SHUFFLE! 〜ANOTHER STORY IF・・・〜
 
第3話
 
 
 
 
 
「稟殿飲んでるか〜?」
 
「ほらほら稟ちゃんもどんどん飲んで」
 
「オジさん達、いつも未成年に酒を勧めないでって言っているでしょ!!」
 
「稟殿、堅いこと言いっこ無しにしようや」
 
「そうそう、ネリネちゃんだって飲んでいるんだし」
 
「………」
 
「隆ちゃん?」
 
「何でこんな事に…」
 
「…あの2人が揃っちゃうといつもこうなる」
 
目の前には
 
権力という名の惨劇が繰り広げられていた
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「そうだ隆、今夜暇か?」
 
「ああ…部屋の荷解きは、大体終わらせたからな、夕飯の支度位だな」
 
「だったら家で食べろよ、いいだろ楓?」
 
「……はい」
 
後ろを歩いていた楓は少しだけ頬を膨らませていた
 
「いいかげん、機嫌直してくれよ」
 
「だって稟くん、わたしが持つと言ったのに」
 
「これは(ヒョイ)隆の荷物だろ」
 
「それに楓ちゃんは『自分の荷物』を稟に持たせたくなかったんだろ?」
 
「そうなんですけど、これだと本末転倒だというかなんというか…」
 
稟の手には隆眞の荷物
 
隆眞の手には楓の荷物
 
隆眞が歩きだしたあとに2人がアイコンタクト
 
稟が隆眞の荷物を受け取り肩を並べ歩きだしたのだ
 
それを見た楓が不機嫌になり
 
桜は苦笑した
 
「…稟と隆眞息ピッタリ」
 
「稟の考えはなんとなくわかるしな」
 
「ああ隆とは幼稚園からの付き合いだしな」
 
「稟くんも隆ちゃんも仲良かったもんね」
 
「しかたないですね、なら美味しいものを沢山作りますね」
 
「なら妹も連れてきていいか?母さんは今日遅いと言っていたし、
1人にはさせられないから」
 
「ああいいよ」
 
「わかりましたリムちゃん、お手伝いお願いしますね」
 
「…うん」
 
「桜ちゃんもよかったら来ませんか?」
 
「え?いいの」
 
「遠慮はなし、桜も隆と話したいだろ?」
 
「じゃあお邪魔するね」
 
芙蓉家まで荷物を運び
 
「19時に来ればいいか?」
 
「ああ待ってるよ」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
水丘家
 
コトコト…
 
「後は弱火にしてしばらく煮ると…幹夫オジさんがお酒飲むかもしれないから摘みも作る
か」
 
「ただいまお兄ちゃん」
 
「おかえり」
 
「どこか出かけるの?」
 
タッパに料理をつめていた隆眞
 
「ああ、桃香も連れて行くからな」
 
「どこに?」
 
「俺の友達の家だ、少し遅くなるからな」
 
「うんわかった」
 
「母さんのご飯は冷蔵庫にいれて、準備出来たか?」
 
「うん」
 
手を繋ぎ歩きだす
 
「隆ちゃん」
 
「桜、今から行くのか?」
 
「よかったら一緒に行こうよ」
 
「そうだな、この子(ポン)は妹の桃香だ、桃香こちらは幼なじみの桜」
 
「よろしくね桃香ちゃん(可愛いな)」
 
「よろしく、桜さん(この人か…確かに綺麗な人だな、スタイルもいいし)」
 
「それじゃ行こう」
 
 
 
 
 
 
芙蓉家
 
ピンポーン
 
「いらっしゃい、どうぞ」
 
『がはははっ』
 
『ふふふっ』
 
「楓ちゃん…あの2人来てるんだ」
 
桜が呆れた声をだす
 
「ええ…つい先程」
 
「誰だ?」
 
「あまり驚かないでね」
 
リビングに通される
 
そこに稟とプリムラ以外に
神族と魔族の男性と女の子が1組ずついた
 
「お?なんでぇ稟殿の知り合いか?」
 
「はい水丘隆眞といいます」
 
「わたしはリシアンサス、シアって呼んで下さいっす」
 
「私はネリネと申します」
 
「シアの親父でユーストマだ、神界で神王をやってる」
 
「ネリネちゃんの父親で、フォーベシィだ、魔界で魔王をしているよ、よろしくね」
 
「「……」」
 
イマナンテイイマシタ?
 
神王に魔王?
 
ナゼ
 
ココニイラッシャイマスカ

 

 

 

 


あとがき

 

               ファーストコンタクト

その1「と、言うわけで第一種接近遭遇終了〜〜〜〜」

 

その2「・・・その1・・・・・・まさしくそのとおりなんだが・・・・・・

もう少し言い方ってもんがあるんじゃないか・・・・・・?」

 

その1「なにを言う?その2・・・・・・

これ以上の言い方なぞ存在せんぞ!!」(きっぱり)

 

その2「いや、まぁ・・・・・・否定はしないけど・・・」

 

その1「てことでサクサクいこうか♪」

 

その2「いつか後ろから刺されても知らんぞ、その1・・・・・・」

 

その1「ん?あぁ、それなら・・・・・・・・・

もう刺されてるよ。ざっくりと」

 

その2「はぁ!?」

 

その1「いやぁ、あの後『似たもの』の女性陣(未登場キャラ含む)に

ボッコボコにどつかれたからね。必死こいて書き上げてる」

 

そう、明らかに壊れた笑顔をみせるその1

よく見れば、背中からは刺身包丁が生えている

 

その2「・・・・・・そりゃあこれだけ間が開けばなぁ・・・

て言うか忘れられてるんじゃないか?オマエのこと?」

 

その1「はうぁ!?」

 

凍りつくその1

 

その2「自業自得じゃ、バカもの・・・・・・

だからあれだけせっついてやってるのに・・・・・・」

 

その1「し、しかたないんや!

俺だって書きたいけど、『電波』が降りてきてくれんことにはすすまんのや!!」

 

その2「なぜいきなりエセ関西弁で話す・・・・・・?

てことは、今も進んでないんだな・・・・・・?」

 

その1「いや、だから書いてるって!?」

 

     かたち        かたち

その2「作品を見せろよ、作品を」

 

その1「はうあぁあああああ・・・・・・・・・!!」

 

その1は99999999のダメージ!!

その1はしんでしまった

 

その2「オマエ、そのネタ何度使う気だ・・・・・・?」

 

その1「ぐふっ・・・・・・ほんとに死にそうになるんだよ・・・」

 

その2「あっそ。じゃ死んでもいいからさっさと書いて」

 

その1「はうあ!?」

 

その2のツッコミがその1を切り刻む!!

 

その1「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

とうとうヒザを抱えて部屋の隅でうずくまってしまった

 

その2「あ〜〜・・・・・・うっとうしいなぁもう・・・

て言うか、あとがきにすらなってねぇよこれ・・・・・・」

 

一気に疲れきった様子でこぼすその2

 

その2「ほら、さっさと戻って来いその1!

これ以上延びたら、またお仕置きされるぞ!!」

 

ビクン!!

 

その1「おしおきはいやじゃぁあああああああ!!

 

その2「・・・そこまで魂のシャウトするぐらいなら、

おとなしく書きゃあいいのに・・・・・・」

 

その1「何してる、その2!!あとがきを進めねばおしおきが!!」

 

その2「誰のせいだよ、誰の!!ったく、このボケクラゲ・・・ぶつぶつ」

 

????「あの〜〜〜〜・・・・・・

もう進めてもいい〜〜?」

 

その1・2「「ゑ?」」

 

麻弓「わたしだって暇じゃないのですよ〜?

スクープのネタがあるっていうからわざわざ来たのに・・・」

 

その2「あ〜・・・いや、すいません

その1の相手してる暇なんぞ無かったんだ。ようこそ!!あとがきへ!!」

 

その1「いや〜、いらっしゃいませ〜〜!!」

 

麻弓「やれやれ、これでつまらないことだったら、

三世界中にあることないことバラまくわよ?」

 

その1「さらっと恐ろしいこと言わないでくださいな・・・・・・」

 

その2「大丈夫です!!今回は他の面々に先駆けて、隆眞のデータをお渡しします!!」

 

麻弓「隆眞?あぁ、緑葉君が言ってたオリキャラね?」

 

その2「そう!!前回プロフィールを紹介したので、今回は外見データを公開!!」

 

その1「では、こちらをどうぞ〜〜〜〜!!」

 

 

 

水丘 隆眞

目つきが鋭く、心持ち釣り目気味

体も全体的に細身なため、一瞥しただけではスポーツマンには見えない

が、それは無駄な筋肉がついていないためであり、脱いだら凄いんです(笑)

細身、目つきなどが稟と共通しているようにも思えるが・・・・・・

推奨イメージはヒイロ・ユイ(爆)

ただし、明るい性格はデュオ・マックスウェル(核爆)

 

 

その2「ちなみにコレが隆眞の写真です」

 

麻弓「ほっほぉう・・・・・・

は〜、これまたずいぶんと美形さんで・・・・・・

これはまた、写真が売れそうなのですよ〜〜♪」

 

その1「あ、取り分は麻弓さん7:われらが3で」

 

その2「う〜ん・・・6:4は欲しいけど・・・・・・

やむ終えまい。いざとなったら、こっちはこっちで商売すればいいんだし」

 

麻弓「んじゃ、商談成立ってことで♪」

 

その1「はい、商談成立ってことで♪」

 

その2「まいどあり〜〜〜♪」

 

麻弓「いや〜〜、有意義なあとがきになったのですよ〜〜♪」

 

その1「いえいえ、われらこそ♪

新しい市場も開拓できましたし♪」

 

売人たち「「「はっはっはっはっは!!!」」」

 

????「そんなこと認めると思うか・・・・・・?」

 

売人たち「「「ゑ」」」?

 

隆眞@木刀装備「肖像権ってあるのは知ってるよなぁ・・・?

プライバシーってものもあるよなぁ・・・?

俺だって人目ぐらい気にするんでな・・・・・・・・・」

 

その1「・・・・・・(目、目がすわっとる・・・・・・)」

 

その2「・・・(マズイ!?・・・はっ!?麻弓がいない!?)」

 

隆眞「さて・・・・・・逃げたあの子は後でお仕置きするとして・・・

覚悟はいいな・・・?ペンギン・・・クラゲ・・・・・・?」

 

 

その1・2「「うっぎゃあああああああああ!!?」」

 

 

隆眞「まったく、このバカどもは・・・・・・

ではみなさま、次回またお会いしましょう!

今回はこれにて失礼させていただきます!」

 

(ボロぞうきんになったその1・2をゴミ袋に詰めながら、深く頭を下げる隆眞)

 

(そのままフェードアウト)





神王、魔王との接触が。
美姫 「さてさて、どんな反応を見せてくれるのかしらね」
楓パパに出番はあるのか(笑)
美姫 「それじゃあ、今回はこの辺で〜」
ではでは。



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