『選ばれし黒衣の救世主』
召喚の間に辿りつき、全員が絶句する。
床から天井、柱までも無惨に破壊されていたのだ。
そこにリコがいることを確認した恭也は、彼女に話しかける。
「リコ、無事だったか」
恭也の言葉にリコは静かに頷いた。
リコの他にもミュリエルとダリア、ダウニーが忙しく動き回っている。
「学園長、やはりここからはマナの残留波動は感じられません」
「爆発は召喚陣だけを正確に吹き飛ばしてますし」
どうやら、ここは火薬によって爆破されたらしい。
「硫黄臭……がしますね」
恭也はどこか忌々しげに呟く。
いつもは見せないその雰囲気に、未亜たちが驚いていた。
爆破という、恭也にとって許せないものの一つが起こったため、怒りを感じていたのだ。
その理由を知るなのはとリリィが、どこか気遣わしげに恭也を見ている。
そんな二人に気づき、恭也は暗い気分を振り払うように首を振った。
第十二章 もう一人の二刀の剣士
「でも、なんで召喚陣を?」
未亜が、誰にというわけでもないのだろうが呟いた。
「救世主を呼べなくするため」
それにリコが静かに答える。
「もしくは救世主を返せなくするため……」
リコの答えに、恭也以外が驚いた顔をする。
恭也は、レティアからリコの異世界からの召喚は、この魔法陣を使用しなければならないと聞いていたので、それほど驚くことではなかった。
召喚陣がないと帰れないということになって、大河と未亜がミュリエルに何かを聞いていたが、恭也は一人、そこらを見て歩き、何か犯人を特定するものがないかを探していた。
そのとき、ふと視線と気配を召喚の間の入り口から感じた。
すぐに振り向くが誰もいない。
確認のために、警戒しながら入り口まで戻ってみるが、やはり誰もいない。
気のせいとかと思い、再び他の者たちのところに戻る。
「これは、私の責任です。皆さんが無事に帰れるように、召喚陣は私が責任をもって直します」
戻ってきた恭也に気づかずに……そもそも、彼がいなかったことに気づいていなかった一同は会話を続けている。
恭也が戻ってくると同時に、今度はリコが駆けだして、出ていってしまった。
「学園長、これは一体どういうことなのか説明しもらうぜ」
大河はまるで威嚇するようにミュリエルを見る。
「何がですか?」
「学園長、さっき故意に召喚陣を破壊したって言ってただろ?」
というよりも、人を目的として爆破するならば、こんなところを爆破することに意味はない。可能性があるとすれば、リコを狙ってというぐらいだ。だが、リコを狙うならばもっと適切な場所がいくらでもある。
この部屋を爆破した以上、目的は召喚陣の可能性の方が高い、と大河の話を聞きながら恭也は思った。
「それって、この国のどこかに、救世主に反対する勢力があるってことじゃないのか?
どうして自分たちを救ってくれる救世主を呼べなくするヤツがいるんだ?」
「大河、よく考えろ」
ミュリエルに食ってかかる大河に向かって、恭也が冷静に言う。
「へ?」
「救世主に反対、もしくは反抗する勢力……人間の中には全くいないとは言わないが、人間以外に一番怪しいのがいるだろう」
恭也は目を瞑りながら腕を組む。
「まさか、破滅?」
それに気づいたベリオが目を見開く。
「この学園に破滅が潜んでいる可能性があるってことかよ!?」
「その可能性も否定しません」
大河の叫びにミュリエルは頷く。
「しかし、破滅に取り付かれた者は、理性もなく、ただ己と周囲の破滅のみが目的となるのです。だから、とてもじゃないけれど、我々の目を欺いて高度な破壊工作をするだけの知性は持ちえていないはずです」
ミュリエルの答えを聞いて、安堵の息をつく一同。
だが、恭也は眉間に皺を寄せた。
それでもほとんど変わらない表情のために、それに気づいたのは、家族であるなのはだけだった。
(本当にそうか?)
恭也は先ほど感じた気配を思い出しながら自問する。
あの気配も気になるが、破滅に取り付かれた者は理性をなくすというのは本当なのか。
恭也はこの三年の実戦で見たことがある。
破壊や殺戮を願望としながらも、理性的に動く狂人を。
元々、破滅という願望を持っていれば、逆に理性を残すことは可能ではないのか?
いや、そもそもそういう人間ならば、破滅に取り込まれていなくても、破滅は歓迎ということだ。そういう人間の犯行の可能性もあるが。
「……そう、そうよね。この学園にまさか、そんな……そんなのあるはずがないじゃない、このバカ!」
「なんで俺なんだよ! 先に言ったのは恭也だろうが!」
大河の叫びで恭也は目を開けた。
「ああ。すまない。少し先走りすぎた」
恭也はリリィに向かって頭を下げる。
「べ、別に恭也が悪いってわけじゃ」
頭を下げられて、リリィはバツが悪そうに言う。
「って、ちょっと待て! なんで恭也と俺とでそこまで差があるんだ!?」
「そんなのアンタがバカだからに決まってるでしょ!」
「おまえら、そこらへんにしておけ」
恭也はため息をつきながら二人を止める。
「いずれにしろ、現有戦力の中から救世主にふさわしい人物を選ばなければいけなくなったという事です。新たな人材の確保が難しくなった以上、王宮もこれ以上の時間の浪費は見過ごしてくれないでしょうから。
これからの救世主クラスは訓練がこれまで以上に厳しくなります。覚悟しておきなさい」
ミュリエルと大河たちは、さらにいくつかのことを話していたが、恭也の耳には入っていなかった。
どうにも先ほどの気配が気になって仕方がないのだ。
そして、いつのまにかミュリエルと教師たちは召喚の塔が出ていってしまった。
「何かキナ臭くなってきたな」
「うん」
「つまり犯人は、破滅ではないが、それに近い思考を持った人間ってことだろ?」
「そう、なるんでしょうか」
大河を含めた救世主候補たちもどこか怖々としている。
そこで恭也は、リリィが顔を青白くして、足に力が入っていないことに気づく。
すぐに彼女に近寄り、その腕を掴む。
「大丈夫か?」
おそらく破滅のことを聞いて、元の世界のことを思い出したのだろう。
「き、恭也……大丈夫よ」
リリィは恭也の顔を見て、冷静さを取り戻したのか、安堵したのか、どうにか足に力をこめる。
「まだ辛いだろう。早く自室に戻って休め」
「アンタは大丈夫なの?」
「なにがだ?」
「爆弾……」
「問題ない」
怒りは湧くが、恭也の場合はそれだけだ。それ以上の感情があっても制御ができる。
そんな二人を不思議そうに一同は見ていたが、恭也が全員部屋に戻るように促す。
そして、全員が出て行ったあとに、もう一度、爆破された部屋を見渡す。
「ん?」
床近くの瓦礫に違和感を覚え、近づく。
そこには、白い絵の具で『みつけたよ』と書かれていた。
まだこの世界の文字はそれほどわからないが、簡単なものであったため理解できた。
落書きなのか、どこか女の子が書いたような筆跡だった。
だが、恭也にはそれが落書きには思えなかった。そもそも召喚の塔に落書きがあればリコあたりが気づいて消していただろう。
「なにを……見つけたというんだ?」
恭也は目を細めて呟いた。
ミュリエルには自室待機を言い渡されていたが、恭也は先ほどの気配が気になって、学園の中を出歩いていた。
もちろん、ばれないために気配を消している。
学園中を歩き回るが、やはり怪しい人間は見当たらない。
召喚の塔に近い礼拝堂の前にまで来て、やはり勘違いかと思い、寮に戻ろうとしたときだった。
「ん……?」
一瞬、人が見えた。
恭也と同じく黒い服で着た人が、森に入っていったように見えたのだ。
今は全生徒に自室待機が通達されている。その状態で出歩いているのは恭也ぐらいである。
恭也は、さらに気配を殺して森へと入っていく。
森に入って探し回るが、見間違いだったのか見つからない。
いや、この森はそれなりの広さがある。その中で人を見つけること自体が難しいことだったかもしれない。
恭也は、そろそろあきらめるべきかと、歩いて来た道を振り返ろうとした。
「やっぱりさっきあの塔にいた青年かい?」
いきなり上から声が聞こえ、恭也は驚きながら顔を上げる。
そこには、黒い服に身を纏い、黒く長い髪をなびかせた、二十代半ばから後半ほどの女性が木の枝の上に立っていた。
既視感。
恭也が木の枝の上で笑っている女性に感じたのはそれだった。
どこかで会ったことがある?
否。
恭也には見覚えがない。
そもそも、このアヴァターでの知り合いなど限られている。
ならば、初対面のはずだ。
だが、心のどこかにひっかかる。
「あんた、あの時あたしの気配に気づいたろ?」
女の言葉に、恭也は顔には出さずに驚く。
やはり、この女性が先ほどの爆破の犯人なのか、と。
「あの忍者の小娘にもバレてなかったんだけどねぇ」
女は笑いながら木の枝から飛び降りた。
そして、女はゆっくりと恭也の目の前に立つ。
恭也はいつでも動けるように、身体の力を抜く。
目の前の女は間違いなく強い。
木の枝から下りたときの身体の動かし方、音もなく地面に立ったこと、恭也に近づいた足運びなどからそれがよくわかる。
地面に降りた姿を見ると、女性にしては以外に長身で、恭也よりも少しだけ下というところだ。
そして、その腰には二本の太刀が下げられていた。
「やっぱり、あの中にいた奴らの中であんたが一番怖いよ」
女は笑みを崩さずに続ける。
「どいつもこいつも、破滅を滅ぼすとか言うには、甘ちゃんの小僧に小娘ばっかりだと思ったけど、あんただけは違う。
あんたは怖いぐらいに違う。歳が違うからかね? いや、それだけでもないか」
女はおかしそうに笑い、恭也の目を見ていた。
「あんたは戦いの意味を知っている、日常の中でも、常に戦いを忘れない者だ。
いつ、どこから襲われても、冷静に冷酷に対処できる男だろ?
とくにさっきはあんな参上だったのに、あんた以外の……あの教師たちだって壊された部屋だけに夢中で、あたしには気づかなかった。だけど、あんたは部屋を探りながらでも、警戒を緩めずにあたしの気配に気づいた。
あんたとあいつらの差はそんなところさ。だけど、その差が戦う者には一番大きい」
女は饒舌に語る。
「あんな小娘たちばっかりだから、あまり楽しくなさそうだと思っていたけど、あんたのような男がいるとはね。
あの男に会ったときみたいにおもしろいよ」
恭也は、いつでも小太刀を抜ける体勢にして口を開く。
「召喚陣を破壊したのはあなたか?」
恭也の低い言葉を聞いても女は笑みを消さない。
「そうだ、とも言えるし、違うとも言える」
「なに?」
「あたしは爆破……っていうか、爆弾って代物が大嫌いなんだよ。あと、銃器なんかも嫌いだね。だから、あたしじゃない。けど、無関係でもないかね」
「あなたの仲間が……ということか?」
「頭の回転も速いね」
女は頷きながら嬉しそうに笑う。
「はは、でもあたしは下端だからね、あんなことをする意味は知らないよ。まあ、興味もないし。
それにあたしは単純に救世主候補っていうのを見てみたくて来ただけだから」
「……あなたが何者であれ、捕縛しなければならないようだ」
恭也にとっては、その答えで十分。
この女を捕まえることを決める。
「ふふ、やれるものなら……やってみな!」
女は笑みを消さずに目の色だけを変える。
そして、右手で刀を抜刀する。
「なっ!?」
恭也は、その高速、超射程の抜刀術に驚きながらも、小太刀を引き抜き、なんとか受け止める。
「虎切……?」
目を見開きながらも、女性が今使った技を呟く。
間違いない。
武器が変わっていて、多少の変化はあったが御神流の奥義之壱、虎切だった。
御神の技を恭也が見間違えるわけがない。
「へえ、虎切を知ってるのかい。
ってことは、あたしと同じ世界から来たのか。それも御神の使い手を知っている。
いや……あんた、その武器、小太刀だね」
恭也は女の言葉に答えずに、彼女の剣を弾き飛ばし、左手で紅月を引き抜いて、虎乱をしかける。
女はそれを後ろに飛んでかわすが、全てをかわしきれなかったようで、服が少しだけ裂けた。
「虎乱かい……あたしにはそれは使えないねぇ。いや、使えないことはないけど、武器の重さと間合いが違うから使いづらいんだよね。虎切は改良したから使えるけど」
女はおもしろそうに語る。
「なぜ、あなたが御神の剣を使える?」
「そりゃあ、あたしが聞きたいことさ。
小太刀の二刀のようだし、御神の剣士は全滅したはずだよ。残った生き残りは、鴉と使い手とも言えないガキが一人のはずなんだけどねぇ」
鴉というのは聞いたことがある。
美沙斗が裏にいたときの異名だ。
ということは、使い手とも言えないガキとは恭也のことだろう。
だが、どういうわけか、彼女はその使い手とも言えないガキというのが、目の前にいる恭也であるということと繋げられないらしい。恭也の剣腕が卓越しているから、使い手とは言えない、というところと相反してしまっているからかもしれない。
「まあ、他に生き残りがいてもおかしくはないか」
女は簡単に、その件については片づけてしまった。
「とりあえず、あたしが御神の剣を使えるのは、何度か見たことがあるって言うのと、少しだけだけど、教わったことがあったからだよ。まあ、奥義全てを使えるってわけじゃないけどね」
「教わった?」
「ふふ、お喋りはこのへんしとこう。
あんたも剣士なら、剣で喋らせな……!」
女は恭也に向かって走り、刀を振り下ろす。
恭也はそれを身を反らしてかわす。
だが、女は時間差でもう一刀を逆手で引き抜き、高速で切り上げる。
恭也は、その剣速に驚きながら、八景でなんとか受け止めた。
「へえ、初見で私の双牙を読み切るとは。あいつでも頬は切らせてくれたんだが」
恭也には、あいつというのが誰なのかはわからないが、おそらく御神の剣士なのだろうということはわかった。
恭也は力で女の剣を弾き飛ばし、同時に蹴りを放つ。
だが、女は飛び上がり、悠々とそれをかわす。そして、そのまま木の枝に足をつけて、反転し、恭也に飛び込む。
女はそのまま空中で、二刀をクロスさせて恭也に斬りつける。
恭也は何とか後ろに下がってかわすが、浅く胸を十字に切られて血が舞い散った。
女は地面に着地すると、なぜか首を傾ける。
「あいつは、絶空は見事にかわしてみせたんだけど」
恭也は、そんな言葉は無視して斬りかかる。
女は苦笑しながら、それを右手に持つ刀で受け止めた。
恭也はすぐに飛び上がって、女に向かって飛針を投げつける。
女がそれを弾き飛ばしている間に、紅月を鞘に収める。
さらに着地した瞬間に、八景で射抜を放った。
女はそれが当たる前に、身を翻してかわそうとするが、恭也の射抜は軌道を変えて女の顔に向かう。
舌打ちしながら、女は頭を動かしてそれをかわすが、頬が少しだけ切れ、血が流れた。
恭也はさらに、そのまま紅月で虎切に繋げる。
当たる、恭也はそう確信したが、いきなり女の姿が消えた。
すぐに、恭也の本能が警鐘を為らす。
それと同時に、ほぼ無意識に神速の領域へと入る。
神速に入ると、目の前にいたはずの女が、少しだけ距離を置いた場所から、突きを放ってきていた。
しかも、全てが遅くなる世界の中で、彼女は恭也と同じスピードを維持していた。
それに驚きながらも、恭也は女が放った突きをなんとか弾く。
だが、すぐに反対の剣が、またも突きで飛んでくる。
それも後方に飛んでなんとかかわす。
女はさらに近づいてくる。
恭也は、背後に木があって、これ以上後ろには下がれない。
女は、その恭也に向かって剣を横薙ぎにしてきた。
恭也はすぐに、その場にしゃがみこんでかわす。
女の剣は止まらずに、幹が一メートル近くある巨大な木を半分以上を切ったところで、刃だけを木に残し、根本から折れた。
その瞬間、神速が解ける。
恭也は地を蹴ってその場から離れた。
「あ〜あ、やっちまった」
女は頭を掻きながら、折れて柄だけになってしまった刀を眺める。
恭也は女が神速を使ったこと、そして、刀であれほどの巨木を半分以上切り裂いたことに驚愕していた。
「神速まで使えるのか……」
恭也は呆然と呟く。
女は折れた剣を捨てて苦笑する。
「ありゃあ神速じゃないよ」
「神速じゃ……ない?」
「あいつも驚いてたっけねぇ」
なぜか女は苦笑を深める。
「あれはあたしの流派の秘術みたいなものさ。神域って言う、ね」
「……神……域……?」
「あんたたち御神の剣士みたいに知覚領域を広げてるわけじゃないから、モノクロには見えないし、歩方術でもないしな」
女はそう言いながら、今度は自分の右手を眺めた。
「やっぱり折れてるし」
女が自分で言うように、彼女の右手は力なく垂れ下がっていて、恭也から見ても女の右手が折れていることがわかる。
「あんなもんを力任せに斬ったから反動がきつすぎたね」
女は自分の怪我を見ながらも笑う。
「これが神域の弱点さね。身体の強度の方がついてこない。まあ、その点は神速も似たような所があるけど」
「何を言っている」
「あはは、あれの弱点を教えてあげただけさ」
女はそのままは跳躍すると、先ほど現れたときのように枝の上に移動する。
「けど、さすがに片腕であんたとやりあって勝てる気はしない」
「……」
「悪いけど、退かせてもらうよ。他に誰かが現れて、ヤツに私が来てたことがバレて説教されるのもやだし」
「待て」
「待てと言われて待つやつなんかいない」
女は飛び上がって、さらに後ろの枝にまで下がる。
「一応、名乗っておいてやる。
あたしの名は……不破夏織」
その名を聞いて、追いかけようとした恭也の足が止まる。
「また殺り合おう。
あいつと同じ御神の剣士。
そして、あたしと同じ黒衣の青年」
女は恭也の反応に気づかずに、それだけを残し、枝から枝に飛び移りながら消えて行った。
それを追い駆けることもせずに、恭也は目を見開いて呆然としていた。
「……不破……夏織……だと?」
恭也のどこか力の抜けた声だけが、木々の中に響いた。
あとがき
やっと登場。
エリス「まさか彼女を出すとは」
はっはっはっ、これも当初から考えていた。まあ、ここで出すつもりはなかったんだけど、早めに登場させておいた。
エリス「というか何しに来たのかわからないし」
だから、救世主候補たちを見に来た、と。
エリス「名字が不破って」
それもいずれ話に出てくる。ちなみ彼女が使ってる剣の流派は、プロローグのあとがきで言っていた自分のオリジナルの小説で使っていたもの。
エリス「私がヒロインの?」
そう。その主人公が使ってた流派。まあ、直接的な関係はないけど、技だけ持ってきた。
エリス「それにしても、まだデュエルの方でも出てないキャラがいるのに、ベリオだってあんまり目立ってないよ」
それは一区切りしたら出すつもりだよ。とりあえず、今は前半の佳境なわけだから。
エリス「んじゃあとっとと続きを書く」
そうなんだけど、次回からの話をすごい迷ってる。
エリス「そんな迷いはとっととなくして書け、じゃない滅却」
か、簡単に言ってくれるな、無茶苦茶悩んでいるというのに。
とりあえずできるだめ早く投稿するつもりではいる。
エリス「ならいいよ。でも、ホントに早くするんだよ。
それではまた次回に」
ありがとうございました〜。
おうおうおうおおう!
美姫 「驚愕の敵が現れる!?」
一体、全体、どうなる!?
美姫 「益々、目が離せません」
次回も楽しみに待っています。
美姫 「待ってまーす」