『ファィアーエムブレム 聖戦の系譜』
第二夜 砂漠を越えて
序曲
解放軍がダナン王を倒しイザーク全土を解放したという報はたちまち大陸全土へと伝わった。
これによりシレジアで、アグストリアでかってシグルドと共に戦ってきた者達を中心として蜂起が起こり、またグランベル帝国本領でもシアルフィを中心として不穏な動きが感じられるようになった。大陸全土に反帝国の狼煙が上がり始めていた。
大陸南東部レンスターにおいても例外ではなく、ブルーム王やヒルダ王妃達の圧政に対しまずターラが独立の気配を見せ、レンスターでは城主グスタフの不在に乗じてレンスター王家の直系リーフ王子と彼に従うレンスターの旧臣達が城を占拠した。
そして彼等の頼みに応じセリス公子率いる解放軍がイザークに一万の兵を残し、義勇兵を入れると八万に達する軍勢をもってリボー城を発ち南進を開始した。
対するレンスターを治めるフリージ家は彼等の四倍にも達する三十万の兵で迎え撃たんとする。今レンスターは風雲急を告げんとしていた。
第二夜のスタート!
美姫 「果たして、レンスターはどうなるのか?」
楽しみに待ってます。
美姫 「待ってま〜す」