そこはとても静かで、とても穏やかな空間だった。
上も下も無いようで、『ここ』が世界の果てであると言われたら
思わず信じてしまえるほど、そこには音が存在していなかった。
無音という名の韻であるならば響いていたのかもしれない。
ヒトが眠るとき耳にする──あの張り詰めたような音が。
──ならば『ここ』は、深き夜の彼岸なのであろうか?
だとすれば、この黒々と横たわる闇たちが恐怖を誘わないのも納得がいくだろう。
それらはただ『死』ではなく『安息』の眠りへと包み込むだけだから……。
それでも世界が不変で在り続けることは叶わない。
たとえ静謐の闇に満たされたこの世界であっても、それは同じこと。
流れる時は誰も彼にも等しい。朽ち果てるまでに使い古された世界の真理の一端だ。
──微かに。ほんのわずかに。
清冽な光が黒を斬り裂き──『彼女』を照らし出した。
ゆったりとした薄紫色のローブと外套にその身を包み、同色のヴェールに顔を隠して。
浮かび上がる身体の稜線とわずかに見える艶やかな口元だけが『彼女』を女であると教えた。
同時に垣間見えた石造りの床に片膝を着き、一心に祈りを捧げている。
その姿はまるで聖女か咎人のように。
求めているのは『救い』か、それとも『罰』なのか。
それを推し量ることすら、ためらわれるほどに真摯な雰囲気がそこにはあった。
────と。
「え……?」
茫然としていながらも美しい声音。
立ち上がった『彼女』は背後に振り向き虚空を仰いだ。
何も無い。
ただ暗闇が鎮座しているだけなのに。
それでも『彼女』は見つめ続ける。
ここではない何処かを追うような遠い目と困惑に彩られた声と共に。
「誰…………?」
うつろわざる闇たちは、ただ静寂だけを返し続けた……。
鮮やかな夕暮れの赤が差し込む広い一室。
その寝台の上で、獅子は静かにその身を横たえていた。
手負いの獣がその傷を癒すように。そんな自身の形容に『彼』は軽く嘲笑を浮かべる。
『動かない』のでなく、『動けない』ことに。
そしてこの身をいくら休めようとも、もはや取り戻すことはかなわないというのに。
老いとは、命とはそういうものであることを彼は熟知していた。
砂時計の砂のように、ただこぼれ落ちていくのみ。そして二度と返されることは無い。
一夜の眠りが永劫の眠りに替わるのは、そう遠くないだろう。
(──もって数日、か……)
この地に生きる二つの種族。
その内のひとつ、屈強な肉体を持つヒトガジュマ≠ヘ、鋭い直感をも生まれながら有する。
言うなればそれは天の啓示か宣告のように。彼もまた己に残された時間を明確に察していた。
横になったまま琥珀色の双眸を開け放たれた窓から見える城下へと注ぐ。
──いつもと変わらない平和な光景。
壁に抱かれた町並み。
林立する尖塔から伸びる白煙。
そして列車のかん高い汽笛の音が耳に届く。
茜色に染まるその景観は、まるで一枚の絵画のようであった。
(──私は、責務を果たせたのだろうか……?)
自問する。
この国のすべてを背負い、過ごしてきた数十年もの月日。
長かったようで今となっては短い。
過去を振り返る誰もが、等しくこの感傷を味わうのだろうか?
苦難も、哀切も、歓喜も、快挙も。
そのどれもが、かけがえの無い記憶であることは間違いなかった。
「アガーテ……」
ふと、病床に伏す自分を心配そうに見つめてきた一人娘の顔が浮かぶ。
整った容貌に、ピンと立ちながらもふんわりとした三角の耳。大きな瞳と空色がかった銀色の髪。
この頃、先立った妻にますます良く似てきた。
老いた彼にとっては目に入れても痛くないほどのかわいい存在だ。
どんな激務でも間を見つけてはできるかぎり触れ合った。
妻の、そして母のいない寂しさを癒し合うように。
それでいて決して甘やかしすぎず、優しさを損なわず王族としての心構えを教えられたと思う。
(──大丈夫。あの娘は責任感の強い子だ……)
言い聞かせるように口の中でつぶやく。
それでも、あの小さく細い肩に国のすべてを背負わせるのはまだ早いのではないだろうか?
王位の継承。
そのための手続きや認証をすべて滞りなく終えた今でも、彼はそう思わずにはいられなかった。
せめてあと一、二年あれば、と。
彼女は外の世界をあまりに知らない。
──国とは民がいて初めて国と呼べるもの。
──ならばその民を知らずして、どうして彼らを率いる王となりえるだろうか?
歴代の王たちが後世に残した多くの言葉の中でも、彼はこの言葉を特に強く胸に刻みつけていた。
民衆との交流を特に大切にした第十代カレギア王・ドラガンの言葉を。
彼もまたその教えに従い、今日まで努めてきた。
子供の頃は、仲の良かった伯父と協力して何度も城を抜け出しては街を探索した。
そこに生きる人々の姿を自らの目で見て、その声を自らの耳で聞き、そして触れたこと。
それはどんな書物で得られる知識よりも尊く貴重な体験であったと彼は今も疑わない。
愛娘にそれを話し聞かせたことはあった。
だが、彼は彼女自身にそれを素肌で感じてほしかった。
自分のように、もしくはお転婆で公務の間を縫っては街に出掛けるのが
趣味であった黎明期の女王ミマーナのように──とまではいかなくとも。
まさか自分の生涯をこうも急に閉ざすことになるとは、考えもしなかった。
せめてもう少し時間があればと後悔が胸中を焦がす。
それでも。
(彼らならば……)
娘と同時に浮かぶのは忠臣である二人の男だった。
自分亡き後も、彼らならば彼女を立派に支えてくれるだろう。
一人は、ヒューマ%チ有の体毛の薄い白磁の肌をした青年。
金色の髪をなびかせ、整った顔立ちをした聡明な彼は、城に住む女給たち憧れの的らしい。
白銀のプレートメイルに身を包み、繰り出す剣技は屈強なガジュマの兵士や、
『能力者』ですら歯が立たないほど速く鋭く洗練されていた。
──今は亡き友の忘れ形見。そして一人娘の年の離れた幼なじみ。
息子のいない王にとって、彼は我が子も同然だった。
出会った頃、たどたどしくも礼儀正しく自分に挨拶してきた姿が瞼に浮かび微笑ましくなる。
そんな生真面目で、口下手だった少年が今では王国正規軍を率いる頼もしい存在へと成長してくれた。
そしてもう一人。
自らの老いを嘆いていた時、穏やかにそれを諫めてくれた若き友の姿が浮かぶ。
二回りも年下の金色の瞳をたたえた黒豹のガジュマ=B
力強く、それでいて理知的な彼は公私とも実に頼りになる男だ。
ときに政治について、ときに娘のことについて。
立場を超えて酒を片手に語り合ったのは一度や二度ではない。
持ちかける度に彼は少し呆れたような表情を浮かべていたが、
一度として相談を断られたことはなかった。
その男はカレギア王国の裏の顔ともいうべき『王の盾』を率いる将。
決して歴史の表に出すことのできない任務を遂行する『能力者』による特殊部隊。
実力の高さに比例するように、構成員たちはいずれも一筋縄ではいかぬ者たちばかりだ。
そんなクセ者たちを彼は実に上手くまとめ上げているらしく、
その人望と勇猛さは正規軍にも届いていた。
ほんの少しだけ思い起こせば実にさまざまな人々が、情景が、感情が鮮明によみがえる。
「明日……そう、もう一度だけ……」
我が娘と、頼もしき二人の臣下と言葉を交わそう。
この先のために。そして何よりも──。
(二人のことを認めてやらねば……な……)
それを思うと一際寂しさがこみ上げてくる。
男親の宿命ともいっていい儀式。だが、同時にどうしても嬉しさは隠せない。
この国に、いやこの世界にとって『それ』は、とても意義がある。
──あの子たちは『壁』を超えたのだ、と。
自分が生涯を通して伝えたかったもの、その一端を若い彼らが実現してくれた。
それが嬉しくないはずがない。
口の端を弱々しくも吊り上げ、王は再び外の光景に視線を転じた。
街を染め上げる夕日はどこまでも鮮やかで。
熟した果実のようなその色彩は、どんな一流の絵描きでも画材でも表現できないに違いない。
昼と夜のわずかな間にしか見ることのできない格別な風景。
目を細めながら、沈み行く陽光を追った。
唐突に。
その光星が。
溶け落ちるように変貌していくまでは──。
「なん、だとっ……!?」
これ以上ないほど驚きに見開かれた目は、何一つ見逃すことなくその光景を正確に捉えた。
爛熟期を過ぎ、腐ってしまった果実のように紅の光が滴り、消えていく。
その下から、ただただ圧倒的な真白の光を放つ月が現れ、こちらへと迫り来る。
熱もなく、冷気もなく在る者を飲み込むだけの閃光。それは正しく──。
「────っ?!」
気付いた時、彼は寝台にその身を横たえていた。
部屋も街も消えていない。溶け落ちたはずの夕日も決して変わらずそこにある。
何一つ変わらない。全身にうっすらとかいた汗以外は。それが意味するところは──、
(幻覚──?
いや、あれはそんなものでは……)
五感の遥か奥。この世界に生まれ落ち、最初に与えられた根源の感覚。
自身ですらあずかり知らぬ深淵から警鐘が発せられる。
根拠はない。だが心と肉体が──否、自分という『存在』がその事象の否定を許さない。
『王家の守護星である月と対をなす太陽が消える──』。
思い出す。
一族に代々伝わる凶事の予兆の一つとして、それが記されていたことを。
すなわち──『破滅』の象徴であると。
うめく王の声は、どこまでも苦渋に満ちていた。
腕をついて身体を起こす。
たったそれだけのことが、過去のどんな試練よりも厳しいものに思えた。
ランプの明かりに照らされた夜の王城の廊下で、身体を壁に預け嘆息する。
呼吸は荒く、断続的な頭痛と、霞みと歪みが交互に繰り返される視界。
その自身の状態が、目を背けることの許されない現実を突きつけてくる。
自分にはもはや一刻の猶予もないと。
その残り時間すらも、今こうして削られていることを。
それでも。立ち止まることだけはしなかった。
吐き気と全身の苦痛が沈みそうになる意識を保たせ、揺り動かす。
そして、その身体を駆るのは鬼気すら生温いと思えるほどの鋼の決意だった。
静まり返った廊下には、ひたすら自身の呼吸と壁との衣擦れの音だけが響き渡る。
平素の状態であればそう時間も掛からずに向かえるはずのこの場所。
しかし、今の彼はその数倍の時間と体力をかけてようやくたどり着けた。
それでも目的の場所まではまだ半分の距離にも満たない。
消耗ではなく衰弱しきった身体を覆う睡魔に必死で抗う。
今一度でも、止まれば間違いなく二度と歩き出せない。
確信にも近い予測と共に鈍重な自身を叱咤し、歩みを繰り返す。
とはいえ、グズグズもしていられない。
寝室の扉の前で見張りをしていた兵を『力』で眠らせてから、随分と時間が経っている。
この状態で使った『力』ではいつもの効果など、ろくに期待できない。
彼が目を覚ませば、すぐさま主君が部屋に居ないことが城内に知れ渡るだろう。
脳裏に浮かぶのは、心配そうに顔を曇らせた愛娘と二人の忠君。
「すまぬ、な…………」
父として、王として、そして一人のガジュマとして。
己の生涯に関わったすべての者に対して、苦い笑みと共に万感の思いを込めて呟く。
そして『彼』──カレギア国王・ラドラス=リンドブロムは薄闇の方に姿を消した。
どこか寂しげに。城内を照らす光から逃げるように。
夜の帳を下ろし、わずかな見回りの当番兵と女給たちだけが行き交うカレギア城。
だが、この時だけ城はいつもとは異なる様相を呈していた。
微細な振動が間断なく響く城内を、廊下に鎧の金具が擦れ合う音と共に、二つの影が疾駆する。
一人は、鍛え抜かれた長身を漆黒の体毛と胸当てで覆った豹のガジュマ。
もう一人は、白銀のプレートアーマーを着込んだ金髪のヒューマ。
それはまさしくあまたの戦場を駆け抜けた歴戦の勇士だけが放てる威容。
首都バルカにおいて、誰もが憧れと尊敬に振り返るであろう二人。
だが、今の彼らの表情には、かつてないほどの焦燥がありありと浮かんでいた。
「ミルハウスト」
走るスピードは決して落とさずに。むしろ更に速度を上げながら。
黒豹のガジュマ──ユージーン=ガラルドは、低いバリトンの声を隣に向けた。
「何だ? ユージーン」
答える金髪の青年──ミルハEスト=セルカークもまた遅れることなく黒豹と並び走る。
「こちらで間違いないな?」
「目撃者の話ではそうだ」
「『城から強い光が見えた』と……?」
首肯するミルハウスト。
夜間警備の仮眠交代中に突然飛び込んできた報告。
その原因を調べるため、目撃者の証言を頼りに二人はその場所へと向かっていた。
「賊か?」
「その可能性は低いと思うが……」
濁すような口調。水も漏らさぬ守り。
表現としてはあっても、現実に『絶対』はありえない。だとしても──。
「わざわざ自分の場所を知らせようとするはずがない、か……」
その結論に黙り込んでしまう。無論走るペースは落とさずに。
あまりにも不可解な出来事。
「ならば、この振動は……」
「発生した時間と光が目撃された時間を考えれば、同一犯の仕業だろう」
ミルハウストに答えるユージーン。だが、彼はすぐさま思考を巡らせる。
(この波動……もしや……?)
ガジュマ特有の鋭敏な感覚が、城内に蔓延する『力』の流れを精密に嗅ぎ取る。
このまま行けば、程なく力の発生点とその使用者を突き止められるだろう。
「ユージーン……これはやはり……」
思考の海から戻った彼にミルハウストは神妙な表情で問い──否、確認する。
彼もまた異変の原因を突き止めたのだろう。
「ああ……」
緊張に目を細める。言い知れぬ不吉な予感がより一層強く彼らの胸に巣食う。
「──『フォルス』の波動だ」
目を細め天井を仰ぐ。その先にいる何者かの真意を見抜くように。
屋上の祭儀場に通じる唯一の回廊。
漏れ出す光に誘われるようにそこへたどり着いた二人は、思わず言葉を失った。
その空間の中央に、病床に伏していたはずの敬愛する主君が居たのだから。
だが、それ以上にユージーンとミルハウストを驚かせたのは、
彼が天にかざした両手の間に浮かぶ十五センチほどの半透明な光でできた立方体だった。
そしてそのキューブは、天井にある採光用の窓から降り注ぐ月明かりを
増幅しているかのように蒼白く清冽な輝きを放ちながら揺れていた。
しかも光は今、この瞬間もその量と強さを増し続けている。
王を中心に渦巻く青き怒涛の奔流。圧倒的なまでの威圧感が、二人の全身を覆う。
自身もまた卓越した『フォルス』使いであるユージーンですら、戦慄を覚えずにはいられなかった。
それほどまでに王の力は絶大だったのだ。
(『月』のフォルス!?)
過去に主君のフォルスの発現を見たことは何度もあった。季節の節目に王室が催す祭事では、
必ずと言って良いほど、その『力』を見せる内容が織り込まれているからだ。
だが、今この場に満ちる波動は、かつてないほどに張り詰め高まっている。
それを、病に冒された身で行使すればどうなるか?
「なりませんぞ! 陛下っ!」
「それ以上、フォルスを使われてはっ!」
あまりにも容易に思い浮かんだ最悪の結末に全身が総毛立つ。
上擦った叫びが、二人の口から飛び出した。
その声が届いたのか、それとも自らの意思であったのか。
ラドラス王がわずかに顔だけをこちらに向けた。
ただそれだけなのに、二人は言葉を飲み込んでしまう。
止めなければならない。
臣下として、使命として。何より彼を失わせてはならないという自身の意思までもが。
──王の深い双眸にせき止められた。
狂気など微塵も無い、ただ深い苦悩と申し訳なさが同居した感情の色。
そして口元がわずかに動くのを二人は見た。
ただ一言。
──すまない、と。
「「陛下あああああっ!!」」
その絶叫が合図であったかのように、蒼い光が一際強さを増して回廊のすべてを塗り潰す。
影すらも掻き消す莫大なモノトーンの世界に唯一、存在を誇示するキューブが。
満月のように見え、そして──真っ二つに爆ぜ割れた。
カレギア王国・首都バルカ。
そこに住まう民たちは眠ることすら忘れ、ただ茫然と空を見上げていた。
騒然とした空気が漂う城下を一瞥するかのように『それ』は尚も高く舞い上がる。
突如起こった小ウな地震と、城の尖塔から見えた閃光。
そして城から空へと舞い上がる巨大な光球。
それらの未知なる怪現象に何一つ答えを見出すことができない。
漠然とした疑問が、不安に取って代わるのは容易い。それでも、誰もが動けない。
そんな彼らの前で明滅するその光球は、なにか生き物の脈動を思わせた。
何かが、起こる。
ただそれだけが、バルカの民すべての胸に刻み込まれる。
衆目の中、光がゆっくりとそのサイズを縮めていく。
それが弱っていく縮小ではなく、力を溜め込んでいる予兆であることに誰が気づくだろう。
そして光は、あまりにも呆気なく弾け飛び、
────混沌の幕をこの地に上げた。
■あとがき■
お久しぶりですとお約束の定型句と共にやっちゃいました。
カオスという名の修羅場の中心で哀を叫ぶダイです。
今回はとらハ×●●のクロス系作品初物をお送りします。
ただ『面白そう』で組ませてみた作品の骨子(みたいなもの)なら、
かなりの数が脳内夢想部屋に貯まっていたりします。
某ファンタジア文庫の【聖痕】とのクロスとか、
めでたく最終回を迎えス放映四十周年特撮の【銀色の超人】とのクロスとか。
そんな中で、形を取ったのがこのnamcoの看板である【テイルズシリーズ】とのクロス。
ゲームをやった人ならどのシリーズかは丸分かりでしょう。
いきなり固有名詞がバシバシ出てきているわけですから。
メインはテイルズ。
そしてとらハ側からは僕の大好きな『彼』をお呼びしております。
その他の構成はまだ秘密という訳で。
ともあれ、ゲームをやってない人にも分かるよう、
注釈や用語の解説を付けながら書いていくつもりです。
読みやすさとテンポの良い文章を目指し、精進を重ねます。
それでは、次回のあとがきでまたお会い致しましょう。
ダイさん、ありがとうごいます。
美姫 「テイルズとのクロス」
うーん、テイルズのどれかな。
美姫 「アンタは分からないのね」
残念ながら、知らないやつだな。
美姫 「それはそれで楽しめるから良いじゃない」
まあね。さてさて、これにどう彼が関わってくるのか。
美姫 「どんな風になるのか楽しみよね」
うんうん。次回も楽しみにしてますね。
美姫 「待ってます」