「...」」」



氷「ミッドの言語は単純で忘れてもすぐに思い出せるから楽でいいんだ。」



氷「職業病ってやつか? 入院生活の中だとドイツ語とミッドの共通語しか触れないからな。言葉の壁は厚いんだよ」





すぐにお宅訪問するはずだったのに、回り道してます。



電脳世界でガジェット大暴れ?の話までに繋がるまで何話書けば良いだろう?









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