さて、ここでは色々と(作者本人も)訳がわからなくなっている、魔法少女リリカルなのは+の登場人物解説をさせて頂きます。+のネタバレを多大に含んでおりますので、これは出来れば+をお読みになってから拝見ください。
1. 高町なのは
言わずと知れた、+世界の主人公その1。なのはについては設定を改変している所は実は全く有りません。ただ、恭也が参戦した波及効果で若干ですが、ブラコン気味に将来的になるかも?
2. ユーノ・スクライア
いんz…いや、何でもありません。ユーノについて設定改変は有りません。クロノの設定改変(下記)によってユーノにとっては嬉しい変化が! 頑張れユーノ!
3. クロノ・ハラオウン
能力的な意味合での設定改変はありません。しかし、アリシアと兄妹寄りの幼馴染になっており、将来的なクロノ×なのはの可能性がこの時点で消滅しています。
4. リンディ・ハラオウン
+世界においての最初の『変数』です。この人のちょっとした偶然の行動でテスタロッサ家の三名と二匹の未来が捻じ曲げられる結果に。行動がいささか過激になってる(ように見える)かもしれませんが、A’sにおいて政治的な搦め手を行っているような描写があったので、それを徹底的に拡大解釈した結果できあがりました。
アースラを大破させられたり、人員が大量に負傷させられたり酷い目にあっていますが、未だにエリートコースから外れていません。立場は結局改変前と同じです。
5. プレシア・テスタロッサ
プレシアについては原型が無い程に改変をしております。リンディとの遭遇、現状への対処方法、政治的な解決方法の学習、性格を少し図太く、etc.etc…
まぁ、誰もが最終的には幸せになれるだろう結果を考えたらこうなってしまいました…本作では改変の結果、子バカなただのオバサンになってます。
6. アリシア・テスタロッサ
プレシアも大量に改変してありますが、アリシアもそれに負けないくらい大量に改変が行われています。
他の方たちの魔法少女リリカルなのはのSSや、小説などにも書いてある通り、アリシアは『プレシアから魔力を受け継いでいなかった』のですが、作品内では見ての通りAAA+の魔力を扱える上に、執務官を志して若干年でそれを達成できた程の超天才になっています。
あと、実は産まれた年を数年、原作よりズラしています。
私の把握している範囲では『アリシアが事故で亡くなって何年後にF.A.T.E計画が発動され、フェイトが生まれたのか?』というのがよくわからなかったからです。原作設定のままアリシアが生きていれば、おそらくはクロノと同い年だったのではないか、と私は予測していますが、実際の程は不明です。(どなたか知っていたら教えてください)
結局は色々と思惑した結果、なのはと同い年でクロノの妹的幼馴染という存在に落ち着きました。
性格はA’sでちょっと見た限りではよくわからないのでほぼオリジナルです。脳内設定ではお姉さんぶる、ちかぼーと言った感じかな?
+では活躍の場がありませんでしたが、以降にご期待ください。
7. アルフ
フェイトではなく、アリシアの使い魔になっています。後述の理由によってフェイトの誕生が数年ズレている関係で普通にフェイトの使い魔だったらおかしいよな…と思ったのでアリシアの使い魔に。
原作で少々味わったプレシアから圧力をかけられるなどの経験もなく、更にのびのびと生きているので、元より少し元気かも?
8. リニス
フェイトの使い魔兼、教育(予定)係。
小説の方の記述ではプレシアの使い魔でフェイトの教育係でアリシアの飼い猫であったリニスを再生して使い魔にした、としてありますが、+の世界内では名前と姿は一緒ですが、アリシアの飼い猫リニスとは何の関連性もありません。
+世界のリニスは『偶然』山猫が選ばれた結果『偶然』プレシアが思いつきで名前を決めただけで『偶然』姿が原作と瓜二つになっただけです。
F.A.T.E計画の人造人間第一号で同計画の人造人間第二号のフェイトの教育を担当する目的で作り出されました。教育担当という役割だったのであらかじめ教育に必要な記憶などは刷り込まれております。
9. フェイト・テスタロッサ
プレシアがF.A.T.E計画に大した情熱をもって取り組まなかった結果、誕生が思いっきりズレてます。原作では少なくともなのはと遭遇した時点で、生まれ出でて何年か経っているはずですが…+世界では生まれてから二ヶ月(!)程度という無茶苦茶っぷり。
当然行動など無理のはずですが、教育係として予定されていたがリニスが一緒にいたので、知識を強制的に脳に流し込むゴッツイ魔法を使って知識だけは、なんとか保持させた…という設定。ただし、この魔法は洗脳に近いような方法なので記憶を既にお持ちの方への使用はお奨めできない魔法です。この状態でのフェイトだからこそできた荒業。
更に当然のことですが、知識だけで常識が全く無いので、この先苦労することは確実です。他は原作と似たり寄ったりと言った所。
ちなみに、+3世界においては主人公(の予定)
10. 高町恭也
+世界においての主人公その2。
いつも通り、類稀なる戦闘能力で圧倒的な力を発揮…しませんでした。今回は。
と言っても、やはりその戦闘能力が強大であることは間違いがありません。フェイトに到底叶わないというような描写がなされていますが、それはフェイトがジュエルシードによって戦力が倍増されていた結果です。
『真正面から』挑まない限り恭也の勝ちは間違いなく揺るぎません。その証拠に+第二話で恭也はなのはを模擬戦闘で散々に打ち砕いています。
更に+世界では士郎生存という理由から膝が無傷ということや、他の色々な波及効果を加味し、恭也の総合戦闘能力をとらハ3世界の1.5倍程度と計算しています。
今回に限っては、まぁ、相手が悪かった、ということかなー
最後の伏線は恭也の(以下略
総括
というわけで色々設定を明かしてみましたが…いかがでしたでしょうか。
見たらわかりますが、オリジナルの登場人物はゼロです。全て元の設定を改変するなりして登場人物を水増ししています。いや、まぁ、その、オリジナル設定が苦手ってだけなのですが(汗)なんとか違和感を無い様無い様にはしておりますが、結構適当に決めてる部分も多いので、もしアラを発見された方がいらっしゃいましたら是非ご指摘願います。では、また+3でお会いしましょう。
ここまでお読みくださった方、有り難うございました。おつかれさまでした。