SHUFFLE! 〜ANOTHER STORY IF・・・〜
 
第六話
 
 
 
 
 

「それじゃ桜、桃香を頼むな(笑)」
 
「うん、わかった(赤)」
 
「む〜〜」
 
グイッ
 
桃香は隆眞の腕を掴み下に引き寄せ
 
チュッ
 
隆眞の頬にキスをした
 
『……』
 
「ふむっ」
 
隆眞もお返しに桃香の頬にキスをした
 
「じゃあお兄ちゃん行ってきます(笑)」
 
「ああ、しっかり勉強してきな」
 
「隆、今のは?」
 
「ん?家の挨拶だが、父さんがずっとやっていたからな、俺達も習慣化してしまってな」
 
「…そうか」
 
「それじゃ行こうか」
 
 
 
 
 
 
 
 
バーベナ学園
 
「……」
 
「どうしました隆くん」
 
「視線が集中してるんだが」
 
「俺様が説明しよう、それは我がバーベナが誇る、3大プリンセスが登校してきたからだ」
 
「ああなるほどな」
 
「でも女の子の視線も多いっす」
 
「それはやはりこの俺様が登…」
 
「はいはい、そんな訳ないでしょ」
 
ぱんぱん
 
手を叩きながら近づいてくる女生徒
 
「麻弓さん?」
 
「おはようみんな」
 
「はいおはようございます、ところでこの視線は」
 
「簡単よこの人がいるからなのですよ」
 
そう言って隆眞を指す
 
「誰だか知らんが初対面の人を指差すな、でこの視線は俺の所為なのか?」
 
「そうなのですよ、この夏に美少女2人が転校して来たばかりなのに、

今度は美少年が転校して来たのですよ!!これで騒がずにいられますか!!」
 
熱弁している麻弓
 
「転校生の珍しさだろ、俺は騒がれる程じゃないだろ」
 
『はぁ〜〜』
 
「…隆眞は稟の類友・・・・・・」
 
「これはこれはおもしろくなってきたのですよ」
 
昇降口
 
「これから俺は職員室に行くから」
 
「ああ」
 
「…稟」
 
「なんだプリムラ?」
 
グイッ
 
腕を引き寄せ頬にキスをしようと
 
「ダ・ダメですリムちゃん!?」
 
慌ててプリムラを引き剥がす
 
「桃香がしてたから、わたしもしたい」
 
「リムちゃんはわたしにして下さい、稟くんにはわたしがしてあげますから」
 
「あの〜楓さん」
 
「あ、あ、あの稟くんがよければなんですが」
 
「あ・い・嫌ではないんだが…」
 
「でしたら私が」
 
「だったらわたしが」
 
「稟殴っていいかい?遥か空の彼方に飛ばす位」
 
「お断わりだ」
 
「緑葉君はこっちに来てね、話が進まなくなるから」
 
「こら麻弓放せ」
 
ズルズル
 
「それじゃまた後でな稟」
 
「わかった」
 
職員室前
 
コンコン
 
「失礼します、本日からお世話になります、水丘隆眞です」
 
「こっちだ」
 
手を上げている女性がいる
 
「私はこれから君の担任になる紅薔薇撫子だ、よろしくな」
 
「はいよろしくお願いします(夜のお店でNo1っぽい人だな)」
 
「今失礼な事を考えなかったか?」
 
「いえ、滅相もない」
 
「そうか、しかしあの2人の紹介だ、頼むから問題を起こすなよ」
 
「ああ、神王と魔王のオジさん達ですね、先生も大変ですね」
 
「ああまったくだ」
 
 
 
 
 
 
 
 
2ーB
 
ガラッ
 
「お前等席に付け、もう知ってるものもいるようだが、紹介する入って来てくれ」
 
ガララッ
 
「初めまして水丘隆眞です、8年前までこちらに住んでいました、どちらかといえば強面なので皆さんにご迷惑を掛けると思いますが、よろしくお願いします」
 
『……』
 
「ツッチー2号か…」
 
「な…」
 
『うん』
 
クラス全員で頷いた
 
「チッ…こいつも土見と同じなのか」
 
「畜生なんで土見達ばかり」
 
ピクッ
 
ガタッ
 
「今稟様の事を侮辱しましたね」
 
ゴゴゴゴゴッ
 
右手に魔力を収集していく
 
「ネリネ落ち着け!!シアなんとか出来ないか!?」
 
「無理っす、リンちゃん抑えて」
 
後ろから抱きつき抑える
 
「離して下さい、稟様を侮辱した事は許しません!!」
 
教室が騒がしくなってきたが
 
カチッ
 
シュウウゥゥゥ…
 
ネリネの魔力弾が消滅していく
 
「ネリネ落ち着いたのか?」
 
「何故ですか?私は解除していないのに」
 
『え?』
 
カチッ
 
稟は音のした方を向くと『銀髪』混じりの隆眞が
 
「えっ?」
 
瞬きした後は黒髪に戻っていた
 
「ふぅ…」
 
「どうやら落ち着いたみたいだな、水丘の席は芙蓉の後ろだ」
 
「はいわかりました」
 
 
 
 
 
 
 
(何だったんだ今の隆の姿は?俺の見間違いか?)

 

 

 

 


あとがき

 

 

その1「はい、非常に気になる切り方でしたが・・・・・・

    やらしいな、その2!!」

 

その2「やかましい!!」

 

 

ズドゴメッシャ!!

 

その1「ひでぶ!?」

 

その2「キサマに言われたくは無いわ!!この腹黒クラゲが!!」

 

その1「誰が腹黒じゃ!!このドSペンギン!!」

 

その2「・・・・・・その1」

 

その1「・・・・・・その2」

 

その1・2「「決着つけてやる!!!」」

 

隆眞「なんの決着だ、なんの・・・・・・」

 

そう言いつつも、魔力弾を力いっぱい投げつける

 

 

ちゅどごおおおん!!!

 

 

その1・2「「みぎゃあああああ!!」」

 

隆眞「まだ次があるんだろ?さっさと進め」

 

その1・2「「ぐ、ぐふっ・・・・・・で、では次の話をどうぞ・・・・・・がくっ×2」」









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