前書き
この番外編は、スバルとティアナの本局での特別講習3日間のお話の序盤です。
「ねっ、ティアナ。節黎氷一等空尉って知ってる?」
「うっさい、今調べてるとこじゃない」
【NO DATA ACCESS IN ADMINI】
「うん、一般に公開しているデータには何もないわ」
「で?」
「何も分かんないってことよ!」
【本局】
「はじめまして、節黎です」
「スバル・ナカジマ二等陸士です」
「同じく、ティアナ・ランスターです」
「ところで、自分の階級ってどれくらいだった?」
「?一等空尉です」
「そう、再就職の直後にこんな権限貰ってたのか……なんで?」
「節黎一等空尉?」
「それじゃ自己紹介、まずは自分から」
「節黎氷、出身世界は管理局管轄外97世界、まあ、ナカジマさんたちが憧れている高町なのはさんと同じ出身だ。」
「そうなんですかぁ〜」
スバルはなのはの名前が出てきて少々トリップぎみになっている。
「十二歳で管理局に就職して陸戦部隊空戦部隊で活動して、十六歳でオペレーター系の業務に従事し、十八歳で退職して、一週間前に
再就職しました。以上!」
「あの、得意なポジションとかは?」
「ない。バックスが一番苦手」
「ディバイスは何を使っているんですか?」
「昔は、古代ベルカ式のショートソード型アームドディバイス使ってたけど、今はこの拡張パーティション式携帯型ディバイスを使用している」
「拡張パーティション?」
「ああ、ディバイスマスターの資格持ってるから再就職したらすぐに作った」
「ぱゎーていしょん式って何ですか?」
「まあ、新たに発見された魔法体系があった場合に、その体系魔法を最適に使用するためにあらかじめ領域をとっておくことだよ」
「?」
「?」
「再就職した時ミッド式の他に何式か分からないけど魔法体系が加わったって聞いたからね。まあ、3日前は近代ベルカ式は使えなか
ったし、この方式の弱点って一個魔法式使ってる時は他の魔法式使えないし」
「まっ、それでは講習内容の説明をします」
スバルとティアナの講習。
美姫 「一体どうなるのやら」
何か起こるのか、それとも無事に終わるのか。
美姫 「どうなるのかしらね」
それじゃあ、今回はこの辺で。
美姫 「それじゃ〜ね〜」